はあと・めもりいず

はあと・めもりいず

2006/03/05
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カテゴリ: 読書録。
”同じマンションの主婦仲間と子育てにいそしむ30歳の弥生。夫の微妙な変化に気づきながらも、社会との接点を求めて、タウン誌のライターを始める。そこに、新たに入居した隣人のあけすけな言動が、平穏だった日常をねじれさせていく・・・。リアリズムの名手が切実に描く、人生の岐路に立つ女性の渇きと癒し。あなたにとって結婚はおいしい水ですか?”

おいしい水 盛田隆二

二人で作り上げてきたはずの家庭、夫婦間に出来る微妙なズレ。それは、どちらのせいでもなく、当たり前に起きることなのに、小さなズレを修正することも受け入れることもなく過ごしてきてしまうと、いつしかそれは大きな溝になってしまう、、、そんなことを感じた作品。
夫婦間のこともマンションの住人達とのやり取りも、何だか妙に現実味を帯びていて、のめりこんでしまう。
30代後半、または結婚生活10年以上の主婦に読んでいっしょに悩んでほしい。ダンナさんが読んだら切ないかも、、、。独身者には辛いかも、、、。

オススメ度:★★★☆☆
読み始めに、登場人物の相関図(家族の名前)を書いておくと読みやすいかも。わたしの場合、南さんて誰?、しのぶさんて誰?岳人くんは誰の子?と時々考えてしまったので、、、。


読んだ後、何だかダンナに抱かれたいと思ってしまうわたしは、ものすごく平凡だけど幸せな毎日を過ごしているのだろうか。そして、自然にしたいとか抱かれたいとか言える、わたし達の夫婦関係は、上手くいっていると思っていいのだろうか。
まだ20歳の頃、”最後の恋愛だと思う。”と上司(妻子持ち)に告白されたとき、結婚と恋愛は違うってことなの!?となんとなくぼんやりと考えていたことが、ちょっと理解できるような年齢になって、この本の内容に共感できるようになったけれど、今のわたしにとっての恋愛対象はやっぱりダンナ以外には考えられなくて、こうしてブログを書いている今も、何だか胸がドキドキして体が熱くなるような、、、。それでいて小説の主人公のように、素敵な年上の人や若い彼なんかがあらわれたら、ちょっとときめいてしまうかも(現実的ではないが、、、)なんて空想してしまうのも、幸せゆえといえるのかもしれない。





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Last updated  2006/03/06 05:11:46 PM
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