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November 21, 2025

天然ガスがバルカン半島経由でウクライナに、ギリシャとウクライナ合意で1月から

カテゴリ： EU

天然ガスがバルカン半島経由でウクライナに、ギリシャとウクライナ合意で1月から

RBCウクライナ

Фото: президент Владимир Зеленский (president.gov.ua)
Автор: Наталья Кава

ウクライナとギリシャは新たなエネルギールートの設立で合意。ギリシャのアレクサンドロポリスからオデッサまでのヴァルカン半島を通じたエネルギー新たなルートで天然ガスが搬送されることになります。

RBCウクライナはゼレンスキー大統領とギリシャのミツォタキス首相の共同記者会見を引用し報道。

ミツォタキス首相は「新たなルートは南から北への『安全なエネルギー冠動脈』となり、ウクライナが信頼できるエネルギー源にアクセスできるようになる。ギリシャはすでにアメリカの液化天然ガスを中央と東部ヨーロッパに供給の重要な場となっている。このプロジェクトで全ての地域でエネルギー供給の安全が強化される。
これは我々とあなたの地域における安定と安全に決定的な貢献を与えることになる。プロジェクトはギリシャのインフラ設備とパートナー戦略のために可能となる。」とギリシャの貢献をアピール。

天然ガス供給は1月から開始。ウクライナとギリシャ間のガスをめぐる合意の重要点。
ギリシャのアレクサンドロポリス港からの天然ガスはブルガリア、ルーマニア、モルドヴァを軽有してオデッサに辿り着くます。

ゼレンスキー大統領は新ルートによる天然ガス提供は2026年の1月に開始と発表。合意書は冬に向けてロシア攻撃で自国天然ガス抽出が打撃を受けたことに対しする補填のための大規模エネルギー対策パッケージの一部となる、と述べています。

「合意は我々のエネルギー上の安全にとって重要だ。新年の第一四半期にはすでに実施されることになる。合意となったプロジェクトもある。我が国のエネルギー企業が話し合いをした。」

大統領はまたギリシャとアメリカがウクライナのエネルギー源供給に重要な役割を担ってくれたことに感謝を表明。

「我々がアメリカのエネルギーをギリシャのインフラ設備を経由して受け取ることが可能となったことをアメリカの企業、アメリカのエネルギー省、トランプ大統領に感謝したい。
新たな天然ガス輸送ルートの設立はロシアの侵略状況でのウクライナへのエネルギー供給を安定化させ、環大西洋上協力で重要な事実となる。」

今日（11月16日）ゼレンスキー大統領はギリシャを公式訪問。さまざまな外交的会談が予定されています。ゼレンスキー氏の公式ギリシャ訪問は２回目。１回目は2023年8月。次の訪問地はパリとマドリードです。

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