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タンポポの綿毛 癌細胞はそう例えられるらしい。 手術で今ある癌は取ってしまったんだけど 浸潤性微小乳頭癌という夫の癌は 浸潤性…つまり転移しやすい 微小…つまり細胞が小さくあちこちにかんたんに入り込みやすい タンポポの綿毛は風に乗り あちこちに飛んでいく。 たどり着いた場所で全ての綿毛が芽を出すわけではないけれど 全ての綿毛が芽を出さない保証はない。 血液やリンパ液に乗って身体中を回っているかもしれない癌細胞。 たどり着いたどこかで癌に成長すれば それは再発なのだ。 そこで、副作用の少ないホルモン治療に加えて 抗がん剤でどこかに飛んで行った癌細胞を癌になる前にやっつけましょう ということなんだけれど タンポポの綿毛が発芽しないように 除草剤を使えば 周りの芝生や植物も枯れてしまう。 人の身体もそう。健康な細胞もやられてしまい、副作用がおきる。 脱毛、吐き気等…。 頑張れ‼ っていうのは簡単。 でももう本人にしか決められない。
2017/10/27
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今日は夫の退院日。 日曜日に 来週奥さんと一緒に今後の治療についての話を…。と主治医から言われたらしいのだけど 今日の退院に合わせてしていただけると助かる(仕事そんなに休めんからね)と伝えると ちゃんと今日説明してくれた。 結果は 浸潤性微小乳頭癌 というタイプの女性の乳ガンの中でも珍しいタイプで男性となると更に珍しく よって数字の話(生存率等)の話ができない と言われた。 また、悪性度が高く、予後不良(転移しやすい)と言われる たちの悪い癌だそう。 進行の速度 30~40% これは 某乳腺外科の先生はそんなに速い方ではないですよ~ たちの悪い癌ではありませんよ と軽く言っていたが 今の主治医は 乳ガンのほとんどが10~20%に属するので 進行の速い部類だと思います と言う。 もしかしたら初めの頃の細胞の検査で 浸潤性微小乳頭癌 というのは 判明していたんじゃないか それなのに たちの悪い癌ではないと 某乳腺外科の先生は言っていたんじゃないか 今日の結果を聞いて どん底に落とされたけど 某乳腺外科の先生の言葉があったので すごい高いところから 突き落とされた気持ちになった。 当然半年間の抗がん剤をすすめられたが 髪や眉が抜ける(男性のウィッグはあまりないらしい) 仕事に支障がでる、経済的に負担が大きい 等…。 しかも、先にあったように抗がん剤がどれほと効くのか数字の話ができない。 来週正式に返事をすることにして 診察室出た。 夫の考えは 抗がん剤はしたくない 普通通りの生活をしたい 半年で約100万…。 これで100%転移しないなら…。 でも保証はない。 ステージ2B 普通に治療して5年生存率80%。 でも浸潤性微小乳頭癌はそれさえも不明、もっもと低くなるらしい。 まるで 死刑宣告だと思った。 支払いは高額医療の限度額から前回の入院費を引いた額プラス食事代8280円。 合計2万弱。
2017/10/27
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夫の病気の話 5日に退院して 10日に外来でリンパ液を抜いた けどまた13日も150CC抜いていて (痛み止代入れて1640円なり) そして今日から再入院となりました。 1週間から10日の予定。
2017/10/27
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夫の退院から4日経過した昨日。 脇が腫れているという。 早速今日受診したら 注射器5本分のリンパ液がたまっていたらしく 注射器で抜いてもらいました。 リハビリはほどほどにと言われたそうだけど 特に何もしてないんだけど。 この生活でこんなことになるなら 今後仕事とかできるやろか。 本日の病院・薬代 1670円。 また金曜日受診になった。
2017/10/27
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夫が退院しました。 とりあえず、2週間程自宅療養とのこと。 2週間後には細胞の検査結果が出るので、 今後の治療について考えないといけない。 主治医いわく…抗がん剤とホルモン治療したら間違いなく毎月医療費は限度額かかるとのこと。 選別してやらないといけない。 入院費は9月が限度額の支払いプラス食事3960円。 10月が49460円プラス食事4680円。 それぞれ支払って退院しました。 カードが使えるっていいわぁ。 医療保険が振り込まれてから引き落としだからね。助かる。 さあ 今日から夕食作らないけん。 夫が入院してから毎日食パンで済ませてたのに…。
