2025.12.19
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●はじめに

この記事は2025年8月13日に行われた「SASUKEアイドル予選会2025」に、
ukkaの結城りなさん推しとして参戦して来たオタクの感想文である。
したがって、記事内容の大半はその直後のうちから、忘れないうちに書き留めたものということになるが、
肝心の内容が、Youtube配信されるまでネタバレ禁止なので、
それまで下書きとして留めておいたという次第である。
(予選会の様子がYoutubeで公開された分は、リンクを繋げたりはしている。)

●僕が結城りな推しになった経緯

生粋のオタクなのでこんなことを語り出したら長くなるが、

元々「ももクロしか」だった僕は、2021年の第2回スタプラフェスを皮切りに、他のスタプラアイドルも最低限見るようになったのだが、
ukkaも「新メンバー入ったんだな〜」ぐらいで、顔と名前が一致したのは数ヶ月後のこと。
初現場は2022年の春ツアーの愛知(僕は愛知在住であるため)で、
この時なんとなく「結城りなさんのお顔が好みだな〜」ぐらいだった。

そこからリリイベやワンマンに行ける時は少しだけ行き、少しずつ結城りなさんを好きになって行ったのだが、
転機が訪れたのは2023年、ukkaが現体制になった直後だった。
まだそこまでのukka熱は無かったため、初披露ライヴへ行ったわけでもなかったのだが、
YouTubeで映像を公開してくれていたので、それを見たところ、
そこには明らかに爆発的に進化して、どう見ても歌唱面でみんなを引っ張っていると言える結城りなが居た。
パート割も、人数が増えた分減るかと思いきや、むしろ増えているほどだった。

そして僕がトドメを刺されたのは同年春、「川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし」に結城りなさんがレギュラー出演することになり、

とにかくカッコ良くて、あまりに痛快だった。
「自分は運動神経がいい」「初めから出来ると思ってた」「20分(で習得する)!」などとデカいことを自信満々に豪語しまくり、
それを本当に次々と順調に、しかもクソ楽しそうにこなしてしまうさまは、まさに痛快そのものだった。
僕は元々、愛嬌のあるかわいい子を応援する〜みたいな感じでもなく、
親目線で成長物語を追っていく〜という感じでもなく、

まさに「こんな人を推していたら、絶対楽しいだろうな」と思い、
そこから本格的に僕は結城りな推しになった。
言わば、「バック転新規」みたいなものである。

ただ一方で、彼女は非常に感受性豊かであり、仕事に対してマメということも何となくそれまでの情報で分かっていたため、
ただの自信家ではなく、そういうスタンスで居たほうが誰もがハッピーになれるということを分かって立ち回っている、賢い子なんだろうな、
ということもうっすらと察していた。
そういう器用なことが出来る子を僕は好きというのもあった。

あと、(なげえよ
キャラ的にはそういう感じのカッコいい寄りで、あざとい・かわいいことを進んでやるタイプではないのだが、
よく見ていると、いつも一緒にいて信頼しているメンバーやスタッフに対しては、たまに甘ったるい小声で話しかけたり、
膝の上に座ったり物理的接触も多いように見受けられる。
配信で「マm・・・お母さんが、」と言い直したのも僕は見逃さなかった。(キモヲタ
キャラでこそないが、裏では意外と天然的なあざとさを持った甘えん坊さんな気がして、
そのギャップがまたたまらなくかわいいのである。

結局のところ、さいしょのさいしょは「お顔がタイプ」から始まって、どんどん内面に惹かれてゆくという、お決まりのパターンであった。

●去年のSASUKEアイドル予選会〜KUNOICHIについて

僕自身は運動とは対極の位置にいるだらしないタイプなのだが、
番組としてのSASUKEは父親の影響で小さい頃から何度かテレビで見たことがあり、好きだった。
結城りなさんの運動自慢も、同事務所のスタプラ内では徐々に有名になりつつあったが、
世間的に言えば結城りなもukkaもまだまだ知名度があるとは言えない。
そんな中、2024年に、今回と同じイベントである、SASUKEアイドル予選会の記念すべき第1回が開催された。
そして、そこに我らが結城りなの大抜擢があり、これは世に結城りなを、ひいてはukkaを知らしめる大きなチャンス!となった。
正直どこまで戦えるかは分からないが、少なくとも上位の良い位置には付けるのではないか、という謎の信頼があった。

