はあと・めもりいず

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2007/03/20
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カテゴリ: 読書録。
「ビート・キッズ」風野潮



~「ドラムの響きは、俺の心の、花火やねん!」英二が叩く。七生が打つ。二人の大阪少年が16ビートで笑って泣かせる!―中学のブラスバンド部を舞台に炸裂する青春を、大阪弁のリズムに乗せて、涙と笑い、てんこ盛りで描いた、「パーカッション新喜劇」。児童文学新人賞三賞独占の傑作。~

主人公で語り手の少年、横山英二は、バクチ好きでお人よしのお父さんと、しっかりもののお母さんの間に育ってきたが、お母さんが妊娠中でちょっとからだの調子が悪く、家になかなか帰ってこないお父さんに代わってお母さんを支えている中学二年生だ。そんなある日、吹奏楽部にひっぱりこまれ、楽器の演奏の上達と共に、仲間と作り上げていくブラスバンドで成長していく物語。ブラバン一筋の青春ドラマではなく、英二や仲間の抱える家庭事情がからんで、精神的に成長していく・・・。

ちょっとお調子者だけど、素直な少年の楽しくそしてちょっと泣かせる物語。中学生だけで出来ることは、彼らが思っているより少ないのだが、夢と希望・理想に膨らんだ彼らは出来るような気がするんだよね・・・そして、出来ちゃったりして、、、。
若いと言うより幼い彼らだが、そのひたむきな一生懸命さは、青春時代ではなく少年時代の輝きがある。
少年たちの話と思っていたのに、だんだんと惹きこまれていって、自分も”青春”しているような気がしてくる。読後感が清々しい、そして、彼らのその後が気になる。。。

★★★☆☆

続編があるようです↓



~高校に進んだ英二は軽音楽部に入部。同級生三人とともに、ロックバンド『ビート・キッズ』を結成する。メンバーとライブ・ジャックをしたり、リズム&ブルースバンドに助っ人で参加したりで、天才的なリズム感はさらに注目を浴びるが…。児童文学新人賞三冠獲得作品の続編。今度は「ロックンロール新喜劇」。~

DVDも出ているようです↓(設定がちょっと違いますが、面白そうです)









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Last updated  2007/03/22 11:34:05 AMコメント(0) | コメントを書く
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