はあと・めもりいず

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2006/07/24
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カテゴリ: 読書録。
「センチメンタル・サバイバル」平 安寿子

センチメンタル・サバイバル

~独身で働き続け48歳となった叔母。その家に家事一切を引き受ける条件で家賃なしで同居することになった「るか」24歳。恋愛に仕事、将来など、理想と現実のはざまで揺れ動くガールズライフを描いた、いま注目の作家の最新長編。~

主人公は24歳の”るか”なんだろうが、どうも年齢的にオバさんに近いせいか、そっちの気持ちに共感するわたしがいる。独身でいたら、結婚しても東京で仕事を続けていたら、オバさんみたいになっていた私がいるような気がする(私は、家事ができるけど)。
中途半端で、周りに流され、周りに合わせているような”るか”だけど、実はしっかりしてるんだなあと思う。ホントに流されているやつは、きっちり仕事をしたり、めんどくさいオバさんの家事を言われたとおりにこなしていけないと思うから、、、。

あるとき、バイト先の店長に「低反発マットレス」と誉められたとき(るか自身は、誉められたような気がしていないが)、 相手に合わせる。そんな風に見えるのか。確かに今までそうやってきたかもしれない。相手の出方を見て、合わせる。相手が何事かを強く主張するなら、「ま、いいか」と受け入れる。そうすると、楽だ。こっちは何も考えなくていい。摩擦も起きないから、お互い傷つかない。無意識のうちにそう思って、そういう生き方を身につけてきたのかもしれない。 と自己分析する。
店長にばかにされたように感じたるかは、オバさんの 「つまり、人生を生き延びるためには、人に合わせるときと、自分剥き出しで何かに向かっていって手応えつかむときと、両方要るってことよ。そのバランスがうまくとれないから、疲れるのよね。」 ということばに自分のあり方を考える。

るかって、まっすぐだなあ、と思う。気持ちは揺れ動くかもしれないけれど、優柔不断と言うのとは違って、ほんとに今自分がしたいこと、必要なことを見極めているのだろうと思う。

わたしは夢も目標もない。でも、とりあえず、変化に合わせてやってみようと思う。新しく覚えなきゃいけないこともあるし。だから、見た目は現状維持だけど、わたしとしてはチャレンジのつもりなんです。









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Last updated  2006/07/28 03:50:39 PMコメント(0) | コメントを書く
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