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諸事情により、引っ越します。http://balard.sakura.ne.jp/book/引き続き宜しくお願いします。
2015年02月15日
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if サヨナラが言えない理由/垣谷美雨 【後払いOK】【2500円以上送料無料】主人公は、33歳の女性医師、ルミ子。ときどき、空気が読めず、患者さんにいってはまずいことを言ってしまったりする。ある日、病院の外に落ちていた聴診器を拾い、有名女優の娘である末期がんの患者にあててみたところ、彼女の心の叫びがわかってしまう。そして、母のように女優になりたかった彼女は、心の中で過去に戻り、自分の夢をもう一度叶えようとしてみる…さまざまな後悔をかかえて生きる患者たちと、その過去を体験するルミ子。過去に戻ってやり直しても、理想的な生き方はやはり難しく…しかし、ある種の人間の真実は発見できる。…設定があり得ないので、イマイチ感情移入できなかったが、サラサラとすぐに読めた。お涙ちょうだいなだけでなく、なかなか人間のビターな面を描いていたよかった。家族として長く一緒に暮らしていても、その人間の本質は見えない、ということが描かれていたのが、面白く、ちょっと怖く、でも、それが本当なのかもしれないとも思う。ルミ子先生自身の恋愛エピソードはいらん、と思ったけれど、気軽に読めるエンターテイメントでした。
2015年01月23日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】老けない人の免疫力 [ 安保徹 ]なんと、生まれて初めてインフルエンザになってしまった…。ちゃんと予防接種していたのに…仕事を一週間も休んでしまった。悔しい!金返せ!今回は、職場でも、次々に同僚がインフルエンザにかかっていった。大人の間でこんなに流行る年は初めてだ。まあ、今は治癒証明もゲットし、まずまず元気だが…自分の「免疫力」というものを疑った。なぜ、私のようにかかってしまう人と、私よりもずーっと忙しくて職場に張り付いているのにかからない人がいるのか?それは、免疫力の違いなのだ!と思って、手にとってみた本。要するに、パソコンばっかりせずに、仕事ばっかりせずに、体を温める粗食にし、よく寝て、ストレスをためない、良く笑う。これでばっちり、のようだ。難しい…パソコンに向かって仕事ばっかり根を詰めてしてるし、つい甘いものに手が伸びるし、(砂糖はダメよ)夜はいろいろあってぐっすり眠れないし、あーーー、ストレスたまるわあって感じることが多いし、子どもにはキレまくってるし、最近、心の底から笑ってない……あんまり。これではいけない!作り笑いでもいいらしいので、笑って、ゆったりして、副交感神経を優位にしよう!なんか、笑える本とかマンガとか、さがそう…
2015年01月22日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】億男 [ 川村元気 ]弟のつくった、3000万円の借金を作って、妻も娘とも別々に暮らすようになった主人公。借金を返すために、ひたすら働き続ける彼だが、宝くじで3億円当ててしまう。彼はその3億円を持って、学生時代の親友、九十九のところへ「お金」とは何であるかを聞きに行く。ちょっとしたすきに、九十九は彼の3億円を持って消えてしまった…主人公は九十九を探す旅に出る。と、楽しそうな小説なんだけれど、何回も、眠りそうになった。(こたつで寝てしまった日もあり)文章に引き込まれるところがなく、やや説明的。ありえない設定で人生の真実を描くというのは、もちろんよくある小説の手法だけれど、あんまり真実に迫っていない気がした…というか、私には合わなかった。九十九の言う通り、私も、お金が大事だとは思っていながら、お金そのもののことを深く考えたことはないけれど…お金って、フィクションなのに、人間っていうのはどうしてこんなにもこれにふりまわされるの、って思うけれど…さて、小説のオチも、「ふうーーーーん。」って感じで感動無し。でも、作者が感動させたがっているのはわかる。目的ありきの小説という感じで、文学的価値は??です。では、愛はあったか?愛はありました。小説をふだん読まない人には、気軽に読める一冊かと思います。
2015年01月11日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ふがいない僕は空を見た [ 窪美澄 ]かなりビターな青春小説。連作形式になっていて、それぞれの登場人物の視点から語られる。人妻とコスプレ不倫する高校生の斉藤くん。斉藤くんに片思いの松永さん。斉藤君の不倫相手、義母に不妊治療をせまられる人妻。斉藤君の友人で、認知症の祖母と二人暮らしの福田君。(母は男のところへ行ってしまった)助産師として女手一人で息子を育てる斉藤君の母。斉藤君と人妻の不倫現場が、人妻の夫(キモいんだこれが)によってバラまかれることでさまざまな事件が起きていく。エピソードがちょっと散漫な気はするけれど、それぞれ、家族の問題があり、なかなか、心に染みた。まさに、「不幸な家庭にはそれぞれの不幸な家庭の形がある」という、『アンナ・カレーニナ』の冒頭のまま…(『アンナ・カレーニナ』はまだ読み切ってないが))実に面白かった。一番泣けたのは、最後の、斉藤君のお母さんの章。心から、がんばって…いや、がんばりすぎないで…思ってしまった。映画にもなっているらしい。瑛太の弟の永山ナントカという俳優(名前が出て来ない…でも、うまいと思う)が斉藤君、人妻が田畑智子、福田君が窪田まさたか(この若手俳優も、うまい方だと思う)だって。みたいなー。子どもには見せられそうにない作品ですが…(R15?)