僕はこのイベントへ行くことは出来なかった。
平日というのと、既に他の色々なライヴへの遠征が決まっており、
さすがにそこまで無理して何度も(愛知から)関東へ遠征することは出来なかった。
なので、後日YouTubeでこの時の模様を知ることとなった。

残念ながら一部の不届き者のツイートにより、結城りなさんが総合2位だったということは動画が上がる前に知ってしまった。
信じてはいたが、それでもかなりの高順位を叩き出し、
間違いなく注目を浴びたであろうことを喜ぶべきか、
はたまたここまで来たら総合優勝したかったと嘆くべきかは分からなかったが、
とにかくYouTube配信でその勇姿を目に焼き付けるのが楽しみな日々だった。

ここからは、動画のリンクも載せるので、まだ見ていない方はぜひ併せて見てほしい。

第1種目のビーチフラッグス。
​ こちら ​(登場シーンも含む)
(※音声がおかしい場合があるので、その場合「設定」→「音声トラック」→「英語」を選ぶと直ります)
結城りなさんはいきなり優勝した。
駐車場に停めた車の中で一人、スマホで見ていたのだが、大きな声を上げ、既に泣きそうだった。
その強さもさることながら、何だか楽しそうに走っている姿。これこそが我らが結城りなだった。
総合2位というネタバレは喰らってしまっていたが、
ここでいきなりひとつ、大きな見せ場を作れたことがとても嬉しかった。
恐らく会場内には結城りなさんのことを知らなかった人も多かったと思うので、
そこに自慢の推しの能力を見せつけることが出来たことが、まずはたいへん嬉しかった。

第2種目のシャトルラン。
​ こちら ​​
結城りなさんは、元々短距離は得意だが長距離は苦手だと言っていたので、
ここではそこまで好成績は期待せず、半分ぐらい行ければ良いかなと思いながら見ていた。
そしたら予想以上の奮闘を見せ、残り3人のところまで粘り、つまり3位を手にすることが出来た。
しかし、走りを見ていると序盤はやや出遅れ気味で、
途中から短距離用の全力ダッシュで何とかカバーして周りを追い抜いているように見受けられた。
体力が心配だなと思っていたら、ここで結城りなに異変が起こった。
やはり無理をしてしまったようで、次の種目までの体力回復が見込めない。
これはイベント自体にとっても大きなトピックとなり、動画でも事件として大きく取り上げられていた。
暫定では総合トップだったが、恐らくこれがアダとなって最終的に順位を落としてしまったんだろうな…と予想がついた。

第3種目の無限ジャンプ。
​ こちら ​(後半戦のみ)
やはり、結城りなの復活は叶わなかった。この種目、ドクターストップによる無念の棄権。
僕は総合結果を知っていたから「なるほどな・・・」となったが、
本人はもとより、現地で応援していたオタクたちも、さぞ悔しかったことだろう。
ここまで種目1位&3位を取り、総合1位の座を守っていただけに、あまりにも痛恨。
動画で一瞬映った応援席も、お通夜モードだったように見受けられる。
動画ではスタッフに介助される姿もあり、こんなにバテている結城りなは初めて見た。
第4種目では復活するための一時的な休養ということだが、果たしてこのハンデがどれだけ響くか。