2017/10/27
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某乳腺外科クリニックの先生 傷口は5~6センチ って言ってたのに 実際は10センチ以上。 この 嘘つきっ! 本当に嫌いやわぁ。 いいことばっか言ってから ウソばっか。 病院名出したいくらい。 同じ思いをする人が今後出ないことを祈ります。
2017/10/27
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総合病院の先生に 主治医を乳腺外科クリニックの先生から先生に替えて頂けないかと ご相談。 総合病院なので他の場所への転移にも対応できるし、 支払いはカードが使えるし、 家からも近いし…。 言ってみたけど んー 通常は乳腺外科の先生のまま…。 と言うので ぶっちゃけました。 心に思ってること全部言っていいですか? って。 そしたら 正直自分が主治医になっても 疑念を持たれる状況は起こりうると思いますし 転勤もあるので いつまで看て差し上げられるかわかりません と言われたので センチネルリンパ節生検をするまで リンパへの転移が無いとは言えない と言うことくらいは 言ってしかるべきだと思います。 そこだけは どうしても不信感が拭えません。 リンパに転移していたから責めるということではありません。 と言うと 引き受けてくださいました。 よかった
2017/10/27
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乳腺外科クリニックでもらった手術の同意書 転移なしって書いてますよねー!
2017/10/27
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夫に朝もラインしたけど 昨日のラインも既読になってない。 どうしたんだろう。 乳腺外科クリニックの先生は 手術後は自分でトイレも行けるって言ってたのに。 そう思っていると9時前夫からライン。 尿管のくだがやっと外れたので 動けるようになったって。 乳腺外科の先生の言ったこと また違ってるやん!
2017/10/27
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手術が終わって呼ばれ 先生の説明を受ける。 健康診断の時の検尿を提出するような仕切りと窓があり、 仕切りの奥に乳腺外科の先生がいた。 先生が立っていたので あたしも立ったまま説明を聞く。 手術は無事終わりましたが リンパに転移していたので切除しました。 9ミリのが1つありました。 一度は転移はないと言われてたので さすがにショックです と言うと 腫れてないっていっただけですよ。 切り方を工夫してなるべく腕に影響が出ないようにしましたし、 仕事はできますよ。 退院は火曜日くらいですね。 と言われる。 ってか 説明そんだけ。 なんかいやな感じしてたけど やっぱりショック。 ステージ1からステージ2Aと言われ いまやステージ2Bやん。 今までくすぶっていた主治医への不信感が 再燃してしまった。
2017/10/27
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入院当日。 入院時間より早く着いたので ロビーで待つ。 時間ぴったりに事務服を着た方が迎えに来て 病棟へ案内され、部屋、ベッドを知らされる。 この時点で部屋、ベッド頭上に ネームプレートは無い。 看護師が参りますので お荷物の整理などされて お待ちください。 と言われ、待つ。待つ。 待つ。 20分経過…。来ない。 ナースステーションに まだでしょうか? 仕事にいきたいのですが…。 と声をかけると バタバタやって来て 同意書の確認をして はい、これで良いですよ。 明日は12時半には手術室に行くので 12時には来て下さい。 と言われ (この間ほんの数分) 私は病院をあとにする。 手術当日 11時半についてしまって病室に行くと 夫は寝ている。 テレビつけっぱなしでイヤホンしたまま。 テレビカードがもったいないので テレビを消してとりあえず売店へ。 パンとコーヒーでも買おう…。 