2015年01月08日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】他人を攻撃せずにはいられない人 [ 片田珠美 ]こんな本、役に立たないとうっすら感じながらも、思わず書店で手に取ってしまった本。その日は、落ち込んでいて……いつものことだけれど、子どもを怒りすぎた。もはや、「叱る」レベルではなく、自分の感情をぶつけまくってしまって…私ってどうしてこーなの?と、自分を分析したくて本を読んでみた。要するに、自分の価値を保ちたく、相手を支配したく、それも、相手は、弱い者に限る!まさにそうだ…とにかく、自分を変えたい!と思う日々である。しかし、頭に血が上っている最中は、なんとかして子どもに恐怖を与え、言うことを聞かせようと(支配しようと)してしまう。なんで、子育てに関しては、自分をコントロールできないのだろう?!ああ…いけない。でも、でも、でも、言い訳をすると、子ども以外の人に対しては、私は他者を攻撃するタイプではない。嫌いな人がいても、困った人がいても、うまく避けるし、言いたいことがあっても、相手を傷つけないようにしている(つもり)昔、「他人を攻撃せずにはいられない人」に数カ月攻撃されて、職場に行くのが辛くて辛くて、宗教の本を読んで救いを求めようとしたこともあったけれど、そのときにいろいろと「攻撃者」について考えたことと、この本に書いてあることはほぼ一緒だったので、この本は、新しい見地を開いてくれたとは言えなかった。でも、また振り返って「子どもを攻撃せずにはいられない」自分。ガミガミ言い募ることは、卑しいことだ…と胆に銘じたい。
2015年01月07日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】紙の月 [ 角田光代 ]テレビドラマにも映画にもなった(観てないけど)本。よく売れているらしい。図書館でもずっと貸出し中なので、文庫本を買って読んだ。面白くてまた一気読み。若い男に貢ぐために横領する40代の銀行パート主婦、のお話、と言ってしまえばそれまでなんだけど…主人公の梨花は、なんか空洞っていうか、あまり濃いキャラクターではない。(やってることはスゴイが)普通の人が悪くなっていくので、「もー、やめときなさい!」と心の中で何回も言った。面白かったのは、二人の男性の描写。梨花の夫は、梨花の稼ぎよりも自分の稼ぎの方がいいことを自分のプライドとして固く守り、チクチクと梨花に言い、行動にも出す。(梨花のおごったレストランの料理を暗にけなすとか)貧乏学生だった梨花の恋人は、最初はお金を出してもらって恐縮していたが、そのうち、梨花がお金を出すことを当たり前だと思うようになって、贅沢を知ってしまう。どっちの男もやーだーーーー!と思ったが、これはある意味男性の普遍的な姿かも…恋愛関係、夫婦関係といっても、「お金」の問題はすごく大きい。瀬戸内寂聴先生の本で昔読んだが、男と別れたくても別れてくれない場合、ある程度まとまった金を「手切れ金」として渡すと、簡単に分かれてくれるとか。本当ですか??それはおいといて、本は、面白かったです。宮沢りえ主演の映画も、ツタヤで108円になったら観たいな❤
2015年01月06日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】1%の力 [ 鎌田實 ]みなさん、あけましておめでとうございます。本年もときどき更新したいと考えております。どうぞよろしく。さて、大晦日の夜から元日にかけて読んだ本。この人の名前は前からよく聞いていたけれど、著作を全部読むのは初めてかも。泣けた…短いエッセイを集めたものなのだけれど、ほろ酔いで読んだからか?涙腺が3回ほどダラになった。(富山弁)人生、1%ぐらいは、他者のために生きなさい、それが自分のすごい力になる、生きた意味になる、という趣旨なのだけれど、医師としての経験からのエピソードの数々に泣かされた。私ったら、100%自分のために生きている。家族の世話も少しはするけれど、心を使っているかというと…忙しいなあ、とばかり思って、自分の時間ばかりを欲しがって、イライラしている。これじゃあ、いい生き方とは言えませんね…なので、2015年の誓いは、家庭も、仕事も、人のためにもうちょっとがんばるということ、になりました。健康寿命まであと20数年しかないし…この人の他の本も読んでみたくなりました。
2015年01月01日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】勉強がしたくてたまらなくなる本 [ 広政愁一 ]本の右上に「ダメな大人用」と書いてある。愚図で、なかなかやるべき勉強が手に着かない・・・・という人のための本。自分自身、勉強=仕事、という感じなので、日々、時間に追われながら、勉強せざるを得ない環境にいる。しかし、仕事にはあんまり関係ないけれど、英語を話せるようになりたい…とか、仕事に関することで、もっと勉強しなければならないことはある。何かしようと思ったら、時間を作るためには、何かをやめなければいけないと著書にあった。そうね、こんなブログ書いてる時間とか、ついついしてしまうネット(ウインドウ)ショッピングの時間とかをやめるべきですね。若い人に対して「勉強しなさい!」といわなければならない仕事もしている私。自分自身が勉強していないと、説得力もないし、本気で言えない。さて、いちばん役立った&心から焦ったのは、巻末の、48年の人生のカレンダー。コピーして書き込み、一般的に働ける、60歳までの時間はほんの少ししかない!ということをヴィジュアルで実感した!健康寿命の70歳までも、ちょっと…勉強より、もっともっと稼いで貯金しないとヤバいなー…と思いました。焦りますよ!中年以降のお方!
2014年12月28日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】なぜかお金を引き寄せる女性39のルール [ ワタナベ薫 ]早くも明日から師走。お金…ないなあ(なーんて言ってはいけないそうだ、この本によると)忙しく働いているつもりだけれど、仕事と支払いのタイムラグが激しい仕事もあるし…何かと、物入りだし…さて、タイトルを見て、お金を引き寄せられるなんていいわーと思って読んだのだけれど、なんだか意味不明。言葉の意味が分かっても、文の意味、いいたいことがさーーーーっぱりわからない。わかろうとすると、腹の底から拒絶反応が出てきて…いいんです、私はこのままで!と思ってしまった。よって、私にお金は引き寄せられないでしょう…しかし、なんだろう。この本の薄気味悪さの正体は。確かめようと思って、もう一度手にとってみたけれど、やっぱり拒絶反応でした。では、この本に愛はあったか?うーーーん。お金への愛はあるのでしょうけれど、人間愛というものが感じられませんでした。すみません。この方も一生懸命に生きて、世のため人のために頑張っていることは尊敬します。
2014年11月30日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】461個の弁当は、親父と息子の男の約束。 [ 渡辺俊美 ]離婚してシングルファザーになったミュージシャンの父が、高校三年間、息子に手作りの弁当を作り続ける。冷凍おかずなどの加工食品を使わず、野菜たっぷり、卵焼きも工夫して、肉も魚も入ったそれはそれはゴージャスな弁当!手作り弁当って本当にいいよなーと、感動した料理本。息子も、コンビニで弁当を買わず、学食を利用せず、父の弁当にメールで感想を述べる。毎日毎日の地味なことが、親子の関係を安定したよいものにするのだな…がんばらなきゃ。今は毎日、夫と自分の弁当を作っているが、どうも、ワンパターン&地味&手抜き。(でも、富山米にソフト昆布がかかっていたら、私は、それで、何よりもおいしい…)たまにこういう本を読んでやる気を出さなきゃ、と思う。この筆者だって、ミュージシャンとして忙しくしながら、毎朝作ってたんだもの。子どもには、ひと月に一回ぐらい、お弁当の日があるので、作るけど、けっこう細かく具体的な指示を出す子なので、楽。この間は、「炊き込みご飯でくまちゃんを作ってちょーだい」とリクエストされた。ええ、ええ、作りましたとも!彼が高校生になったら、栄養たっぷりのお弁当を毎日作らなきゃなー。あ、夫君にも、現在、いいお弁当つくらなきゃね…とろろ昆布 北海道産 無添加 おせち 味噌汁とろろ昆布 北海道産 無添加 おせち 味噌汁♪ ソフト昆布(大) ♪【四十物こんぶ】 【お歳暮】 【お祝い】 【お取寄せ】 【お取り寄せ】 【プレゼント】 【名産】【02P30Nov14】↑↑富山の家にはだいたいある(と思う)ソフト昆布。「坪川昆布」も検索してみてね!
