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5月も半ばになり、金華山も黄金色のツブラジイの花で色づいています
花粉症で悩まされている人もようやく症状が落ち着き、気持ちよく外を散策できる季節になったのではないでしょうか
「金華山」の名前は、ツブラジイの花の色が由来と言われることがありますが、このような景観になったのは実は明治時代以降のことです。
稲葉山と呼ばれていた戦国時代は、大半の木が伐採されたハゲ山だったようですし、江戸時代の絵図を見るとすべて松の山として描かれています
ちなみに松はパイオニア植物と呼ばれていて、荒地でも最初に生える樹木だそうです。
戦国時代に岐阜城の城域だった場所は、江戸時代には尾張藩の管轄になり、立入禁止となりました
その結果、何もなかった山に松が生えて、徐々にツブラジイに置き換わっていき、明治時代の宮内省御料林、戦後の林野庁国有林と変遷する中で今の姿になっていったようです
なお、天守閣から山を見ると、国有林の中はツブラジイや深緑の木々、その外側は新緑の山となっており、山の色が変わっていることに気づきます。
これは周辺の山は戦後まで伐採が行われていたため、植生が異なっているからですが、視覚的に城の範囲を確認することができます。ツブラジイの咲く範囲=城の城域なんて素敵ですね。
みなさんもぜひ、金華山に登ってみてください。その際は、眺めのいい水の手道(めい想の小道)から登ることをお勧めしますヨ
