マミの遊び場

マミの遊び場

Dec 5, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
シビアな日記が続きます・・・。


今日は深夜明けで、6時、6時半、7時・・・

とラストスパートまで順調にいきました。

何事もなく、深夜勤務乗り越えられるかな・・・

と思っていたんです。

日勤さんがチラホラ来始めるときにそれは起こりました。


ごはん配り終わってもずっと寝てる患者さんがいたのです。

「あれ???いつもこんな調子やっけ???」

と先輩に呼ばれてお部屋にいくと



えらく浅い呼吸で、呼んでも呼んでも目を開けないんです。

「昨日、眠剤飲んだから、それが効いてるんですかねぇ・・・」

「ちょっと怖いね。」

「怖いですね。」

「モニター付けとこうか。」

いやな予感がしたんです。

直感的に。

モニターは使っている患者さんが多いから、

その中でもちょっとはずしても大丈夫だろうという患者さんから借りて

胸につけようということになりました。

「さっき血圧はかったら110あったし、



そういいながら。

先輩が患者周りを始めたので

私がモニター付けにいきました。


おかしい。


何かがおかしい。




生きてるよね・・・?


そんな不安が一気に迫ってきました。


なぜなら、ほんの数分前とは全く違った状態だったのです。


下顎呼吸してる。

呼吸が遅い。

脈遅い。

瞳孔が縮瞳してる・・・。

血圧はかれない。


モニター付けたら、詰め所からアラーム鳴ってる。


「先輩!!!おかしいです!!

 なんか、おかしいです!!!」

私は叫びました。

「寝てるの?レート(心拍数)40代やけど・・・。」

と、日勤さんがフォローに入ってくださいました。

そのときちょうど私は患者さんに肩枕挿入していたところでした。

「おかしいんです。反応なくて。」

私の焦りは最高潮でした。

頭の皮膚から汗がしたたりおちるような感じ。


酸素飽和度は65%。(通常は100%)