2014年11月29日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ランチに行きましょう [ 深沢潮 ]ママ友のつきあい?を通じて、それぞれの人生や思いを浮き彫りにしていく連作小説。それぞれのキャラクターがやや極端で、あまり共感できなかった。私は幼稚園ママではなく、保育園ママなので、ママ友との付き合いは挨拶程度だし…大変ね…という感想。正直、あまり評価できない作品。では愛はあったか?愛は、ありました。ママ友との微妙なつき合いを大切にしていたり、悩んでいる人はぜひよんでみてください。共感できる部分が、あるかも、しれません。
2014年11月29日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】不自由な絆 [ 朝比奈あすか ]仕事に生きてきた洋美と専業主婦のリラは、乳児の予防接種会場で再会する。真面目な同級生だった彼女がまさか自分と同じ時期に男の子を産んでいた。しかも、洋美の赤ちゃんは癇が強く、かなり手こずっている。リラはママ友ができてよかったと思うのだけれど…幼稚園に入るころには、洋美の息子はかなり乱暴者で、気の弱いリラの息子にひどいことばかりするのようになる。別のママ友たちと相談して、リラは洋美の息子を幼稚園から追い出すような格好になる…という話。二人の息子が中学生になるぐらいまでを描いている。国立大学の付属中学で、たいして仲がよくなかった真面目な洋美と美人のリラ。どうしてリラが洋美とママ友になろうと思ったかという理由も徐々に明らかになる。面白すぎて、夜中までかかって一気に読了してしまった。そんなことしてる場合じゃないほど、忙しいんだけれど…「育てたように子は育つ」という言葉に、反発する母親の気持ち。わかるわあーーーー!と思う。私も息子がいるが、赤ちゃんのときから、けっこう神経質で、ミルクは頑として受け付けず、3歳になるまで毎晩のように夜泣きし、場所見知りで…子育てサークルなどでは「なんでうちの子だけが?」と思ったことがある。3歳で保育園に入ってからはショック療法で、「子供のくせに子供嫌い」は克服したようだけど…これは、持って生まれた魂なんじゃないの?と思うことが多い。だから、すごい乱暴者で意味不明に意地悪な子って、確かにどこにでもいるんだけど、「育て方」だけじゃあない気がする。母親は、大変なんです。いままでの仕事の経験とか、なーーーんにも通用しないからね、子育てって。愚痴になってしまったけれど、小説は、女子の微妙な人間関係をそれはそれは巧みに描いていて、おもしろかった!おススメです!
2014年10月04日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】だから日本はズレている [ 古市憲寿 ]1985年生まれ(若い!)の社会学者の卵、みたいな人が書いた本。テレビにも出てるらしい。見たことないけれど。誰かに雰囲気が似てるなあ…と考えてみたら、あの偉そうなイタリアンの「川越」さんに似ているかも、と思いました。写真で見るかぎり、髪型がおしゃれすぎてタイプではない…さて、そんなことはどうでもよくて。現代日本の、ちょっとおかしいなあーと思うことを独自の視点、表現で切り取っている。なかなか笑えた。面白かった。中学生に配っている「心のノート」なるもの、そんな内容だとは知らなかった。勤務先で見たような、見てないような…現実的に、「道徳」の時間に「道徳」をしている中学校がどれくらいあるかは知らないけれど…さて、この本、うまいなあ、とは思うんだけれど、新潮選書ということもあってか、かなり軽め。社会学者(の卵、たぶん)だったら、もうちょっと根拠のしっかりした内容を書いていかないと、エラくなれませんよ、と老婆心ながら思いました。最後の、2040年を予測して述べた章には共感できた。私は、2050年ぐらいには、合法的、政府認定の「自殺マシーン」ができると思うな~
2014年09月24日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】カシュトゥンガ [ 水沢秋生 ]もっとさわやかな青春小説かと思いきや…なんとも後味のわるーい小説だった。でも、わけもなく、いじられたりいじめられたり、いやな役目を押し付けられたりする子どもっているけれど、この本のように、結束すればすごい力になるよなー。いじめる方は、根拠なく、優越感みたいなものを持っていて…(中心グループって、やつ?)子どもの世界も、なかなか苛酷です。しかし、現実の世界では、上記の「弱者」になりがちな子どもは本質的に優しくて、復讐など考えないタイプが多く、それを本能的に見ぬいていじめっ子はいじめる。というのが、実際に若い子たちを観察しての私の実感です。いじめっ子に制裁を与えてみたい人はぜひ、読んでください。
2014年09月14日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】小森谷くんが決めたこと [ 中村航 ]普通の、普通すぎる男の子の地味で、ちょっと波乱のある半生を、小説家が自分自身で取材して小説にした本。小森谷くんの幼稚園から、20代後半までのあれやこれやを描いている。人は誰でも自分の人生から一冊だけは小説を書けるというけれど…ただの出来事を連ねるのではなく、そこに何か一本貫くものがあってこそ小説になりうる。作者の手腕に脱帽。しかし、男の子にとって初恋のちからはすごいですね…ふられまくる小森谷君だけど、これからもがんばって生きてください。影ながら応援します!
2014年09月12日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ひとのからだ [ 毛利子来 ]たまには絵本の紹介。子どもを保育園に迎えに行くと、この本をよく読んで(見て)いた。他の子にも人気のようで、4人ぐらいの子が頭を寄せ合って読んで(見て)いるときもある。まだ四歳なので、字はたくさん読めないが…私もちらっと見たところ、なかなか面白そうなので、たまには買ってやろうと思って子どもにプレゼントした。この本は、とにかくリアルでごまかしがない。なんと、人間の心臓の写真!まで載っている。その他、胃とか腸の精細な描写や、静脈や動脈のながれる様子まで…文章の内容も、子ども相手だからといってファンタジックに書いているところはない。子どもって、こんな本が好きなんだなあ…でも、ますます「なんでなんで?」マンになってきた子どもの新たな疑問が増えると面倒なんだけど…例:「肉はピンクなのに、どうして焼いたら茶色になるの?」とか…職場の人に聞いてみたが「熱変性です」と言われても…わかりましぇん。本はとってもお勧めです。
2014年06月04日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】左目に映る星 [ 奥田亜希子 ]この著者の本を初めて読んだ。主人公は、ほんのすこーし目が不自由な女性。恋人とは別れ、時々合コンに出ては男性との短い付き合いをしている。ある日、合コンで知り合った人から、自分と同じような目の症状を持つ人の存在を知らされ、会ってみることにする。彼女いない歴=年齢、といったかんじの彼はアイドルの追っかけだった。気が合うわけもなく、彼の行動にドン引きする主人公なのだが…島本理生テイスト+「電車男」、みたいな感じの話だった。平凡な恋愛小説といってしまえばそれまでなんだけれど、いろいろと複雑でして。面白く読めました。テレビドラマにはなるんじゃないでしょうか。
2014年05月31日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】卯月の雪のレター・レター [ 相沢沙呼 ]ずいぶん若い子向けの本。中学生とか高校生が読んだら面白いかな…。がんばって、全編、最後までよんだけれどさしたる感動は、なし。推理小説、なのかもしれないけれど、うーん…驚きもなし。では、愛はあったか?愛は、ある。だから、全否定はしません。中学生で、小説初心者にはいいかも…。
2014年05月23日
