ぽ~にょ、ぽ~にょ、ぽにょ♪
と、
つい、口ずさんでしまう歌(笑)
大人も子供も、気づいたら歌っていたり・・・
この旋律は恐ろしいものがあるなぁと、
つい思ってしまいます(笑)
昨日、地上波初登場にて放送されてましたね!
今日の夕食は、家族でその話題でもちきりでした(笑)
父が驚いたのは、
宗介が乗っていた、あの「船」・・・
そう、ろうそくで動いていた、あの船だったようで、
「あんなおもちゃがあったなんてことは、
今時の子は知らんぞ!」
と、しきりに感心してました(笑)
弟などは、
「ポニョが子供をあやす場面がいまだに意味がわからん。
海の水で街が沈んだのに、
大人はみんなそのまま受け入れて明るいし・・・
普通、そうなったらすごい慌てるやろ!?
何より、どうして海に沈んだのか、意味がわからん」
などと話し(笑)
母などは、
「どうしてポニョは魔法が使えるの?」
と、それぞれの驚いたところや疑問点を次々と挙げてました(笑)
私も正直・・・わかりません(^▽^;)
いや、
わからなくて当然だと思います(笑)
物語の視点は、あくまでも、
5歳の宗介の視点であって、
そして、
魚で、半漁人で、人間になってしまったポニョの視点です。
この二人の視点から物語は展開していく、
つまり、
子供の視点で物語を展開させてあるので、
小さな・・・細かな部分の設定についての説明が、
一切ナシ(笑)!!
ポニョのお父さんのフジモトなんて、
どうして元は人間で、しかも日本人なのか、
理由が全く語られてないでしょ(笑)
そういった意味合いではツッコミどころは満載で、
ポニョのパンフレットがない限り、
そんな疑問は解明されません(笑)
パンフレットには、そういう細かな設定の部分について
解説が入っているので、理解することが出来るんですが・・・(^^;)
なので、まぁ、別段、
わからなくてもいいんです(笑)
宗介とポニョの心の交流がわかれば、
伝われば、
彼らの純粋な情愛が伝われば、十分なんです(笑)!
・・・子供の純粋さを描いている、
素敵な童話だと思います(*^^*)
ただ、私としては・・・
物語の中に登場している、「ひまわりの家」。
グループホームなのか、老人ホームなのか、
その区分けはちょっとわからないけれど・・・
介護をしている私にとっては、
いろいろと重なってしまう部分もあるわけで・・・
ついつい、
「あ~、あるある!」
「こういう方、いるよね~♪」
なんて、思ってしまいます(笑)
それにね・・・
物語の、最後のほうで・・・
海に沈んだ「ひまわりの家」の庭で、
おばあさん方が、みんな、
はしゃいで、飛び回ったり、走り回ったり・・・
そんな場面がありましたよね。
正直、あの場面は辛いんですよ。
あの場面は、今の施設を利用されていらっしゃる方々の、
いや、
身体が不自由になった方々の想いが全部、詰まっているから。
またね、もう一度ね、
走ったりしたいんだよ。
走らなくてもいい、歩きたいんだよ。
思う存分、動き回りたいんだ。
かつての自分を懐かしむ、
そんなところがご老人方にはあります。
「あの頃はよかった」
「もう一度、できることなら歩いて・・・」
と、思うわけです。
その夢を、あの場面ですべてを叶えてしまっているんです。
アニメーションの中で、その夢を叶えさせてしまった監督・・・
もう、
監督の想いも目一杯つまっていて、
胸が苦しくなるくらい、嬉しいけれど、辛いんですよ。
素敵な場面だけに、いろいろと感じてしまいます。
ポニョのイメージアルバムの中に、
「ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)」
という曲があるのをご存知ですか?
崖の上のポニョ イメージアルバム/久石譲[CD]【返品種別A】
作曲者である、久石譲さんの娘さんが歌われているんですけど・・・
この歌詞が、もう・・・
何気ない文章なんですけど、
ものすっごい、
泣けるんです!
ご老人方の想いをそのまま綴られていて・・・
とても切なくて、たまらなくて、
私はボロボロと泣けてしまいます。
素敵な歌です。
宮崎監督が作詞されてますが、
飾り気のない言葉で綴られた詩が、またよくて・・・
胸が締め付けられて、切なくて、たまらなくなります。
この歌を聴くと、
ご老人方に、今の私に出来ることって何かな・・・
もっと頑張って、理解していかなくちゃダメだな、
と思ってしまうんです。
私にとってすっかり、特別な曲になってしまいました。
・・・話しは逸れましたけど(笑)
崖の上のポニョは、
上質な童話だと思います!
大人視線から言うと、
すんごい突っ込みたくてたまらないんですけど(笑)!
でも、
これは突っ込まずに、
素直に見ることが一番だと思います(笑)♪
・・・それにしても・・・
フジモト、いい味、出してるなぁ・・・
所ジョージさんを起用したのがホント、頷けますね(笑)
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