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僕は小さい頃から両親に
「私達はあなたに投資してるの。だから元は取ってね!」
みたいなことをよく言われて育った。
僕は小学校の頃から塾にも通い、受験と名のつくものは小学校受験以外全てやらせてもらった。
高校も大学も私立。
さらに高校では予備校にも通い、大学では専門学校にも通わせてもらった。
僕1人にかかった教育費は、おそらく数千万円は下らないだろう。
「あなたに投資・・・」と言っているときの両親は笑顔だったが、かなりリアルなことを言っていたのだと思う。
さて、
目の前に100万円あるとする。
使い道は自由だ。
とりあえずは、日々の生活費ではない100万円だ。
何が欲しい?
車?洋服?ブランド品?
僕の両親は、それらの選択肢の中に「子供の将来」が入っていたのだと思う。
有効な投資であれば、その100万円は200万にも300万にも、いや、1000万円にもなる。
しかも世間一般の普通の投資とは違い、投資対象である子供は日々自分達の支配化にある。
考えようによっては、この投資ほど確実性の高いものはあるまい。
ものすごく商人じみた話に聞こえるかな?
でも、子供に対し、「より良い教育」を受けさせたいと願う気持ちの裏には、
「将来、生活に困るような人間にはなってもらいたくない」
という気持ちが少なからずあるだろう。
「教育費」には、そういう側面が絶対にあるはずだ。
僕は両親が僕にかけてくれた教育費を、すでに回収したはずだ。
もし、あの「教育費」という投資がなければ、まだまだ回収途中だったかもしれない。
フリーターやニートにでもなっていれば、一生回収できなかったかもしれない。
「子供に投資」
自分が親になった今、
その考え方が良く分かる。