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【送料無料】八月の青い蝶 [ 周防柳 ]小説すばる新人賞受賞作だとか。広島で被爆した亮輔は、末期がんで、2010年8月、病院から家へ戻る。娘と妻は、父の持ち物から、古すぎる青い蝶の標本を見つける。亮輔が被爆した日からずっと持っていた秘密とは…広島で被爆した人の事情、内面を丁寧に綴っている。いやなことは忘れる日本人の性質。いやなことを思い出させてくれた小説だった。好戦的?な総理大臣になって、兵隊に行かなければならない日が来るかもしれない…誰が傷つく?市井の人間ではないの?平凡な、小さな幸せを守って生きている庶民では?中学の時に行った広島で、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」という碑の文字を私も確かにみた。バカな中学生だった私は、そこに「千羽鶴」を置いてきただけで満足していた。でも、この「安らかに…」のことばの釈然としなさ、これを亮輔が語っていて、まさにそうだ、違和感を覚えて当然だ、と思った。「過ちを繰り返さない」という主体は誰なのだろう?われわれ?でも、この国民性からいって、「まあ、しょうがないよねー」と流れに任せてしまうのではないか?重いテーマですが、エンターテイメントとしても読めます。
2014年05月22日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】ぼくの守る星 [ 神田茜 ]ディスクレシア(読み書き障害)を抱える中2男子とその親。弟と心中を試みた母と二人で暮らす中2女子。五歳の姉を亡くしてから家が姉中心になっている中3男子。それぞれが家庭でのもやもやを抱えがらも、学校ではフツーの生徒としてがんばっている。連作小説の形式だったが、かなり、切なく、やるせない物語だった。中学2年…中2病とはよくいったもので、大人になりかけながらも、親の束縛や影響からは逃れがたい。子どもは親の被害者だなあ…と自分自身をも怖く思った。文体はさわやかで読みやすく、最後にちょっと救いがあるのだけれど、それでも、どんより。続編を期待したいなあ。NHKあたりでドラマ化しそうな気がします。
2014年05月18日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】白ゆき姫殺人事件 [ 湊かなえ ]内容の深みには期待せず、暇つぶしの目的で読んでみた。やはり、内容にそれほどの深みなし。驚きもなし。感動ももちろんなし。殺された女性はメッタ刺しにされて燃やされたけど、そこまでこの人悪いことしてないよなあ…最後の「資料」の、ツイッターみたいなやつも、読みにくくてしょうがなかった。共感はある。マスコミは、誰かをすぐに分かりやすい悪者に仕立て上げ、我々はすぐにそれを信じてしまうということ。自分が知らない間に人を傷つけていることがあること。つまり、人がどういうポイントで傷つくか、計り知れないということ。湊かなえ氏は、人の「悪意」を描くのを得意にしているけれど、こんどはもちっとハートウォームなものを描いてほしいなあ。きっとうまいと思うんだけど…
2014年05月11日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】スペードの3 [ 朝井リョウ ]朝井リョウという小説家の本を初めて読んだ。いろいろと話題作を書いていて、1989年生まれ(私が大学に入学した年!)の若い、しゅっとしたイケメン作家ということはメディアで知っていたけれど…三部作構成で、舞台女優のおっかけでリーダー的役割を果たす女性の地位の崩壊、小学校では皆にばかにされていた女子が自分で自分を変えようとする話、落ち目の舞台女優の葛藤と決心…だ。女子の、ネガティブな部分や、人間関係のこまかーい齟齬などを繊細に描いている。すごいな、うまいな、これからどんな作品を書いてくれるのか楽しみ。どの話からも、女子が変わるきっかけになるものは同世代の女子だということが感じられる。仲良くなれなくても、日常的に接する他者の影響の大きさ、恐ろしさにあらためておののいた。自分では気づいてなくても、私によって人生狂った人もいるんかもなあ…あまり物事深く考えず行動してきたし…居たとしたら謝りたい。
2014年05月03日
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】女のいない男たち [ 村上春樹 ]村上春樹9年ぶりの短編小説集だとか。二時間足らずで読了。面白かった。最近の村上作品はどうも…このブログでも取り上げたが「多崎つくる」がイマイチだっただけに、どうかなーと思って読んだけれど…よかった。『女のいない男たち』という題名だが、すべて、女性に去られた男性の話だ。男性と女性の間にある深-い溝、女性の理解しがたさ…設定も筋もいろいろだが、共通するテーマはそんなところ。『ドライブ・マイ・カー』と『イエスタディ』が特に好きかな~男の純情。泣ける。『イエスタディ』では、ビートルズの著作権代理人から「訳詩」にクレームが来て、単行本ではかなり削除されたそうだ。インターネットで、もとの「イエスタディ」の訳詩を見てみたが…とても面白いし、原詩からはかけ離れている。クレームつけなくていいじゃん!と思った。その他、雑誌掲載時に載せた実際の地名が、その後住民からのクレームで変更になったということもまえがきにあった。新聞のニュースでは知っていたけれど。この短編集には長めの「まえがき」があるが、この二点のエクスキューズのために珍しくまえがきがあるのだと思う。その他、創作事情をいろいろ述べている。こういうのは村上春樹には似合わない。いらん!と思った。話は変わるが、最近朝日新聞で夏目漱石の『こころ』が連載されているけれど、毎日ワクワクするほど、面白い。高校生、大学生の頃に読んだ時より、なんてエンターテイメント性の強い小説なのだろう、と感じる。歳とってよかった、かな。
2014年05月02日
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【送料無料】しろいろの街の、その骨の体温の [ 村田沙耶香 ]主人公は、目立たない小学生、結佳。クラス内の女子同士の関係に面倒さを感じながら過ごしている。だんだん範囲を広げていく、無機質なニュータウンに住む結佳は習字教室で一緒の伊吹という男の子となんとなく仲良くなる。小柄で子どもっぽい伊吹を「おもちゃ」にしたいという欲望を持ち、ある日彼にキスをする。習字教室の帰りに、ときどき結佳の方からキスを迫るという関係が続いて・・・彼らは中学生に。いわゆるスクールカーストができあがり、結佳は下から二番目のグループ。伊吹は上の方のグループにいた。さて、彼らの関係はどうなるのでしょう?!中学生の残酷さ、面倒な人間関係、恋愛の苦しみ、外見のコンプレックスにもだえ苦しみ・・・といった「疾風怒濤の時代」「中二病」を実にリアルに描いていた。ほんと、この時代にだけは、戻りたくない・・・はっきりいって、結佳の伊吹に対する思い&行動は、中学2年のつもりになっても、あんまり共感できない。でも、後半から最後にかけての伊吹と結佳のやりとりは、もう、読んでいてドキドキしまくった。切なかった。子持ちの40代のオバはんでも、中学生みたいにときめくことができるのが、読書の醍醐味だなあ。そして、伊吹がいいやつすぎる!こんな子が中学のときにおったら、私も好きになってたかなあ。いやいや、いい子すぎて、警戒してたかも。こんな風に、男子を好きになれる気持ちが、ちょっとうらやましいです。行動は、おいといて。とーーーーっても面白かったです。心に残るフレーズもたくさんありました。名作だと思います。
2014年03月01日
