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皆さんこんにちは
本日のチャンプルーブログ担当は
ビーチホテルサンシャイン です。
今日は、日本一早い田植えについて書こうと思います!
県内で最も稲作が盛んな石垣島。
今年は、1月17日に超早場米の田植えが始まりました。
石垣島の稲作は主に2期作。
3期作に取り組む稲作農家もあります
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2009年1月26日のブログで触れた「かけはし」について。
平成5年。
東北地方を襲った大冷害。
たくさんの稲作農家が被害に合い、日本は米不足になりました。
当時、翌年植える種籾がないという危機的な状況になった岩手県。
岩手県と沖縄県が協力し、石垣島で種籾を栽培する「種籾緊急増殖」という事業が始まりました。
この事業は翌年の田植えに間に合わせるよう、冬場に種籾を増やすというもの。
さまざまな困難を乗り越え、
岩手県から送られてきた約2トンの種籾は、116トンに増えて岩手県に帰りました。
平成6年、岩手県の水稲は大豊作だったそうです。
この大事業をきっかけに岩手県と石垣市で「かけはし交流」が始まりました。
高校生の交換ホームステイや石垣島マラソン大会に岩手県から毎年参加されたり。
この事業を後世にも伝えていこうと、「種籾緊急増殖事業記念碑」が作られ、
2009年1月24日、
石垣島のJA八重山地区本部ライスセンターで除幕式が行われました。
岩手県から関係者の方々がたくさん来島され、
「最初に田んぼを耕す時に水牛が出てきたのにはびっくりしたよ~」
等々、当時のことをお話してくれました。
実は。
この事業の5年後、平成10年に今度は石垣島が台風の被害にあい、
稲がほぼ全滅してしまったことがありました。
その時、手を差し伸べてくれたのは岩手県でした。
現在、石垣島は沖縄県一の米どころです。
今でもかけはし交流は続いております
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