柳庚の体験日記

柳庚の体験日記

199×年夏頃


199×年夏頃



この企画の発端は確かキャンプから始まったんだと思う。
いつもならテント、飯盒などの用意が必要だったのに今回は自炊とはいえ屋根付き、布団付き、ガスコンロ付き、トイレつきと正にイイ感じ。
川の上流には虹鱒、イワナ、ヤマメの生け簀が8個くらいあり、15cm強の良型が元気に泳いでいた。
食料調達の一環でこういう管理された川にしたんだと思うけど、この時は特に気にしてなかったな。
釣りに詳しい人はこの時点で確実に邪道というでしょうが・・・。

とりあえず竿を借りていざ釣り場へ。
竿はよくしなる乾燥した若竹の先端に針付きの糸を結んだ極シンプルなもの。
餌はいくらだった。つまり餌釣りだったわけで。
放流開始と同時に賭け釣りもSTART。
餌釣りで管理された川、しかも獲物は放流されているので釣れない事はまずないだろうと踏んで5匹釣れたら賞品が出るというイベントも含まれるが、開始から2時間経っても1匹も釣れずに予想以上に悪戦苦闘した。
清流

そんなこんなでさらに30分後、ようやく仲間内で1匹GETという朗報が。
それをキッカケに次々にGETという声が飛び交う。
が、当の柳庚はいまだ釣れていなかったりする。
見るに見かねた仲間に上流の岩場を狙えとのアドバイスを受け、釣り場を移動。
小さいながらも滝が出来ていた岩場の下に釣り糸を垂らして5分、予想以上の重量が掛かる。先にGETされたヤマメを持たせてもらったが、どうも重過ぎる感じがして何処かに引っ掛けたのだと思い、強く引っ張ってみて驚いた。
確かに魚が付いているが大きさが半端じゃない!!
しかも岩場スレスレで格闘していた為、自分の足場も悪い。
そんな時やはりアクシデント発生。
なんと竿が重力&圧力に勝てず、見事に先端が折れる・・・(管理人さんゴメンナサイ)
あわれ竿は巨魚と共に滝の下へ・・・
その時の自分の感想といえば「あ、竿折れた」だった。
半ば傷心で中流にいた仲間と合流。
するとなにやら黒い物体が浮かんでいると管理人。
仲間がそれに近づくと「でけぇ~、ちゃんと竿ついてるぜ」と一言。
そう、さっき柳庚が逃したと思われた獲物が気絶(?)していたらしく、そこに浮いていたのです。
マンガみたいな展開ですが、正に全長約50cm強の虹鱒をGETした瞬間でした。


その後普通(笑)のイワナ・ヤマメも入れ、計4匹GETできました。
さらに釣り場を変えてルアーを使った釣りにも挑戦。イワナ2匹をGET出来ました。
これを機に本格的に釣り人への道に目覚める。

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