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【送料無料】受験必要論 [ 林修(予備校講師) ]林先生の本。著者自身が書いたというよりも、インタビューをまとめたもの。でも、話し言葉もいつも(たぶん)論理的でわかりやすいので、まとめやすかっただろうな、と思う。東大に合格し、「受験」では苦労を感じなかったという林先生。子どものころから百科事典を暗記するようなら、さもありなん。タイトルにもあるように、「受験」は悪いものではないという趣旨だけれど、いくつか、非常に共感できるところがあった。●一芸入試やAO入試にはあまり賛成できない ⇒はい。「学力低下」の原因の一つと思う。AO入試とはいえ、高校の先生の 力量&労力にかかっている気がする。●現代文はすべての教科の原点、というわけではない。 ⇒賛成。私は現代文は、できたけど、その他の科目、からきしダメでした。●学校の予備校化(補習が多すぎる)は教師を忙しくし、生徒にとってもよくない。 ⇒賛成。学校の教師は忙しすぎる。放課後も、土日も、年末年始もない。 これでは、教材研究したり、その他、幅広い教養を身に着ける時間がない。 視野の狭い教員に、これから世界に羽ばたく子どもたちを指導できるか??などなど。あとは、「先生はもとから家庭環境がよくて、頭よくてよかったね」という感じのところもあった。でも、決して、驕ってはない。やっぱり賢い人だなあと思う。表紙は、ちょっと怖い。読んでないときは、裏返しにしておかないと、先生に見つめられて落ち着かない。しかし、林先生、参考書の出版を、当方待ち望んでいるのですが…いつ書くの?「今でしょ!」
2014年02月19日
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【送料無料】【本屋大賞ノミネート作】さようなら、オレンジ [ 岩城けい ]半年ほど前に読んで、いたく感動した本。今日、本屋に立ち寄ったら、この本が「本屋大賞ノミネート作」であることを知って、うれしくなった。主人公はオーストラリアのスーパーで働くアフリカ難民の女性。夫に捨てられ、子どもに馬鹿にされ、「英語」を身に着けようと英語学校に通う。だいぶ前に読んだ本なので、詳しくは覚えていないのだけれど、主人公の女性がたどたどしい英語(本では日本語だけれど)で子どもたちに話すアフリカの思い出は、圧巻で涙を誘う。ぜひぜひ、多くの人に読んでほしい感動作です。本は、読んでいるけれど、ブログを書く時間がない今日この頃。また、時間があるときに、地道に紹介します。
2014年02月13日
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【送料無料】昼田とハッコウ [ 山崎ナオコーラ ]ぶあつーい本。500ページ以上あった…けど、いつものように読みやすく、2日ほどで読了。主人公の昼田は、父母がおらず、祖父の家でいとこたちと兄弟のように育つ。祖父の家の家業は「アロワナ書店」という本屋。町から出たことがないという「ハッコウ」が店長をしている。(でも、あんまり働いていない)昼田は出版社に就職し、一人暮らしをしている。社長だった父が急死したところから、それぞれの生き方が徐々に変わっていく…といった内容。町の書店は大変。私の町の小さな本屋も引っ越してきてからすべて閉店し、「TSUTAYA」ができた。でも、小説の舞台は東京。作家のサイン会もあるし、人も多い。本屋の事情みたいなものが詳しくて、面白かった。そういえば、山崎ナオコーラさんは、書店員さんと結婚されたのではなかったかなー。幸せそうで、何よりです。
2013年11月06日
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【送料無料】鶏が鳴く [ 波多野陸 ]群像文学賞受賞作品だとか。高校生の男子である伸太は、かつてのバンド仲間で今は不登校でひきこもっている健吾の動向が気になる。夜中に健吾がコンビニに行き、ジャンプを買うことを嗅ぎ付けた伸太は、なんと彼がコンビニに行っている間に、健吾の部屋に忍び込む。健吾に電話をかけ、彼の部屋にいることを伝える伸太。それでも健吾は思ったより驚かない。二人は、特に仲良くない。小学校のときも喧嘩をしたし、バンドのときも、なんとなくしっくりしなかった。恋人も、伸太がとっちゃった。「素」の自分で互いの気持ちを話し、どっちが「上」かを確かめようと、明け方まで語り合う。…小説は短めの長編だけれども、一晩の出来事。二人の長い、長い会話が中心。しかし、プライドの塊である伸太が、健吾と腹を割ってはなしたいけど素直にできないという屈折した感情、そして、会話の中で伸太の心情や考えがぐぐぐーーーっと変わっていくさまが見事に表現されていた。感想は、男子って本当に大変ね、プライドのぶつかりあいで…という感じ。寿命が女より短いのもわかるわぁ。女子は、共感する生き物なので…。しかし、この小説に出てきた『二十日鼠と人間』という小説を読みたくなりました。こういう出会いがあるから、楽しいです。
2013年10月25日
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【全品送料無料】僕の父は母を殺した/大山寛人題名の通り、実名、顔出し、衝撃のノンフィクション。12歳のとき、夜釣りに連れて行かれた筆者は、寝ていたはずの母がパジェロごと海に転落する現場に遭遇する。引き上げられたが、母は死亡。そのあと、父と二人でより添って生活していたが…二年後、保険金詐欺&殺人で父は逮捕される。事故を装って、本当は浴室であらかじめ母を殺していたのだ。父は、その前にも自身の養父を殺害していた。荒れる筆者。自殺未遂を繰り返し、悪行を繰り返し、背中に模様をつけ、職を転々とする日々。しかし、父に死刑の判決が下り、心情が変化していく。大好きな母を奪ったけれど、肉親としてどうしても憎み切れない父。…かなりヘビーな内容だった。被害者の息子であり、加害者の息子。世間からの風当りはもちろんだが、筆者自身の「生まれてきたことに対する苦しみ」みたいなものがが切々と伝わってくる。自分の人生を台無しにした父だが、死刑は望まない。この気持ちの葛藤が、当事者にしかわからないものだろうけれど、率直に語られて、じんわりと伝わった。筆者はまだ若い。なんとかこの苦しみを克服して、少しでも幸せに暮らしてほしい、と、遠くから願います。
2013年07月25日
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【送料無料】野心のすすめ [ 林真理子 ]ちかごろよく売れている本、らしい。林真理子氏のエッセイ&小説は、『ルンルンを買っておうちに帰ろう』をはじめ、高校生のときから読んでいる。私が15、6の時から、ずーっと第一線で活躍する林氏。そりゃ、一等地に家も建てられるし、エルメスのバーキンだって何個も買えるだろう。彼女の努力と体力、もちろん才能には敬服する。さて、本の内容は、題名にもあるように、おそらく自己啓発本。若い人に「野心をもちなさい」「金持ちを目指しなさい」と激励する本である。中身は、ほぼ「自慢話」だけど。ずっと彼女のエッセイを読んでいるので、とくに目新しい記述はない。しかし、これは、反発くらうだろうなーという意見もあった。専業主婦というものを、99パーセント否定している。貧乏で、ママチャリに子どもを乗せて必死にこぐ姿はあわれだと。カーネギーによれば、人間の考えは偏見に満ちているのだから、これも一つの意見だ。しかし、あまりに偏った意見を述べすぎるのも、著者自身の教養の浅さを露呈してしまうものではないかとも思う。アマゾンのレビューを見ても、厳しいこと厳しいこと。たしかに突っ込みどころ満載の本です。でも、まあ、面白かったからよいのではないでしょうか。
2013年07月24日
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図解カーネギー早わかり 1時間でわかるこのあいだ読んだ「カーネギー 人を動かす」などを簡単に解説したもの。1時間で読めるかどうかは…ちょっと難しいと思うけれども、わかりやすく、おもしろかった。人間は自分のことしか興味がない。だから、興味深く相手の話を聞くこと。自分からその行動をしたいと思わせること。世の中のことはすべて人間関係が決めているのだから、人に嫌われずに、人を動かすことが大事だそうな。確かに、「知る」=「領る」 相手のことを知ることは支配につながる。まずは、聞き上手と、相手を批判しないことを心がけよう!
