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津波は発生する場所で2つの呼び名があるそうです。
日本の海岸線に近い海域で発生する津波を近地津波というそうです。
この近地津波は、津波到達時間が早いところでは数分の場合もあるため避難は地震を感じたら直ちに行動にうつす必要があると考えられているといいます。
地震の大小が津波の規模に比例するのではなく、地震、揺れが小さい場合でも、大きな津波が発生する津波地震もあるため、地震が小さいと感じた特でも注意が必要です。
神奈川県が想定している、近い将来起こりうるかもしれないという地震のひとつに「南関東地震」があるそうですが、考えられる津波は近地津波であり、地震発生後数分で沿岸に津波が到達するため、地震を感じたらすぐに避難する必要があるといわれています。
神奈川県が予想している地震による津波浸水被害などは、県内13市(湯河原町、真鶴町、小田原市、一宮町、大磯町、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町、横須賀市、三浦市)に及ぶと考えられています。
◆ 現在想定されている神奈川県内における津波浸水予想図
◆ 津波被害再検証
横浜市は津波被害が想定されていませんが、洪水による浸水被害が予想されています。
想定外を想定するために、同じ自然災害洪水のハザードマップも確認されているといいかもしれません。
◆ 横浜市洪水ハザードマップ 浸水時の地下街の避難
についてはこちらから
ちょっと興味深いテーマ
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22年2月28日の津波警報発表により、横浜市では 対策本部を設置し以下取り組みをしていました。ここに全文抜粋いたします。
記者発表資料
平成22年2月28日22時00分現在
横浜市安全管理局危機管理室
危機管理課長 大貫 義幸
TEL 045-671-2171
津波警報発表(平成22年2月28日)に伴う対応について(最終報)
1 市災害対策警戒本部の設置状況
設置日時 平成22年2月28日(日) 9時33分
廃止日時 平成22年2月28日(日)21時50分(津波警報の解除による)
※ 区災害対策警戒本部設置・・・鶴見区、神奈川区、西区、中区、磯子区、金沢区
2 配備人員等
総配備人員 513人
(内訳)
局配備人員 441人
区配備人員 72人
3 被害状況
(1) 市内における被害発生なし。
(2) 避難勧告等の発令なし。
(3) 津波の観測(気象庁発表)
・14時58分 0.2m
・15時37分 0.2m
・16時48分 0.4m(最大波)
4 本市対応状況
次の事項を実施しました。
(1) 6区役所と消防署による巡回警戒・広報
(2) 本牧、大黒、磯子の各海づり公園の閉鎖
(3) 横浜ベイサイドマリーナ、八景島マリーナにおける使用・出港の禁止
(4) 山下公園、海の公園、野島公園、臨港パーク、八景島等における注意喚起
(5) 消防ヘリによる上空からの情報収集
(6) 市ホームページ及び防災情報Eメールによる市民への津波に関する情報の提供
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想定されている津波について
首都直下の地震が発生した場合の津波の影響を検討するため、今回想定した地震のうちで、 海域内あるいは海域に接するものを抽出し、津波の想定を行った。 想定対象とした断層は、フィリピン海プレートと北米プレートとの境界の東京湾北部 (M7.3)、都心東部直下(M6.9)、地殻内の浅い地震のうち東京湾内津波最大級ケース(M6.9)、 神縄・国府津-松田断層帯(M7.5)、三浦半島断層帯(M7.0)の5断層である。
これらの地震のうち津波が高くなるのは、神縄・国府津-松田断層帯であるが、最大でも 相模湾で2m以下である。東京湾内で最高の津波の高さとなるのは、東京湾内に設定した直 下の地震で、その場合でも最大の高さは50cm未満である