はあと・めもりいず

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2009/01/30
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カテゴリ: 読書録。
「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸


木洩れ日に泳ぐ魚(さかな)

~高橋千浩と藤本千明は、数年間一緒に暮らしたアパートで最後の晩を迎えた。二人とも、一年前に旅先で起きた一人の男の死の責任が相手にあると考え、今夜中にその真相を知りたいと思っていた・・・。男と女の交互の語りで進む、ある一晩の、そしてその半生の静かな物語。~

この物語は、奥が深い・・・一枚の写真から見えてくる過去・運命、男の死、そして男女の別れ。真相が見えてきたとき、ドラマは日常の中で静かに始まり静かにに終わっていくのだと感じられる。。。



子供の頃は、いつもブランコに乗る順番を待っていた。けれど今はブランコのほうが誰かが来るのをずっと待っている。大人になるということは、ブランコの順番が必要でなくなるということなのだ。

食料品とは、イコール生き物なのだ。生き物はこんなに重いのだ。

「真実を教えて」
「大切なのは真実だ」
「真実は曲げられない」
「真実は重い」


生きていることの重さ、真実の重さ、それを考え感じたとき、二人に訪れたのが別れであるという事実が切ない、、、。

★★★★☆





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Last updated  2009/01/30 04:14:07 PM
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