2013年07月20日
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【送料無料】よだかの片想い [ 島本理生 ]主人公は、顔にあざがある女の子。コンプレックスを抱えながら生きてきて、それでも勉強をがんばり、物理を学んで大学院に進んだ。ある日、顔に傷やあざがある人などを特集した本の表紙に自分の顔が載せられることになり、出会いが生まれる。島本理生氏といえば、恋愛小説なので、ほぼ、恋愛の話だったが、家族や友達、後輩との関係なども丁寧に描いている。そして、愛だの恋だのを通じて、「人間としての成長」が描かれている点がよかった。島本氏の小説にはいつも「心の傷」を抱えた人が出てくるけれど、今回のは、嫌気がさしませんでせした。二時間あれば、読めます。
2013年07月19日
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夫の本棚にあった【送料無料】 マネジメント エッセンシャル版 基本と原則 / ピーター・ファーディナンド・ドラッカー 【単行本】を手に取ってみたが…ちょっとこれは私には読めそうにないと思った。その代わり、下の本が名著だといううわさなので、読んでみた。【送料無料】人を動かす新装版 [ デール・カーネギー ]『マネジメント』は具体例がとても少なく、抽象的だったが、これは非常に具体例が多い。人の上に立つ人間、あるいは社会人、親、教師、…あらゆる人に役に立つだろう。相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法…人心掌握術である。しかも、それほど複雑なものではなく、様々なエピソードをもとにして述べられている。しかし、単純な実践こそ難しい。「笑顔を忘れない」「ほめる」「やる気を引き出す」…たった一人の子ども相手にですら、できていない…でも、役に立ちます。時々読み返そうと思える本でした。
2013年07月09日
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【中古】 死にぞこないの青 幻冬舎文庫/乙一(著者) 【中古】afb作者の名は「おついち」と読むとか…乙一初体験。ホラー作家?と聞いたことがあるので敬遠していたが、教師によるいじめを題材にしたライトノベルだった。主人公は内気な小学生。あることをきっかけにして、人気者のさわやかな新任教師から嫌われ、標的にされ、いじめられ、教室内にもその空気が伝わり、クラスで一番ダメ人間だという烙印を押される。でも、ある日、「死にぞこないのアオ」にであい、復讐が始まる…ここに出てくる教師がホントにひどい。最低。でも、小学生にはどうしようもできない。ここまで極端な教師はいないだろうけれど、似たケースはあるかもしれない。昔のことを思い出せば、小学校のときの先生で、子どもに対する好き嫌いが異様にはっきりわかる先生がいたなあ。前に紹介した『スクールカースト』でも、教師はクラス運営のためにスクールカーストを利用すると述べていたし…この小説では、悪い教師にはお仕置きがあったので、すっきりしました。あっという間に読めます。気軽にスカッとしたい人はどうぞ。
2013年07月08日
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【中古】ライトノベル(その他) もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら / 岩崎夏海【10P24Jun13】【画】【中古】afb高校生に勧められて読んでみた本。かなり、話題になっていたベストセラーであり、読んでみたいと思っていたが機会がなかった。知らなかったのだが、テレビドラマにもなっていたとか。わかりやすいストーリーであり、まさに「ライト」な小説だった。文学的な価値は???しかしドラッカーのマネジメントを手にとってみたくなる。(家にはあるが、まだ読んでない)話ができすぎていて、漫画てぃっく。登場人物があっさりと(?)死ぬあたり、なかなか変わらないはずの「大人」(監督)が変わるあたり、そして公立の進学校があっさりと甲子園に行ってしまうあたり。でも、高校生が少しでも読書に親しむためなら、このような本もいいのかもしれない。やる気も出るし。私も「顧客」のためにガンバろう、と思います!
2013年07月07日
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【送料無料】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [ 村上春樹 ]村上春樹の新刊を、やっと読むことができた。出せば売れる、描き下ろししかしない、村上作品。読みだせば、どうなるのかなー?と先が気になり、あっという間に読み終わった。もどかしさと物足りなさがやや残る。20代のときに、村上作品を読んだ時のようなフレッシュな感動には至らなかった。私が「慣れた」のか、村上春樹氏が「自分の真似」スパイラルに入ってしまったのか…いつものパターンだなあ…だった。中学1年ぐらいのとき、「赤川次郎」にはまり、お小遣いを彼の文庫につぎ込んだが、ある日、出てくる女の子がいつもあまりに類型的で同じことに気づき、飽きてしまった。それからまったく、手にも取らなくなった。村上氏の小説に出てくる女性も、それから男性も、パターン化している気する。あと、金持ちしか出てこない点も、さびしい。もちろん、小説は楽しめた。4人の親友にある日突然去られた心の傷を直す?ために巡礼に出る「つくる」。筋は面白いし、心に残るセリフもある。でも、村上春樹を初めて読むという人には、進めないなあ…ノーベル賞、うーーーーん。
2013年07月06日
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【送料無料】教室内カースト [ 鈴木翔 ]気になっていたこの本。スクール・カーストとは、主に中学・高校のクラス内で発生するヒエラルキー。同学年の子どもが、互いを値踏みし、ランク付けしている。「一軍、二軍、三軍」とか…そういう「言葉」はなかったけれど、自分が中学、高校のときも、こういうのあったよなあ…と思う。この本に書いてある内容は、ちっとも目新しくはない。「上位」にいる生徒は「遠足バスで、後ろのほうで大騒ぎするタイプ」とか、「彼氏、彼女がいる」「見た目がいい」「自分の意見を言える」とか。「オタク」はどうしても下位になってしまう、とか。グループで別れていて、グループ間は「没交渉」だとか。自分が中学高校のときは、だいたい「中ぐらい、あるいは中の上」のグループに属していたと思うので、スクールライフは楽しかった。「下位」の人たちのことを思いやることもなかった。しかし。「下位」グループの子どもたちは、学校内での「行きづらさ」を抱え、それが成長した後も人生に影響してしまう…という記述があり、残念なことだと感じる。しかし、この本には、解決法、対処法はほとんどない。学校内にある、ぼんやりとした人間関係のありかたに、言葉と定義を与えて輪郭付けしているのみである。学校に勤めている私。本では、教師もスクールカーストをよく理解し、それをある意味利用してクラス運営をしているともあった。私はどうだろう。公平にしているつもりだけれど、なんとなく、自分と同じような「中位」の子にシンパシーを感じているかもしれない。おとなしい子も、目立つ子も、国の宝。大事に育てましょう。
2013年04月23日
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【送料無料】月と雷 [ 角田光代 ]主人公は、フリーターの三十路の男。女に不自由したことはないけれど、結婚しようとしても、断られてしまう。理由は「生活ができない」から。彼は、男のもとを転々と放浪する母と二人で生きてきた。母は今、やもめの男の家で世話になっている。彼は、昔一時期いっしょに暮した同い年の女の子のことを思い出し、探し出す。出会いそうもない二人が再開して、運命は複雑な方向へ…なんというか、主人公の「育ち」がどうしようもない感じなんだけれど、「悪意」ってものが見えない。育ってきた環境によってこういう風にしか生きられない、ということは伝わってきた。「結婚」「生活」は地味で単調で少し面倒なことの繰り返し。それに慣れられない、耐えられない人もいて、放浪するしかない…私は、「毎日が同じことの繰り返し」っていう地味な生活が結構好き。これも、育った環境に負うのだろう。小説に戻るけれど、アル中でわけのわからないことをいってた主人公のお母さんが、最後に語ることば、これがよかったです。あと、「お金」の問題についてあんまり深く描かれていないところ、作者の狙いなんだろうけれど、物足りなくも思いました。