そして最終、第4種目のSASUKEタイムレース。
​ こちら ​(後半戦のみ。総合結果発表も含む)
結城りなは復活した。動画を見てもらえれば分かると思うが、編集での扱いも、もはや主人公だった。
総合結果は分かっていながらも、その復活シーンに再び目頭が熱くなり、
ここで再び少しでも爪痕を残して欲しいと、この日も一人、車内で祈りながら見ていた。
その姿はもはや「完全復活」だった。
前の種目で倒れていたとは思えないぐらい、いや実際は倒れたことで回復したおかげではあろうが、
笑顔で天真爛漫な結城りなさんがそこに居た。今にも体育館を走り回りそうな結城りなさんがそこに居た。
その姿を見て、「これはイケる」と確信した。
結果は種目2位。1位の清司麗菜さんがあまりにもバケモノ級だったが、それに次ぐ記録を叩き出した。
僕はその場には居なかったので分からないが、
流石にその瞬間は、会場全体が結城りなさんを讃えるムードだったらしい。

そして総合結果、2位。気になる1位とのポイント差は、たったの5ptだった。
結果は結果だが、1種目棄権してのこの結果は、「実質1位」とも言えるほどの凄まじい記録。
棄権した種目以外では、1位と2位と3位しか取っていない。
動画における扱いも、どう見ても主役級だったし、
総合優勝した伊藤美希さん・別のドラマを作った岩本理瑚さん並に目立つ扱いだったと思う。
間違いなく、会場に居た、それまで結城りなさんのことを知らない人たちにも、インパクトを与えたことだろう。

そして、この2位は決して無駄ではなく、
結城りなさんはSASUKE本戦こそ出場できなかったが、女性版SASUKEと呼ばれる「KUNOICHI」への出場が決まった。
この番組には、同じくSASUKEアイドル予選会で、優勝は逃したがそれぞれの種目で一度優勝し爪痕を残した、
岩本理瑚さん・風見和香さんも出場できていた。
十分に実力が認められた者に対する救済措置とも思えた。
2位は悔しいが、これはこれで大きな快挙である。
地上波ゴールデンタイムに出演できること自体が、簡単なことではないからだ。

KUNOICHI出演の際の結城りなさん特集は​ こちら ​。
他の多くの挑戦者が突破できなかったドラゴングライダーで、結城りなさんもまた無念の落下をしてしまったが、
その落ち方がダイナミックすぎてネタになるほどだった。
この先はまだ未知の世界なので、ひとまずアイドル以外も含めた他多くの挑戦者と同等以上のフィールドに立てていることを誇って良いと思う。
手を離すタイミングのミスがあったので悔しくはあったが、
本人も自宅でテレビに映る自分を家族と一緒に見ながら、
落ち方のダイナミックさに爆笑していたぐらいらしいので、この回については一旦それぐらいの気持ちで良いだろう。

●そして今年

SASUKEアイドル予選会が今年もやってきた。当然のように結城りなさんは出場することになった。
リベンジが懸かった大事な回。前回の実力を見れば、優勝も十分見えている。
これは流石に行くしか無い。またしても平日ではあったが、幸い夏の連休中だったので、僕は迷わず行くことを決めた。
(いや、恐らく仕事があったとしても、休みを取って無理して行っていただろう。)
そして、必ずこの目で、推しの優勝を見届けられるよう誓った。
誓ったと言っても、僕が直接何を出来るというわけでもないが、とにかく祈った。

結城りなさんはこれが発表される前に、ukkaのYoutubeの個人企画で、
「SASUKEへの道」と称して、ガチでトレーニングしている姿を公開していた。
​ こちら ​(以降5回分続く)
流石に去年の結果はかなり悔しかったと思うし、結城りな推しのオタクの間でもそういう空気があったように思う。
だから、もし次があった場合のリベンジには、人一倍執念があったことだろう。
結城りなさんはここまで、「最近はそこまでガッツリ運動しているわけではないが、ポテンシャルが高いため、出来てしまう」という感じだった。
とにかく最近はインドアを極めていることでも界隈では有名であり、
去年の予選会も、出場が決まってからようやくジムを契約して少しはそれっぽいことをするようになったそう。
ここまでは、ただ「持ち前のポテンシャルの高さ」でほぼ戦えてしまっていたのだ。
しかし、今度は違う。結城りなに火が点いた。
才能ある者が、努力を重ね始めたのである。
これで勝てないわけがない。あとはちょっとした不慮の事故が無ければ、必ず優勝できる。
そう僕は確信していた。

