『川霧とカワセミ』

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2010.11.10

おはようございます。○さんです。

１１月４日のブログ（『カワセミの観察は早朝が最適』）の中で、「カワセミは、くちばしが大きく独特の形状をしていますので、シルエットでもカワセミと分かります。」と書きました。
今回もカワセミのシルエットの写真を紹介します。

富士川では１２月に入ると川霧が発生することがあり、とても素敵な風景となります。また、その頃になると柳の木も葉を落とし、川霧と組み合わせたら幻想的な風景になるように思います。
さらにその柳の木にカワセミが止まったら・・・・。との思いから、「絶対にこの柳の木にカワセミは止まるはず。」と信じて通い始め、漸く撮った写真の紹介です。

ある年の１２月上旬の早朝、ある橋の上に三脚を立てカメラを設置し、柳の木にピントを合わせ、身を切る寒さの中、２時間ぐらい川霧とカワセミが枝に止まるのを待ち続けましたが、両方とも現れずだめでした。
次の日も撮影を試みましたがだめでした。さらに次の日も・・・。
そして１０日目、その瞬間は訪れました。
望遠レンズでの撮影のためカメラがぶれないようレリーズを使用しますが、悴む手に息を吹きかけながらシャッターを切りました。

kawasemi008

しかしこの写真ではカワセミのシルエットが良く分かりませんね。上手に写真をブログに載せられず申し訳ありません。さらに言えば、カワセミの枝に止まる位置がもう少しずれていればもっと分かりやすかったのかもしれません。とても残念です。
実際の写真ではカワセミと直に判断できますので、ご覧になりたい方は機会をみて役場へお出かけ（ちょっと無理ですね）ください。

写真を撮る過程には色々な苦労があります。（当たり前ですが。）
何も語らず「男は黙って・・・・。」の方が良いとは思いますが、たまには舞台裏の話も面白いのでは？との思いから・・・・。

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