2013年04月04日
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【送料無料】本を読むわたし [ 華恵 ]10歳のころからモデルをやっていたという少女(今は大学生らしい)が著したエッセイ。アメリカで生まれ、両親の離婚をきっかけに母親の故郷である日本に来たらしい。子どものころから本が大好きだったということで、紹介されている本は絵本もあり、中学生が読むか?という本もあり。しかし、本の内容の紹介が中心ではなく、本によってひきだされるさまざまなエピソードが中心である。なんだか違和感を感じる父方の両親、ざわざわとうるさい日本の保育園、女の子同士のいざこざ、男子へのほのかな思い…自分とその周りを客観的にみつめて描くありようは、とても中学生が書いたとは思えない。おもしろくて、一気に読んでしまった。最後に紹介していた『非色』という小説。わたしは随分大人になってから読んだ本だけれど…また読み返したくなった。ハーフ。両親の離婚。兄弟との別れ。中学受験。いろいろ、大変なことはあるけれど、やっぱり本と友達になっておくことはすばらしいと思う。もちろん、本を読むだけじゃなくて、いろいろな人と先入観なくかかわることも大事と思わされた。
2013年04月03日
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【送料無料】男の子の育て方 [ 諸富祥彦 ]子育ては、いつも悩ましい。わが息子は2歳半。元気で、よくお話ができ、おむつも取れそうで、よく食べ、よく寝て、楽しそうに毎日遊んでいる。何を悩むことがあろうと思うけれど、それでも、悩ましい。去年の5月の自分のブログには、「まだ叱るようなことがない」と書いている。…ああ。それが…今は朝から晩まで怒りっぱなし、怒鳴りちらし、脅しまくっている。いままでの人生で、これほどまでに人に怒りをぶつけ、嫌味な態度をとったことはない。毎日、毎日、落ち込んで、夜、すやすや眠る子どもの横で「明日こそは怒らない」と思うけれど、もう、次の朝には怒れる母に変身している。さて、自己反省はおいといて、この本。また、子どもが大きくなったら読み返したいけれど、「結婚力」「学力」「仕事力」を伸ばすために親がするべきことについて述べられている。さしあたって、私がするべきことは、子どもとべたべたし、十分な優しさで接すること。しょうもないことで子どもを否定するような言葉を使わないこと。惜しみない愛情を受けることで、安心感と自己肯定感が生まれ、さまざまなことにチャレンジできる心の土台を作るのだとか。また、反省。毎日、少しずつ、子どもを傷つけ、自信を喪失させるようなことを言っている。片づけないとか、いたずらをやめないとか、ご飯の食べ方とか、小さいことで…いかんいかん。この本によれば、思春期以降にさまざまな問題を起こすのは、「長男・初めての子」が圧倒的に多いのだとか。はじめての赤ちゃん、異性である男の子の行動がお母さんには理解しづらく、イライラにつながり、お母さんのイライラに子どもが反応することが関係するとか。怖いなー。毎日イライラをぶつけ、子どもが萎縮するまで怒らないと気が済まない…思春期にぐれたら私のせいです。まさに。どーしましょー。0歳から6歳までは「ラブラブ期」だそう。十分に甘えさせて、ベタベタしなければ。ダメな母でも私が母。今しかべったりくっついて遊べない!笑顔で、笑顔でを心がけます。
2012年08月29日
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【送料無料】国語が子どもをダメにする [ 福嶋隆史 ]面白く、勉強になった本。オビの文章は…「国語力とは論理的思考力である。しかし、学校では感性の授業ばかり。一方、進学塾の模試やセンター試験は読解偏重、難解複雑信仰、長文速読主義で弊害が多い――カリスマ教師が、国語教育の大罪を内部から検証し、脚光を浴びる「ふくしま式」メソッドを伝授。革命的な国語教育論。」この本に述べられている現代の国語教育の問題点は…・小学校で国語をまともに教えていない。・内容重視で、形式の訓練をしていない。・読書感想文の書き方を教えない。・入試国語がひどい。などなど。そして、改善案は・同等関係・対比関係・因果関係を整理する力をつけよう・国語テストを一新しようということ。センター試験に問題があるという意見には大賛成である。私も、センター試験は国語力を試すものではないと思ってきた。実力がそこそこあると思われる子が、センターで国語だけ撃沈したのを何度も見た。センターの現代文は、ある方法をつかめれば解けるようになるけれど、その「方法」を身につけることが国語力を高めるとも思えない。漢字の書き取りと、文章の要約だけで、基礎力は判定できるのになあと思ってきた。問題自体がひどい場合もあるし…この本の筆者の意見にはおおむね賛成した。ただ、私は子どもたちの「語彙力の無さ」も問題点だと思うので、その点も書いて欲しかった。国語、とくに現代文は、教える人によって面白さと有用性が随分と違う教科だと思う。ひどい先生は、生徒に教科書を読ませ、教師用トラのまきに書いてあるような要約を黒板に書くだけ。そんな教師が実際多いのでは?現代文とか小論文とかを教えるのは、勉強すればするほど面白い仕事だと思う。仕事全般に言えることかもしれませんが…
2012年08月25日
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【送料無料】生きる悪知恵 [ 西原理恵子 ]漫画家、西原理恵子氏が、さまざまな読者の悩みに答える本。さすが…波乱万丈な人生を送った女性の答えは違う!TOEIC受験が義務づけられた英語苦手会社員には…フィリピンパブに行け!妻の飯がマズいんです…焼いてポン酢をかければ何でもうまい。夫が浮気しているかもしれない…携帯を見たアンタが悪い!夫の前妻の子との距離感がつかめません…子どもを3~4人うめば距離感もクソもなくなる!などなど。「フィリピンパブ」はナイダローと思うけれども、まじめに答えてて、なるほどなあ…と感心するものもある。本を一読して、根底にある著者の考えは、とにかく働け、子どもをたくさん産め(作れ)、悩むより行動せよ、自分を受け入れよ、ってことかしら。人生相談といえば、さわやかで、まじめで、励まされる答えが返ってくるものだけれど、この本では不真面目だけれど人生の真実をつく答えが返ってきているように思う。くよくよ悩むふりをして、自発的に行動しなかったり、他のせいにしている人にはかなり厳しい。たくさん笑ったけれども、一つの人生観にも触れられて、よかったと思います。
2012年08月20日
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【送料無料】すみれ [ 青山七恵 ]お盆休みの一日、やさしーい夫が子どもを近所の公民館に連れて行ってくれた!そのスキに、40分ほどで読み終えた本。主人公の藍子はデキる両親をもった平凡な中学生。ある日から、両親の大学時代の友人だという「レミちゃん」が家に住みつく。レミちゃんは昔は小説家志望だったらしいけれど、37歳で働きもせず、家で汚いフリースを来て煙草をふかしている。両親は忙しく「レミの話し相手になって」と藍子に言っている。レミと藍子はよく話すようになり、小説家になりたいという藍子に『チボー家の人々』を勧めたりする。(もちろん、読めない)…レミちゃんは結局、大人になりきれず、両親もレミちゃんを抱えきれず、予想通りの結末だった。青山七恵氏の作品にしては、ちょっともの足りなかったし、こういう話はどっかで読んだよなあ、という感じがした。小説観、というものが小説の途中と最後に出てくる。「いちばん大事な言葉に何枚もいらない飾りの言葉をかぶせて、包んで、本にして、知らないだれかに投げつけてるの。そのうちたった一人でもいい、だれか一人が最後の大事なひと言にたどりついて、それを何かの助けにしてくれたなら、今まで自分が手を放してしまっただれかが、別のだれかにきっと救われるんだって、ほとんど祈るみたいに、無理やりそう信じて、書いてるの」…これは藍子のことばなのだけれど、=青山氏の考えだったら、なんかつまんないなあ。そんなに早く小説家としての手のうち見せなくてもいいんじゃないかなあ。って思う私はひねくれもんでしょうか?