・・・しかし、予選会の数日前。
あの結城りなさんから、少し弱気な様子が見られた。
とにかく緊張しているようである。
無理もない。前回は知名度も恐らくそこまで高くなく、自分がどれだけ戦えるか、という面もあっただろうが、
今回は明らかに有力候補としてピックアップされ、結果を期待され、ライバルたちにはマークをされている。
プレッシャーが前回とは桁違いであることは想像に容易い。
SNSには「緊張してどうすればいいか分からない」などの投稿が見られた。
オタクが何か力になれることがあるとするならば、ここだろう。
懸命に文章を考え、DMでエールを送った。
これが果たしてどれだけの救いになれたかは分からないが、とにかくこちらが出来ることはやるしか無いという気持ちで送った。
あの結城りなが、ここまで弱みを見せて来るのは少し驚くとともに心配にもなったが、同時に少しだけ嬉しくもあった。
こういう時に一人で抱え込まずに、ちゃんとそれを正直に吐き出して、
SNSに書き込んでくれるということは、我々を頼りにしてくれているということだと思う。
そこに結城りなさんの、人間としての愛らしさを感じた。またひとつ、好きになってしまった。

さすがに少し心配にはなったが、それでも大丈夫。彼女は本番ではキッチリ決めてくれる。
以前、あるイベントにて、とても緊張しているようには見えなかったが、
実は本人はとても緊張していた、という後日談を聞いたことがあった。
たとえ緊張していたとしても、やるだけのことはやれるポテンシャルがある。そう信じるしか無かった。
僕は優勝するつもりで、いよいよ8月13日、愛知を発ち、千葉県のLaLa arena TOKYO-BAYへと足を踏み入れた。

●SASUKEアイドル予選会2025の開幕

いよいよ始まった。
僕には結城りなさん推しのオタクの知り合いが居るというわけでもなく、ずっとぼっち参戦を続けているが、
今回はオタクが有志でメガホンや旗などを多数用意してくれていたので、それをお借りした。
前回は行っていないのでどんな雰囲気だったかは分からないが、緊張感があった。
去年Youtubeで見たような、マットやセットがアリーナに広がっていた。
オタクの応援席はその周りのスタンド席に、アイドルごとに固められている形だったが、
我々結城りな推し席は、ちょうど選手入場口から対面にいる場所だった。
選手入場。確かBGMは当時の最新音源である「それは月曜日の9時のように(10th ver.)」だったと思う。
真正面だが、座席からは遠かったので肉眼だと表情はハッキリ見えない。双眼鏡を持ってきていて良かった!
この時結城りなさんが実際どれだけ緊張していたかは分からないが、やはり、見た目はいつもと変わらないように見えた。
むしろこちらが緊張し始めていた。

選手紹介からの、早速第1種目、去年と同じビーチフラッグス。
​ こちら ​
まずここは取っておきたいというのは、結城りな推しとしては誰もが思っていたことだろう。
万が一何かしらの事故が起きて、もしくは今年初参戦のとんでもない伏兵がいて、1戦目からフラッグを取れなかったら・・・
なんてことも脳裏によぎってしまったが、そんなものは杞憂だった。
結城りなさんは鮮やかに、まず初戦を制した。
スタートの瞬発力とそこからの加速は流石のもので、
開始直後から「あぁ、これは勝ったな!」と分かるほどだった。
まずこれが競技としては最初の最初だったので、ひとつ乗り越えてこちら側としては安堵したように思う。
他の選手の奮闘も見つつ、続く2戦目も危なげない勝ちを拾うことが出来た。

