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みらチャレ基金のバックアップによって活動できた私のアメリカ留学は、10月をもって活動完了となりました。
コロナ禍で当初の計画通りに進まない期間や一時帰国を余儀なくされましたが、こちらのプロスポーツ現場に1シーズンを通して身を置けたことや全米大学体育協会(NCAA)1部校の野球部アスレティックトレーナー(AT)として最大45選手の医療サポートを行えたこと、大学院では投球障害の権威のある教授の下、科学的検証に基づいたスポーツ医学の知識、トレーニングやリハビリ方法の構築に繋げることができました。
断念せざるを得なかったことがある一方で、有事の際のリーダーシップ、多様なバックグラウンドや性格が異なるAT陣をまとめ上げ、組織を円滑に機能させる組織運営をヘッドトレーナーから多く学びました。
スポーツに携わる者として知識や手技が偏重されがちですがコミュニケーションを疎かにすると何事も上手く進まないことを身をもって理解しています。活動期間中に出会った医療従事者やスポーツ現場に身を置いて働いている方々は素晴らしいリーダーシップで組織をまとめており、こちらで体感してきたことを今後の活動に存分に活かしたいと思います。
大学院の担当教授のご尽力で医療ジャーナルへ寄稿する機会がありました。私は、現在発行されている臨床スポーツ医学11月号の「米国NATAにおけるアイシング教育−RICE処置を中心に」という箇所を担当させていただきました。
本号はスポーツ現場におけるアイシングの活用を再考するための特集が組まれており、著名な先生方に交ざって私も担当させていただけたことは大変光栄な機会でした。応急処置の基本となるRICE処置(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)に関して論文から科学的に検証するいい機会にもなりましたし、本基金での活動がこのように形となって残せたことが何より嬉しいです。機会があれば是非ご一読ください。
10月は久し振りに対面での活動も可能となりました。多くのプロスポーツチームが導入している「Stick Mobility」という任意団体がちょうどこのタイミングで認定資格講習を解禁したので、2日間の講義と実技講習を受講し、認定資格を授与してもらいました。
この団体は反発力のあるStick(直径5cmほどのプラスティック製の円柱の棒)を支点に姿勢を保持したり、各種の動作を行って、関節可動域の改善や筋力、神経筋の機能を高めるトレーニングシステムを構築しています。
私は、職業柄どうしても障害予防の観点で動作や手技を見てしまうのですが、この団体のトレーニングシステムからも障害予防のための補強運動やウォームアップ、リハビリに活かせるエクササイズ種目を学び、アスレティックトレーナーとしてのツールをまた1つ増やすことができました。
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