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稲刈りが進んできておりますが,最近水田に白いロール状の物が並んでいるのを見かけた方がいるのではないでしょうか。地元で収穫作業を行っていましたので,白くて丸いものが何か?お答えいたします。 それは,牛のえさとなる稲が白いラップに包まれ,ロール状になったものです。正式には「稲発酵粗飼料」または「稲ホールクロップサイレージ」と呼ばれ,簡単にすると「稲WCS」~WCS=Whole Crop Silage)」となります。 稲発酵粗飼料は,米を収穫するのではなく,稲の穂と茎葉を丸ごと乳酸発酵させた牛の粗飼料なんです。水田で作りやすく,牛にとっても良質な飼料として注目されています。県内では,1,400haを超える面積で取り組まれています。 最近の専用機械は,稲刈り用のコンバインとロール形成機械が一体となっており(上の写真),その後にラッピングする機械で白い固まりに仕上げていく流れになっているようです(下の写真)。 このように白いラップして密封することにより、中で乳酸発酵が始まり、甘酸っぱい臭いのする飼料になります。一つの塊が一つのサイロということになります。それを冬期間などの牛のえさにするわけです。 現場では,専用品種等で栽培されており,専用品種の「ホシアオバ」は,写真にもあるように人の背丈ほど(草丈150cm位)もあり,ロールの数もかなり多く収穫できます。 収穫作業は,宮城県農業公社で作業の委託を受け,実施しています。 水田地帯に白いロールが並んでいるのを見つけた時には「あれは牛のえさなんだ」と思っていただければ幸いです。 農産園芸環境課 M.I
2010.09.24
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7月2日から仙台市博物館で開催されている「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」を見に行ってきました!シカン文化とは南米のペルーに9世紀から14世紀頃に栄えていた文明で黄金で有名なインカ帝国より前の文明にあたります。(ナスカの地上絵で有名なナスカ文化はシカン文化よりずっと前になります。)展覧会ではトゥミと呼ばれるナイフや各種の土器,そして豪華な黄金製のマスクなどシカン文化を形作っていたたくさんの考古遺物が展示されています。また,土器やトゥミによく形作られているシカンの神様も年代によって形が変わっていて,年代によるシカン文明の変化をこの展覧会では見ることができます。音声ガイドを使うと詳細な解説を聞くことが出来ますので,ぜひ使ってみて下さい。「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」は仙台市博物館で8月22日(日)まで開催されています。なお,詳細は仙台市博物館のホームページをご覧下さい。古代の南米ペルーの黄金国家を肌で体験できるまたとない機会ですので,ぜひ行ってみて下さい!仙台地方振興事務所 H.H.
2010.07.26
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※宮城県の山をご紹介するブログです。今回ご紹介する山は「三方倉山(さんぽうくらやま)」(仙台市太白区・たいはくく)です。秋保(あきう)温泉の奥にある秋保大滝を西に進み,秋保ビジターセンターの手前あたりから見えてくる円錐状の山が三方倉山になります。センターを過ぎると右手に大東岳(だいとうだけ)登山口があり,さらにその先にある二口(ふたくち)キャンプ場の駐車場が三方倉山の登山口になります。コースとしてはブナ平コースとシロヤシオコースがありますが,今回ご紹介するブナ平コースから山頂に至り,シロヤシオコースを周回するというルートをおすすめします。駐車場から名取川にかかるコンクリート橋を渡り,対岸を少し下流に足を運ぶと右手に二口自然歩道の入口があり,そこから登り始めます。階段を登ると,二口自然歩道とブナ平コースの分岐の標識があります。ブナ平コースへと左に折れ,シダ類が生い茂る中に,ニリンソウ,ラショウモンカズラを眺めながら足を進めます。