いよいよ決勝戦。相手は奇しくも去年と同じ、大信田美月さん。
​ こちら ​
明らかにこの2人がこの種目においては抜きん出ているということの証左であろう。
ここで改めて、選手へのインタビューがあった。
そこで結城りなさんは一言目に、こう始めた。

「そうですね〜、(ここまで来るのは)想定内だったんですけど〜、」

ハッとさせられた。
これだ。これが僕の推している結城りなさんだ。
ひとりふんどしでバック転を習得した時の、あの自信に満ち溢れていて、
何ならちょっと調子こいた発言までしてしまう彼女がそこに居た。
僕が彼女を推し始めた原点だった。
まだ決勝はこれからなのに、この発言だけで、ここまでのすべてがフラッシュバックし、涙が溢れそうになってしまった。
と同時に、これでもう、何も心配は無い。
結城りなさんは、必ず勝ってくれると確信した。

そして結城りなさんは、僕たちの期待に応えてくれた。
第1種目、ビーチフラッグス優勝。去年に続き2連覇である。
まずここで叫びながら泣いた。
「ここは取っておきたい」なんて思いながらも、やはり「もしも」というのが怖かった。
大きな安堵と喜び、そして推しに対する深い信頼感などが一気に押し寄せてきた。
優勝後のインタビューでは、「みんな声枯れてると思うから、」という発言もあった。
我々のことについて触れてくれるのは嬉しいし、
「オタクが自分を応援してくれるために声を枯らしている」という前提なのがとても良かった。
一気に"イケる"気がしてきた。

第2種目、テイル・インポッシブル。
​ こちら ​​
形式こそ違えど、ひたすら走り続ける地獄の体力勝負になるのは去年のシャトルランと変わらない。
結城りなさんは前回、持久力には自信がないとしながらも、
3位まで粘ることができ、代償として体力を使いすぎてしまい、続く第3種目を無念の棄権という形になった。
結城りなさんは賢い。
今年は必ず修正して来ることは間違いなかった。
ただがむしゃらにその時出し切れる体力を出し尽くすのではなく、ちゃんと先を考えられる人だということは分かっている。
だから今年は、序盤は何とか食らいついてギリギリをキープしつつ、
真ん中あたりまで来たら無理せずドロップアウトする選択を採るのではないか、と予想した。
中盤でドロップアウトすれば、その分休憩時間も増える。
彼女は賢いので、今回はそれぐらいの選択はしてくると信じていた。

レース開始。やはり、序盤は流石に落とせず、最初の3人、次の3人と、結城りなさんではない人たちが脱落していった。
1ラウンドだけでも結構な距離なので、かなりキツそうである。
残り半分の6人になった、3ラウンド目。
遂に結城りなはだんだんと出遅れ、生き残れる3着目からはそれなりに距離のある5位の位置についた。
以降ゆるやかに減速し、ひとまずそのラウンドを完走だけはするという程度の力の抜いた走りになった。

「それだ!!いいぞ!!!」
あの時の結城りな推しの総意だったと思う。
去年、あの姿を見てしまった我々からしたら、今年の5着キープの省エネの走りに、どれだけ安堵したことか。
明らかに前回の反省を活かせていたし、それでいて、決して順位は低くない。12人中5位なのである。
まさに「天才」だと思った。ペース配分が神。
そのまま結城りなさんは5位でゴールし、それなりの点数を稼ぐことで、
総合1位をキープしながら、次の種目にも出られそうだった。
こんなに名誉ある5位があるか。
完走した後の様子を双眼鏡で見ていたら、流石にそれだけ走るとかなりバテていた様子だったが、
それでも前回のようなことにはならなそうだったので、我々としてはとにかく安堵だった。
一番の山を超えたような感覚。