2012年08月15日
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【送料無料】よろこびの歌 [ 宮下奈都 ]仕事上の必要にかられて読んだ本。前に紹介した宮下氏の小説よりも、ずっとずっとよかった。これといって特徴のない新設の女子高が舞台。御木元玲は、高名なバイオリニストの娘。音大附属高校の入試に失敗して、新設の女子高に不本意入学する。そこで何事にも無関心に、日々をすごしていたのだけれど、合唱コンクールの指揮者に選ばれてしまう。やる気のないクラスメートたちに、本気で歌わせようとするのだけれど、失敗する。でもそのあとのマラソン大会で、自然に歌が生まれる瞬間に立ち会う…という表題作のほか、連作形式で女子高生たちの鬱屈とか、再生とかを描く。とてもよき青春小説です。ブルーハーツ・ハイロウズの歌の題名がモチーフになっています。久々にブルーハーツを聞きたくなってきた♪
2012年08月15日
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項羽と劉邦 上巻 新潮文庫 改版 / 司馬遼太郎 シバリョウタロウ 【文庫】たまには、歴史小説。ひさびさに長編を読んだ。もともとは長編好きなのだけれど、忙しくて遠ざかっていた。司馬遷の『史記』を題材にして、将軍である「項羽」とのちに漢帝国をうちたてた「劉邦」の戦いを小説仕立てにしたもの。司馬遼太郎も歴史もあんまり得意ではないけれど、読み切ることができた。二人のリーダーの対比がはっきりしていて、わかりやすい。項羽は、激しい性格。能力はすごいが、部下を信じられない。劉邦は、自分では何もできない。あきれるほど弱い。逃げる。でも、人を信じて任せられる。この本では劉邦は「大きな袋」みたいと表現されていた。あと、何とも言えない愛敬があったと。若いころ働いていた職場のトップを思い出した。酔っぱらって夕方職場にやってきてかき回して帰るような人だったけれど、その人に声をかけられると、なんかとてもうれしく、頑張ろうという気になった。なぜか、みんなその人のことを「困った人」と言いながら好きだった。そして、結局人がついていくのは「飯を食わせることができるもの」まあ、確かにそうだ…リーダーということについて、その像というものがいかにあるべきかを考えつつ読んだ。リーダーシップということについて、近頃考える。政治に関しても、子どもたちの学校生活に関しても、スポーツに関しても。リーダーシップをとれる人間が出てくることはとても大切なのに、日本では育ちにくいのでは?でも、ネットと新聞でしか知ることができないが、サッカーの宮間選手のリーダーシップには、なんか胸キュン(古い!)です。
2012年08月09日
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【送料無料】とにかくうちに帰ります [ 津村記久子 ]現役オーエル、津村記久子氏の小説集。「会社」「事務職」のなかの小事件、大事件、もろもろをリアルにユーモラスにしかしクールに描いている。会社勤めをしたことがある人ならば「わかる!」と何度も膝を打つのではないだろうか。私がとくに好きだな、と思ったのは最初の「職場の作法」。男性優位の会社における女子社員の小さな復讐。こういうことは、絶対に、ある。男性のみなさん、職場で女子を怒らせてはいけません。尊大にふるまってはいけませんよー。
2012年07月20日
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【送料無料】 ジェントルマン / 山田詠美 ヤマダエイミ 【単行本】山田詠美夢生は同級生の漱太郎をどこかさめた目で見ていた。金持ちの息子、眉目秀麗、文武両道、誰にでも優しいジェントルマン。ある嵐の日、華道部の部室に忘れ物を取りに行った夢生は、漱太郎のおぞましい行為を見る。それはジェントルマンとはかけはなれた、犯罪者の姿だった。しかし、漱太郎に魅入られた夢生は、彼を愛し始めてしまう…大人になった漱太郎は銀行マンになり結婚し、同性愛者の夢生は新宿二丁目で働く男になる。2人の間に続く、不思議な関係………単なるエンターテイメントです。面白い、面白いんだけれど、これを面白いって手放しで言えない感じがします。読み終わった後は、こんなの読んでよかったのかしら…という感想。深みはないし、愛も足りないけれど、一人の「怪物」がときどき生まれ、破滅していく姿を面白く描いています。まあ、読み始めたら止まらないことは間違いなしです。
2012年05月02日
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【送料無料】あかりの湖畔作者 青山七恵大きな湖のほとりに、食堂と土産物屋をかねた「風弓亭」がある。母は家を出て行き、父は観光案内所で働き、店を任されているのは長女の灯子。次女、悠は恋人の上京に伴って女優を目指し、三女、花映は高校生だが美容師になりたいという。羽ばたいていく妹たちとは違い、湖のほとりで地味に暮らしていくことを望む灯子。でも、その心には小さな秘密が隠れていた。あるとき一人の青年が現れ、町に住み着くようになる。彼は灯子の運命を変える相手なのか?……かなり、地味な小説。それぞれに秘密はあるけれど、大きな事件や変化は起こらない。「ときめき」も、不完全燃焼というか、湿った花火というか…文章がうまいので最後まで読みきることができたが、これは新聞小説だったという。かなり多くの人が、脱落したのでは?と推測した。でも、この作家は実力者。これからもっとすごくなると思います。
2012年05月01日
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【送料無料選択可!】金米糖の降るところ (単行本・ムック) / 江國香織/著久しぶりの江國香織。ブエノスアイレス近郊の日系コロニアで育った佐和子とミカエラの姉妹は、少女の頃からボーイフレンドををルールにしていた。留学のため来日した二人だったが、誰からも好かれる笑顔の男、達哉と知り合う。達哉は佐和子との交際を望み、彼女は初めて姉妹のルールを破り、日本で達哉と結婚する。同じく達哉に好意を抱いていたミカエラは父親がはっきりとしない命を宿してアルゼンチンに帰国する。20年後、佐和子は突然、達哉に離婚届を残して、語学学校の教え子であった田渕ともに故国に戻る。一方、ミカエラは成長した娘アジェレンと暮らしていたが、達哉が佐和子を追いかけてアルゼンチンにやってくると……。↑これは、アマゾンから引用したあらすじです。相変わらずの恋愛小説なんだけれど、いつになく退屈で、休み休み読んだ。主人公の女性の思い切りのよさ、潔さはいつもの通りだと思うのだけれど、なんで田渕といっしょに暮らすことにするのか、わからない。田渕の魅力がわからない。そもそもナルシストの達哉と結婚したのが何故かも、わからない。男女関係を描くというよりも、奇妙な姉妹の奇妙な話といった印象だった。舞台がアルゼンチンというのが、新境地なのかなあ。でも、私からすると、編集者とアルゼンチンに行って、さあ、アルゼンチンを舞台に書きましょう!とせかされて書いている気がして…どうしても書かずにいられない、といったものが感じられなかった。もっと、ぐっと来るものが読みたいなあ…
2012年03月27日
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