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2004年05月19日
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われわれの眼はその黒光りを帯びた鉄製のそれに釘付けになる


戦いの直前にあがり続ける白煙はくしくも、
われわれの戦いの始まりを予期していたかのような、
のろしのようでもあり、
それはまた戦いの前に行われる鼓舞のように舞っている。


人々の目は血走り、今か今かとそのときを待ち望んでいる。


ある人は、空腹に震え
またある人は、木製のその戦場で唯一の武器を携えている


葱、上、松坂...その横にたたずむ麦汁。





どれほどの時が流れたのだろう。


それは1,2分なのだろう。


しかし、戦場に立ったものは、
そのときを永遠に感じるかもしれない。


わたしの横にいた敵兵が、
木製のやたら手にしっくりくるものを携え、
怪しく黒く光る四角い戦場へ手を伸ばす...


そして、熱を帯び始めたそのBattle Fieldに無尽蔵に横たわる「枚」で数えることのできるものを裏返した


「はっ早い。」


そいつはまだだ、赤いじゃないか!しかし、先手を取られるわけにはいかない。こうなったら、奇襲だ。


私は『二枚』裏返し、



二枚裏返すという行為はそのものを三枚裏返すという行為とは一線を画す。


なぜなら...
三枚もしくはそれ以上ならば、
それはすべての兵士を思っての行為。

みなへのいたわりなのだ。




しかし、二枚...
それは自己主張の激しいこの世代、
もしくは末っ子を代表するかのようなジャイアニズム的なものである。

「おれはもう二枚いただくんだ!」

つまりは、ジャイアンなのだ。


虚をつかれた!


それは隣に居座る敵兵がすでに裏返したものを
『たれ』という名の、最高の調味料をそれにまんべんなく
染み渡らせ今にも口元へと運ぼうとしている。


もう、なすすべはなかった...


その敵兵は先手をついたのだ。
顔の筋肉は緩み、口元はゆるんでいる。
その表情からは誰が見ても歓喜を感じることができたであろう。


ああ、焼肉よ




お前のためにそこは戦場と化す





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最終更新日  2004年05月21日 06時05分47秒
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