そして、折り返しのこのタイミングで、少し休憩時間が入った。
この部分は去年どうだったかは知らないが、
地獄の走りを終えたこのタイミングで選手一同、少しでも休憩が出来るのは大きいと思った。
ただ、今回もここで体力を使い果たしてしまった選手(桐原美月さん)がいたようで、車椅子で運ばれる様子を目にしてしまった・・・。
残念ながら桐原さんは、以降最後まで棄権となってしまい、舞台に戻って来ることはなかった。
恐ろしいサバイバルだということを改めて認識させられた。

第3種目、パワーフォース。
事前に競技の説明は聞いていたのだが、前回にはなかった、力や体重が必要な競技である。
第2種目の持久力に続き、恐らくここも結城りなさんにとってはあまり得意分野ではないのではないか、と思った。
以前、ラジオの企画で他の女性タレントらと腕相撲トーナメントをやっていたことがあったが、
そこでは確か準決勝あたりで敗退していた記憶がある。
また、明らかに細くて華奢なほうだと思うので、引っ張り合いという点でもそこまで有利ではなさそうと見えた。
それでも結城りなさんは数日前に、「これのためにいつもよりご飯食べてる」というツイートをしていた。
当然、当の本人が一番よく分かっていると思うので、もはや何も言うことはない。

試合形式はビーチフラッグスと似たような、3回の勝ち抜き戦だった。
1回戦の相手は、奇しくも同じスタプラである風見和香さんだった。
​ こちら ​
2人は去年のSASUKEアイドル予選会で共演して以来仲良しで、
今回も競技の合間に2人で仲良くイチャイチャしている様子が時々見られた。
そしていざ、マットに立ち、これから勝負をするというのに、なお、なんか楽しそうにイチャイチャしているのであるw
流石に「いいぞもっとやれ」と思わざるを得なかった。こういうのを、いわゆる「尊い」とでも言うのだろうか。
1回戦では勝つことが出来た。
ここでスタプラの潰し合いになってしまうのは勿体なかったが、すべて公正なくじ引きで決められているので仕方ない。
意外とイケるか!?と思ったが、続く2回戦で惜しくも敗退。決勝進出はならなかった。
​ こちら ​

ここで総合ポイントが誰かしらに追い抜かれながらも、最後の4種目目で逆転して優勝する構想・・・と思ったが、
意外にも?総合ポイントはここでもなお、1位をキープしていた!!
2位の涼海すうさんとは最小の5pt差しか無かったので、
明らかにこのパワーフォースで1回戦勝ち抜けた分の僅かなポイントが効いているし、
何なら1つ前のテイルインポッシブルで5位だった分すらめちゃくちゃに効いている。
あそこで仮に6位だったら、現時点で涼海さんと同ポイントの1位タイになっていたはず。
ここで1位をキープした状態で最終種目に臨めるのは、精神的にかなり大きいだろう!

そして最終種目、SASUKEタイムレース。
・・・とは言え、やはりこの種目のポイントの比率はかなり大きい。
暫定1位とは言え、2位・3位とのポイント差は僅差だったので、
これらの人がここで結城りなさんより速くゴールすると、余裕で逆転を許してしまう数字である。
そして気になるチャレンジ順だが、何と暫定ポイントが低い選手から順番ということになった。
これはつまり、暫定トップの結城りなさんは、最後に挑戦し、そこですべてが決まるということを意味する。
ここで個人的に少し安堵したのは、昨年の予選会のSASUKEタイムレースで、
ぶっちぎりのバケモノタイムを叩き出した清司麗菜さんとのポイントに結構な差があったこと。
この種目で仮に清司さんに1位を取らせたとしても、結城りなさんがそこそこの上位に付けていれば、
総合ポイントで逆転を許すことは無いと見た。
実際、去年の予選会のSASUKEタイムレースでは、結城りなさんが、清司さんに次ぐ2位のタイムを出していた。
今年もそれぐらいの調子で行ければ、総合1位がかなり見えてくる!!

