2004/10/17
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

『生まれてから死ぬまで 疑うことを知らず
       人を欺くこともなく 天使のように生きる。』

先日、本当にそう思える微笑ましい出来事があった。

学校からの帰り道のバスの中、私は後ろの方の席に座って
車外の秋景色とバスの中に優しく差し込む光を眺めていた。
とある停留所で成人はしていると思われるダウン症の方が乗ってくる。
私の自宅までの帰り道には授産施設があり、
障害のある方々がバスに乗り合わせるのは毎日のような出来事で珍しくはない。
ただ、その日はほんの少しだけ違った。
私の斜め前には30歳代の母親と幼児の子ども2人がベンチシートに座っており、
そしてそのベンチシートの隣には小学校1~2年の男の子が立っていた。
そのベンチシートの横に立っている男の子に向かって
先ほどバスに乗ったダウン症の方が「ハイ、どうぞ」と言わんばかりに
手の中に握ったガムを差し出してくる。
その小学生くらいの男の子は戸惑った顔をして、座っている母親の顔を覗き込むと
その母親は『貰いなさい。』と微笑んでいた。
そしてその男の子は、ダウン症の方から握っていたガムを受け取ると
ダウン症の方は微笑んで男の子の頭をなでてバスの空いている席に座った。
その光景に私は心が洗われた気持ちになり、顔に笑みがうかんだ。

ダウン症は1000分の1の確立で出生され、そう珍しくはない疾患である。
通常、常染色体22対44本と性染色体2本の計46本染色体があるのだが、
ダウン症の場合、常染色体の21番目が1本過剰で3本存在する。
障がいとしては、知的発達の遅れや筋緊張(筋力や持久力)が弱いことなどがよく知られている。
また、最近は医学の進歩に伴って60歳代まで生存する方もいるようだが、
出生時の心奇形の合併や白血病を発症することも多く、長く生きられない子もいる。
性格は個人差は大きいものの、「陽気で人なつっこく、社交的である。」「強情な面はあるが、率直で従順で誰からも好かれる。」「音楽が好きで、模倣力に富んでいる。」「情愛深く、世話好きである。」と言われ、
上記のような出来事だけでなく、本当に天使のような存在だと感じさせられる出来事は多いようだ。

私は忙しさから読む時間がないため、ずっと読みたいと思いつつも、手が出せていない本がある。
それは『たったひとつのたからもの 息子・秋雪との六年』(加藤浩美/著、文芸春秋、2003年11月発行)である。
この本は「あなたに会えて 本当に よかった うれしくて うれしくて 言葉にできない」
の小田和正の曲が流れている明治生命のCMやアンビリーバボーで放送されて有名であろうと思うが、
今回は松田聖子主演で10月26日午後9時から日テレ系で放映されるそうだ。
本と比較して、きっとドラマの2時間程度では表現しきれない部分もあると思うが、
本を買うきっかけとしてはよいのかもしれない。

―――生きることの意味を教えてくれる天使達―――

※MACOは明日からちょっとの間、日高方面にお出かけしますので、更新は週末になると思います☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/10/17 02:47:35 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: