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マコ8896

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2005.08.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
特典映像の音楽に関する短編はとても参考になります。
面白かったのは、Music of the NightとAll I ask of youの対照です。
もともと序曲に登場するファントムのテーマは彼の「暗黒面」(スターウォーズ的?そういえばダース・べーダーとファントムって格好が似ています。)を表しているのに対して、Music of the Nightは彼の芸術面、繊細で愛情豊かな面を表しています。
この激しく矛盾するものを抱えているのがファントムですよね。
ファントムのテーマということですと、あの「音楽の天使」も考えなければなりませんが、とりあえずはMusic of the NightとAll I ask of youの対比と言うことで考えます。
その彼のMusic of the Nightはクリスチーヌに対して歌われます。幾つかの場面を経てやはりAll I ask of youもクリスチーヌに対して歌われます。
これはラウルの愛情を表しています。ファントムのような矛盾な暗さはなく、あくまでも健康的で優しい愛情です。
この二つがクリスチーヌに向けられ、彼女のその間で揺れ動くわけですね。
確かにこの二曲は調が同じです。ただ、Music of the Nightはその後、様々に転調していきますが・・・

このあたりはとても良くできています。
そういうところを併せて考えていきますと、映画の広告でロイドウェッバーを「現代のモーツァルト」と言っているのは、やっぱり疑問です。
広告だから親しみやすい方が良いのでしょうかね。僕はこういう音楽の自分に旋律を割り振っていくモティーフの使い方は、ワーグナー的であり、物語のテーマ「愛による救済」もワーグナー的であると思います。
でもでもでも、結局、ロイドウェッバーはロイドウェッバーであり、現代が生んだミュージカル、オペラの二つの分野を超えた天才であるということでしょうか。





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Last updated  2005.08.30 07:35:10
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