その後病室に戻ると、 同部屋の患者さん(おじいちゃん)の所に 若い看護師が来て ねーねー コルセットの下拭いたぁ~? と声をかけている。 友達かっ❗ 心の声が漏れそうになったが飲み込む。 おじいちゃん嬉しいのかな。 あたしなら嫌だな。 友達でもない年下にタメ口とか ありえん。 そんなことを思っていると 担当看護師がきて 手術室行きましょう。 貴重品は大丈夫ですか? と言う。 思わず 大丈夫ですかってどういうことですか? と心の声が漏れてしまう。 だって 看護師が袋1つ分は預かるみたいな説明が入院前にあったんやもん。 あたしが持っていくのかどーするんよ って思ったわけ。 手術室の場所も知らないまま ついていき、少し行くとソファーが沢山あるとこがあって数家族が待機している様子。 看護師から 手術室に入りますので 待機室でお待ちくださいと言われるが 待機室ってここなんだろうな。 知らんけど…。 しばらく座っていると さっきの看護師が来て ここを離れるときはインターホンで お知らせください。 という。 思わずお手洗いの時もですか?と聞くと 若干笑われて いえいえお手洗いは大丈夫です。この先にお手洗いありますから と言って帰っていった。 その後1家族が入ってきたけど 待つ場所やトイレの場所等丁寧に説明してもらってた。 看護師によって違うんだなと 思いながら 手術が終わるのを待つ。
2017/10/27
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ちょっとヘビーな話 夫が男性乳ガンに罹患して昨日手術が終わりました。 それで色々記録していきたいと思います。 主治医のこと、お金のこと 等々。 胸にしこりがある と言い出して数ヶ月後、夫は某乳腺外科クリニックを受診。 7月末~8月 エコー、マンモ、生研検査等々 3回目の受診で癌が確定。 これまで22350円かかる。 この乳腺外科クリニック、すごく綺麗で立派で設備も整っているが入院手術設備がないので 市内の総合病院で入院手術になると言う。 手術は乳腺外科クリニックの院長が執刀するらしい。 それで今度は 総合病院で検査。 MRIやCTや骨シンチなど2日で31520円。 乳腺外科、歯科、泌尿器科、麻酔科の受診で2日で10010円。 総合病院での検査結果を 乳腺外科クリニックで聞く。 これだけで1800円。 入院前日 乳腺外科クリニックで説明を受ける。 この時だけで1050円。 術前説明の時に センチネルリンパ節生検 というやつの同意書を書かされた。 どういうこと? リンパに転移してないっていってなかったっけ? と思いながら念のためやるんだろうと思ってサインした。 リンパに転移してないんですよね と確認すると [腫れてないって言っただけです] と言われ しかもステージ1って言われてたのに 書類見たら ステージ2Aとかなっとるし それも [腫瘍の大きさがほんのちょっと規定から大きいだけですから、ちょっとです] とか言う。 手術後は自分でトイレも行けますし、 食事もできます。 痛みも比較的少ないです。 なんか いいことしか 言わんよね、この人…。 今後の治療のことは 家計のことがあるので 全てできないかもしれませんがご相談させてもらえますか? って聞いたら [保険もききますし、高額医療の限度額もありますから大丈夫ですよ]とか 軽く言われ…。 いやいや…。 毎月毎月限度額いっぱい医療費に使うことなんてできません! って限度額の金額も先生に言って反論すると [まぁご相談しましょう] と軽く受け流される。 こんな簡単な言われ方したら 限度額知らん人なんか 安心するよね。 でも毎月限度額まで払うなんてしかも何年も うちには無理! リンパに転移してたら腕を動かしにくかったり 重いものが持てなくなるので リハビリをすることになるという説明を受け、 仕事できなるなるんじゃないですか? と聞くと [仕事何ですか?]って。 マッサージと答えると [できますよ] と軽く言われる。 術後仕事はいつからできますか? と聞くと [状態が良ければすぐできますよ!] 軽い…軽い… 軽すぎる。 そういえば 最初の頃20分もあれば切れる手術ですよとか 言ってたな。 転移がないっていってた時も リンパはセンチネルリンパ節生検をしないと 正確にはわかりません くらい言うべきだったのでは? 多分ないだろうとの思い込みが 軽い言葉になっていたのではないか…。 不安を抱えながら 翌日総合病院に入院する。
2017/10/27
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