下位の選手から順次挑戦して行く中、やはり清司さんのタイムだけが異常だった。
1人だけ、他の選手と10秒近い差を付けてゴールしており、異次元の速さだった。
しかし、これはこちらにとってはむしろ好都合。
上位であればあるほど、ポイントの差が大きくなるので、
清司さんに1位は取らせておいて、その下で争ったほうが、逆転を許しにくくなるからだ。
・・・と、こんなみみっちいことを考えているのは、観ているこちら側だけだろう。
選手はとにかくベストを尽くして、少しでも速いタイムでゴールすることだけを考えているはず。
ライバルであるはずの他の選手も、そのオタクたちですら、
他の選手がゴールするたびに拍手と歓声を送っており、会場は本当に素晴らしい雰囲気だった。

そして最後、遂に結城りなさんの出番は来た。
​ こちら ​
明らかに最強のラスボスのオーラを纏っており、会場全体もそういう空気だった。
ここまでは予想通り、清司麗菜さんがぶっちぎりの1位の座を守り続けて来た。
細かい計算はしていなかったが、恐らく2位の涼海さん、3位の大信田さんあたりのタイムさえ抜ければ、
総合優勝は確実だろうという感じだった。
あとはもう、去年の岩本さんの件があるので、
とにかく不意の落下事故だけは無いよう、天に祈りながら見ていた。

やはり、結城りなは速かった。しかも、慎重だった。
平均台で落下しない程度の安定感を取りながら、大信田さんを上回る2位のスピードでフィニッシュ!
去年と同じく、やはり清司さんだけが異次元の速さだったが、それに次ぐタイムだった。
そり立つ壁を少し滑るミスがありながらも、登るのが速かったため大きなロスには繋がらず、
ゴールのボタンを押し、タイムが表示された瞬間、僕は結城りなさんの総合優勝を確信し、涙が止まらなかった。

やった。終わった。
具体的なポイント差までは分からなかったが、とにかく総合優勝が間違いないことだけはこの時点で分かった。
程なくして総合成績発表、何と2位が同率で2人居たが、そこに25ptもの大差を付けての圧勝だった。

勝った!!!!!!!!!!
遂に結城りなが優勝した。
去年も、優勝を逃しながらも、ペース配分さえ分かっていれば、優勝出来た実力だと言われていた。
そこをしっかり修正し、無理しすぎず、常に総合優勝を見据えてきっちり戦略を立てた上での優勝だった。
実力が「評価される」だけでなく、「結果に結びつく」ことが出来たのだ!!!
何よりもこれが嬉しすぎて、もうとにかく僕は叫び散らかしていた。
視界の半分ぐらいが床だった記憶が残っている。

25pt差。結果的には、第2種目のテイルインポッシブルで5位にまで食い込む必要は無かったし、
第3種目のパワーフォースで1回戦を勝ち抜く必要も無かった。
しかし、最終種目のSASUKEタイムレースに差し掛かる段階で、
2位の涼海さんと5pt差しか無かったことを思い出して欲しい。
これら全てが無ければ、最終種目における重圧が違ったことだろう。
そう考えると、特にテイルインポッシブルの5位が、どれだけ偉大なものかということがよく分かる。
4位に無理して付き合おうとしていたら、また体力が無くなっていたかも知れないし、
逆に6位に落ちていたら、鈴海さんと同ポイントになっており、プレッシャーを感じていたかも知れない。
まさに、総合優勝に向けて過不足の無い、絶妙な落とし所である最適解こそが、
あのテイルインポッシブルの5位だったのだ。
こんなに名誉ある「5位」があるか。
僕は今大会の結城りなさんの活躍において、特にこの点を大きく讃えたい。

Youtubeで配信もされているが、表彰されてからのインタビューで、結城りなさんは
「去年はSASUKE本戦をテレビで見ていて、あっちに立ちたかった」と涙ながらに語ってくれた。