水道施設の小タンクがあるあたりからはブナ林となり,森林浴の世界に入っていきます。ヤマツツジ,シロヤシオを所々で見つけながら,山腹を緩やかに斜めにトラバースしていきます。 稜線に出て左手に西進すると,巨大なブナの大木が君臨している小空間に出合います。ここで一息入れ,ブナ林に潜む木霊と会話を試してみませんか。ブナの大木あたりから段々と斜面がきつくなります。突然,右手前方に城壁とも思える,柱状節理が現われます。登山ルートがここで閉ざされる感じになり,初めての登山ではここから山頂に向かうルートに不安を覚え,あえなく撤退した経験があります。岸壁の左側に踏跡がありますので,この登り口が見つけられれば,あとは稜線まで一本道のつづら折りですので,迷うことはなくなります。驚いたのは,蔵王の花と思っていたイワカガミに出合えたことです。イワウチワや,ミヤマシキミと思しき花が見つけられます。細い急登を登りきると山頂の稜線に出て,シャクナゲの道を進むことになります。右手からのシロヤシオコースとの分岐と出合ながら,直進するとほどなく山頂に至ります。山頂はそれほど広くはなく,北側の樹間から大東岳が望めます。さらに奥へ足を進めると展望できるよう刈り払いした空間があり,樹間から南西の方角に南蔵王が望めます。山頂から稜線を戻り,ブナ平コースとシロヤシオコースとの分岐で,左に折れ,シロヤシオコースを下っていきます。シロヤシオコースはその名のとおり時期になれば愛子様の御印のゴヨウツツジが咲き誇るコースになります。大きなつづら折りになっておりますが,下りで使う分には余裕のある下り坂となります。途中,向かいの大東岳を見ながら,ブナやミズナラの雑木林を下っていきます。川のせせらぎが聞こえてくると二口自然歩道と出合い,下流に向かって渓谷散策を楽しんでいくと往路で使ったブナ平コースの分岐の前に至り,更に名取川河川敷に下ります。あとは対岸までコンクリート橋を戻るだけです。今回ご紹介したルートの反対に周回するコースをとると,シロヤシロコースのつづら折りが辛く感じるし,山頂から柱状節理までのルートが急な下山となるのが難点です。なお,現在,二口林道を抜けて山形県側には抜けられませんが,近々,車が通行できるよう整備する計画がありますので期待しましょう。この林道が整備されると時間的に余裕ができ,糸岳(いとだけ),小東岳(こあずまだけ)などを結ぶ周辺の登山ルートが拡大し,トレッカーとしては大変楽しみが増えるところとなります。標高:三方倉山971m 行程:約3時間30分(休憩時間を除く。)参考文献:「新・分県登山ガイド3宮城県の山」(山と渓谷社)行政管理室 T.M
2011.07.13
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※宮城県の山をご紹介するブログです。今回ご紹介する山は「北泉ヶ岳(きたいずみがたけ)」(大和町・たいわちょう)です。アクセスは南側の泉ヶ岳方面からになります。スプリングバレースキー場のロッジの前を北進していくと,途中で林道が舗装道から砂利道になり,桑沼入口の駐車場へと進みます。遊歩道のある桑沼周辺までは気軽にドライブ気分で足を運べます。雪解け直後の新緑,水豊かな夏,紅葉の湖畔,いつも静かな自然の被写体として絵はがき写真を提供してくれます。桑沼の南端からが登山のはじまりです。ブナ林の登山道の両側にニリンソウが群生していますが,今回のルートではまだまだ満足してはいけません。北泉ヶ岳の稜線に当たる大倉尾根まではちょっとした急坂になっていますので,登り切った桑沼・大倉・北泉ヶ岳の三叉路で小休止しましょう。ここから南東の北泉ヶ岳山頂に向かってなだらかな尾根を登ることになりますが,西方の三峰山(みつみねさん)との分岐までゴヨウツツジの樹下をくぐりぬけたり,眼下の桑沼を眺めたりと,すがすがしい気分にさせてくれます。分岐から山頂まで多少急坂になっていますが,さほど時間はかかりません。山頂は東側が開けており,七ツ森などを裏側から楽しむことができます。泉ヶ岳側からの登山者と合流し,あいさつをかわすことになります。十分休息をとったら,登ってきたコースを大倉山に向かって戻っていきます。