まちこつれづれ

まちこつれづれ

2023.06.16
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カテゴリ: 近況
私は、とある物件の内見に来た 

ワンルームのアパートだが、その外観は変わっていた 

住宅街のど真ん中に、茶色いトタンで覆われた柱がそびえたっていて、そこに点々と小さく貼り付いているのが、部屋らしかった 

何故かマリオにでてくるパックンフラワーを思い出しながら、エレベーターで目的の部屋に(茶色い柱はこれだった) 

ついた部屋は、正直、変わっていた 

そもそも、部屋の外観が正方立方体でないのが気になっていた 

円柱を、円の4分の1カットにして、横に倒した様な形をしていた 

しかもいかにもプレハブ仕様だった 

内装は、昭和感ただようノスタルジックなもの 

ドアを開けてすぐ居住空間、ワンルーム 

ソファに座って同行者と「これ部屋じゃないよね?」と話していたら、不動産業者らしき人が、シャッターを開けた 

ガラガラと、目の前の壁が、天井に向かってあがってゆく 

あぁだから外から見たら曲線だったのか、と思った 

シャッターが上がると、前方、上方が開けて、心地よい風が撫でてゆく 

今日は晴れで良いな思った 

とても見晴らしが良い(でもここ住宅街だから見晴らしが良くても…と今思った)  

でもやっぱりこれ部屋じゃないよね、ガレージリフォームした時に秘密基地作っちゃいましただよねと同行者と話した 

そういえば、ここにはキッチンと風呂とトイレがない 

それを聞くと、業者はニコニコしながら床下収納の扉を開けた 

床は昭和の台所にありそうな花柄のタイルだった 

扉を開けてすぐに、はしごのような急な階段があって、 
そこをおりたら台所だった 
風呂、トイレ、それぞれに続くドアもあった 

まさかのメゾネット構造に驚きつつも、いやこれ部屋っていうより部屋じゃないよね?とか 

キッチンスペースへの出入り口、多分ずっと開けっ放しだろうなぁ、とか 

夜、寝ぼけて落ちそうだなぁとか同行者と話した 





姉は、とある人に謝りたいと言った 

何故かはわからない 

それで姉についていった 

そこは小綺麗な喫茶店だった 

白いケーキキャビネットがあり、真ん中には謎の穴があった 

姉は、近くにあったケーキ用のトング(銀色でピカピカのやつ)を手にすると、その謎の穴に先端を入れた 

そのままぐるぐると回せば、その謝りたい誰かに会えるらしいが、

あまりに姉の動作が遅いのでイライラした私は、姉の手ごとトングを掴むと、さらに深く謎の穴に突っ込んだ 

トングは私たちのてを離れた 

私は姉から非難された 

トングはケーキキャビネットのガラス越しに、普通に並べられたケーキの手前に落ちていた 

そこで喫茶店の扉が開き、姉の謝りたい誰かがやってきた 

小洒落たガクト 
マイケルジャクソン 
浅草でたんじろうが遭遇した鬼舞辻無惨 

そんな外見だった





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最終更新日  2023.06.16 07:34:55
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