結城りなさんは、元々AKBやももクロに影響を受け、
中高時代から友達と一緒に、歌ったり踊ったりして、アイドルを目指していた少女だったという。
しかしオーディションにはなかなか恵まれず、高校3年になって、
友達もそろそろ現実を見て他の道を選び始め、離脱していった中、
自分もそろそろ最後かなと思った時期にukkaのオーディションが目に入り、ここに運命を感じたらしい。
こうして「最後のチャンス」を掴み取り、高校3年生の秋にしてようやく念願のアイドルに転身することが出来たわけだが、
彼女は自他共に認める「インドア派」であり、特にドラマ大好きなテレビっ子である。
アイドル、特に女性だと、小学生ぐらいからオーディションを受けたりスカウトされたりして、
学校生活と並行して、思春期を「芸能人」として過ごしてきたような子も多いだろう。
しかし、結城りなさんはそうではなく、学生時代の大半を一般人として過ごし、
家で長い時間テレビを見ながら、「テレビの向こう側の世界」に憧れを持って生きてきた人ということになる。
それがあってか、彼女はしばしば、画面に映っている自分に対して、妙に客観視しているところが見受けられる。
1オタクの邪推ではあるが、
物心ついた頃からそういう活動をしているわけではなく、
「自分たちが一般人として生きている世界」と、「画面の向こう側の世界」に、
明確な境界を持っているような価値観を持っているのではないだろうか。
だから、自分が動画のサムネに映っていた時に「私映ってる!」と一般人のような反応をしたり、
かわいいアピールを積極的にするようなキャラではないのに、
かわいくしてもらった自分の写真などを見た時は惜しげなく「かわいい」と発言したりと、
画面の向こうの世界にいる自分を、どこか客観視しているところを感じる。

話が逸れたが、今回のインタビューに関してもそうで、
去年は自分が画面の向こう側に出られるチャンスがありながらも、
結果としてはいつもと同じように家でテレビ画面の手前側で見ていたことに、悔しさを覚えたのではないかと思う。
今年は遂に、「向こう側の人」になれる。
KUNOICHIに出演できた際も、そもそも地上波に出られることを大きく喜んでいたので、
今回もその喜びを噛み締めつつ、
そして彼女がしきりに言っている、「楽しんで、気付いたらゴール出来てた」をぜひブチかまして欲しい。
必死に努力して努力して、何度もつらいことを乗り越えながら最後に勝利するのもまた美しいと思うが、
僕は「ただやりたいことを楽しんでやっていたら、なんか知らんけど最強になっていた」そんな推しを見たい。
そういうところだけを僕たちに見せようとしてくれていることも分かってる。
裏では仕事に対してクソ真面目であることも、たまにメンバーに暴露されているし、
自身が企画しているラジオ番組では、ゲストに対して分刻みの細かい進行を分かりやすく送ってくれたことも明かされている。
自分の最後のチャンスを拾ってくれたukkaに、一命を賭して恩返ししたいことも、
先日のライヴのMCで涙ながらに語ってくれたが、それも十分こちらには伝わっている。
だからもう、何も言うことはないので、とにかくその世界を存分に楽しんで、最強であってくれれば良い。

改めて結城りなさん、SASUKEアイドル予選会総合優勝、そしてSASUKE本戦出場本当におめでとう!!!
推しとしてこんなに誇らしいことはないです。
こんなところにまで連れて行ってくれて本当にありがとう。

行ってらっしゃい、テレビの向こう側の世界へ。
かましたれ!!!!!!!!

あと、かわいい。お顔がタイプ。ドストライク。好き。

​ こちら ​
結城りなさんの綺麗なソロ歌唱が聴ける曲

​ こちら ​
ライヴにおけるカッコ良い結城りなさんのソロパート集

​ こちら ​
結城りなさんの激甘かわいいシーン集

​ こちら ​
何でもすぐ勝負したがるしすぐ勝とうとする結城りな

​ こちら ​
すぐ「自身ある」とか豪語するし実際やったら出来ちゃう結城りな





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最終更新日  2025.12.19 14:51:39
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