『役場課長会議の町長挨拶から』

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2010.10.26

こんにちは。○さんです。

毎週月曜日午前９時から課長会議が行われ、冒頭町長から挨拶があります。

昨日の課長会議では町長就任３年目に入ることから、就任時職員に対して行われた訓辞の内容について話され、各自もう一度初心に立ち返り仕事に励んでほしいとの挨拶がありましたので紹介します。

昨日２４日は私の町長就任満２年の日であった。今日２５日が３年目のスタートとなることからお礼を兼ねて話をさせていただきたい。管理職の皆さんには町の幹部として町政に協力いただき２年間、過ごすことができた。

地方行政が財政的に厳しい中、職員の皆さんには大変な苦労をかけたが、たとえ金が無くても知恵を出し合えば良い町づくりができるのではないかと思う。
私が就任したときに話した五つの事柄を少し思い返してみたい。

（１）町民の側に立った行政を心がけていただきたい。
町民の目線で町民が何をどういうふうに考えているのか、ということを常に考えていただきたい。

（２）プロの集団になっていただきたい。
スポーツの世界では大会などで良い成績を修めたとしてもアマチュアであれば賞金は一切もらえないが、プロは成績に見合った賞金をもらえる。たとえ若い職員であってもプロの職員として給料をもらっている以上、プロとしての意識を持って仕事をしていただきたい。管理職の皆さんにも、若い職員がプロ意識を持てるよう教育に努めていただきたい。

（３）仕事は楽しくしていただきたい。
自分に与えられた仕事を理解し、また先取りすることによって自分の能力を高め、仕事が楽しくなるようにしていただきたい。

（４）良い人間関係を築いていただきたい。

（５）人間的魅力を伸ばしていただきたい。
画家の横山大観先生は「人間ができて初めて絵ができる」と言われた。各自が器を大きくするための努力をしていただきたい。

身延町.jpg

更に、言われたこと、決められたことができない職員は問題外と言える。それらをそつなくこなすのは普通の職員である。町民の皆さんが何を考えているのか、何をすれば喜んでもらえるのか、それらを考えながら仕事をする職員になっていただきたい。

何か問題が起きたときは私が責任を取ると言ってきたが、２年間、皆さんから問題が出たということは少なかったと思う。今後も良いことは後回しで良いが、不都合の場合は即刻報告をしていただきたい。その方法は直接でも総務課長を通じてでもよいので必ず連絡をしていただきたい。

私の任期もマラソンで言うならばちょうど折り返し点であり、これからも皆さんと共により良い町づくりに頑張っていきたいと思うのでよろしくお願いしたい。
（文責：総務課庶務担当、要点を整理し記載）

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