小休止した大倉尾根の三叉路から北は,さらになだらかな尾根伝いになっているので,周りのブナ,コブシ,ゴヨウツツジなどと同じ空気を満喫しながら自然と同化しましょう。大倉山頂には東屋があり薬莱山(やくらいさん)が望めます。自己責任でその先に足を延ばすと,崖の上から空中を介して船形山(ふながたやま)を見ることができます。東屋から西に向かってしばらくのどかな散策を続けていくと,つづら折りの急坂に出会います。ここを登りに使うと大変そうです。下りきると,氾濫原に至り,ここから2か所ほど川を行ったり来たりすると,雪解けシーズンの5月中・下旬は小銀座のような人のにぎわいになる平地に着きます。川のせせらぎのたもとの光景は,下界の喧騒は何なのかと感じさせます。このあたりは,ニリンソウのじゅうたんが咲き誇り,ところどころにこれに負け地とシラネアオイが顔をあげています。この先,氾濫原を去る際,また川を渡渉することになります。ここから結構時間的に長く感じ,疲労も感じてきますが,何回かのアップダウンを繰り返すと桑沼林道下山口に到着します。あとは広い林道を桑沼入口駐車場に向かって,心と体をクールダウンしていくことになります。トレッキンググッズでありませんが,携帯すると便利な「ビニール長靴カバー」(1足@300~400円)をご紹介します。ちょっとした渡渉の際,シューズの上からすっぽり履けます。このコースでも氾濫原で3か所川を渡るところがあります。知っている方は長靴を準備して来ますが,かさばるので大変です。標高:北泉ヶ岳1,253m 大倉山933m 行程:約4時間30分(休憩時間を除く。)参考文献:「新・分県登山ガイド3宮城県の山」(山と渓谷社)労働委員会 T.M
2010.05.26
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12月6日に登米市で開催された「全国はっとフェスティバル」に行ってきました。「はっと」というのは,小麦粉を練った生地を指で薄くのばして茹で,具だくさんの汁に入れて食べる宮城県北部の郷土料理です。「味噌ばっと」 はっとはしょうゆ味が基本ですが、これは味噌味のもの。 油麩もたっぷり入ってました。今年のフェスティバルでは,「はっと」だけで28のブースが!小さめの容器で1杯2~300円というリーズナブルな値段なので,何杯でもいけちゃいます。(さすがに全部は無理ですが・・・)山梨県の「ほうとう」や岩手県の「ひっつみ」などはっとと同じく小麦粉を練ってつくる郷土料理のブースもあり,はっととの食べ比べも楽しめました。「ほうとう」 山梨の「かぼちゃほうとう」おいしかった!フェスティバルは1日だけの開催ですが,登米市内には常時はっとを出している飲食店もありますので,登米市においでの際にはぜひ「はっと」を食べてみてください。野菜のうまみがじんわりしみる汁に,つるつるしこしこの「はっと」,おいしいですよ!むすび丸も記念撮影に大忙しでした 富県宮城推進室 H.E 楽天市場内の「はっと」取扱店舗海老喜 味噌醤油醸造元福栄屋みやぎ登米ふるさと館
2009.12.08
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前々から気になっていたあぶら麩丼を食べに、休日に登米市登米町まで行ってきました。あぶら麩といえば、お味噌汁などで食べるイメージしかなかったので、それを「丼」として食べるとどんな感じなのだろうと興味津々でした。行ってきたお店は、登米市登米町の観光物産センター「遠山の里」の中にある「蔵・ら~」です。蔵・ら~セット。はっと汁もついていて結構なボリューム。あぶら麩丼を食べた感想は、ふんわりしていて、味も染みていて、とてもおいしくて大満足でした。帰りには、国指定重要文化財である教育資料館を見学してきました。この建物は明治21年に建てられたもので、洋風の雰囲気が漂いとても趣深いところでした。教育資料館。2階の校長室前にあるバルコニーが気に入りました。ここからは校舎と庭の全体を見渡せるのです。この日は風が冷たく寒い日でしたが、遠山の里も教育資料館もお客さんがいっぱいいました。 富県宮城推進室 H.S
2009.12.02
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