気管切開されてる患者さんだったので

とりあえずアンビューで呼吸管理しました。

でも、真っ白なお顔は戻らないんです。

唇も真っ白。

まさに仏様のような。

乳ガン術後で癌性胸水たまっているからほとんど右肺は動かない。

酸素が供給されてるのかもわからない状態でした。

先生がきて、

「CPR(蘇生)はどうなってんの?」

と聞かれました。

ふつう、この末期の状態なら「不要」の患者さんが多いんですが。。。

「いります!!!呼吸器つなぐ方向です!!」



もともと、この患者さんは2度の生き返りをされています。

1度目の急変では気管挿管。

そのあとの急変で気管切開。

どちらも呼吸器で生き返っています。

2度とも、家族の希望でした。

まさに奇跡がおこったのでした。

回復具合にはスタッフみんながびっくりするくらい。

しかし

奇跡から回復してくると、家族の来院はパタリとなくなりました。

「家に帰れますよ。」

と言われても

「そんなん、こっちが準備できてないです。」

の一点張り。

家族に見捨てられた状態でした。

日に日に患者さんから笑顔は消え、仮面様になっていきました。

筆談で

「死なせて。」

「殺して。」

と書くまでに。

それは本当につらかったです。

病院生活も何ヶ月になってるし帰れるのに家族が拒否している。

「何のためにいきてるの?」

との問いかけに、「家族のためですよ。」とは言えませんでした。

そして、このごろまた急変するかもしれないです、

との説明がありました。

「呼吸器使ってください。」

との家族の返事。

患者さんの訴えもきいているはずなのに。

そこまで生かして、いったいその先に何が待っているのでしょう。



とりあえず、点滴して、呼吸器使用して

また生き返りました。

いったん止まった心臓がまた動き始めました。

みるみるうちに顔色も良くなっていったのですが

目からは涙があふれていました。


逝きたかったんだと思います。


急変したときには私も必死でしたが

後から考えると、どうなんだろうと思います。

私たち夜勤が気づかなかったら

確実に亡くなられていたと思います。

寝てるんだろうな・・・くらいにしか思わなかったくらいですから。



気づかなかったら逝けた。

気づいたからまた生かしてしまった。



すごく難しい問題ですが、

苦しい入院生活をまた過ごすくらいなら

逝かしてあげたらよかったように思います。


先日は気づけなかったことに苦しみ、

今日は気づいたことで苦しんでいます。


急変時の蘇生って、

本人の意志は尊重されないのでしょうか。

本人に意志を伝えられない状態なら家族の意志が尊重されます。

でも、

本人が「死にたい」とまで言っているのに

家族が蘇生してほしいと言えばそちらが尊重されるなんて。

家族にとってのゴールと

患者さんにとってのゴールの違いが問題だと思います。


どうしてあげたらいいのか。

今日気づかなかったらよかったんでしょう。


逝かせてあげたかったです。

眠る延長で逝けたのに。


本当に逝かせてあげたかったです。




怖いのが、4人連続の急変に

いつも私が関わっていること。

あたっているようです。


明日は久々にダイとごはん食べにいきます(^O^)

楽しみです♪

リフレッシュしてきます!!!





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Last updated  Dec 6, 2005 01:14:26 AM
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Re:逝かせてあげたかった。(12/05)  
funa1655 さん
僕は、人の生と死に随分悩んだ。妻は9月14日に逝ってしまった。7年半前に肝硬変が発覚した。入院40日後に「脳死状態」を宣告された。瞳孔散大(4ミリ以上で固定)、脳波平坦、深昏睡、脳幹機能消失、自発呼吸停止、これでは、脳死と認めざるを得ない。
僕は、挿菅を希望した。1週間後に、抜菅した。妻は蘇生した。その後、転院した。予後、もっても2年と言われた。それが、7年半生きた。入退院を繰り返しながらも、生き抜いた。妻の生命力に感謝している。7年半の妻の介護を大変と思ったことは無い。
入院中も、ずーとベットの脇で僕は寝ていた。
8月の入院が最後の入院になってしまった。
もう点滴するところが無い。ドクターが「鼠蹊部」の動脈からカテーテルを挿入した。失血が止まらない。1時間以上、止血を試みたがダメだった。
ドクターが言った。「冷たいようですけど、これで、終わりだと言うことです。」僕は、「自然の摂理に委ねるしかありませんね。」と答えた。
妻はまもなく逝ってしまった。ドクター、看護師の皆さんには、深く感謝している。
でも、僕は、妻に、もっと、もっと、生きて欲しかった。 (Dec 6, 2005 10:29:53 AM)

Re:逝かせてあげたかった。(12/05)  
毎日、毎日お疲れ様です。
“急変時の蘇生”は4月から個人情報保護法が始まり、以前は家族の意思が尊重されることが多かったけど、今は本人の意思が優先されるようになってきたようです。

でも実際は???同意書を書いてもらうわけにもいかないし。

家族に愛されていて家族が延命を望んでいる、でも本人は家族に迷惑をかけたくない、というだけで…ということもこともあるし、難しいですね。

家族にとってのゴールと患者さんにとってのゴールの違い、そこに問題があるのに私たちはどうしてあげたらいいのか困りますね。
日ごろから家族が本人の希望を聞いてあげられる、そんな関係が必要なのでしょうね。

以前、「何が何でも生かしてください。死んじゃったら年金貰えなくなるから…」という家族がいて、患者さま本人はいつもボロボロのパジャマを着せられ、家族は高級そうな洋服を着て面会に短時間だけ来る家族がいました。
その患者さまは認知症のある方でしたが…

マミさんの患者さまの場合眠る延長で逝かせてあげたほうがよかったのかもしれませんね。
でも生きたいて欲しいのに生きられない人もいるし…
本当に私たちの仕事は難しいし奥が深いですね。

仕事忘れて彼と楽しんできてください。
いろいろついてるから、宝くじ買ったら当たるかもね…?
(Dec 6, 2005 11:14:06 AM)

Re:逝かせてあげたかった。(12/05)  
funa1655  さん
追伸
動脈を削除して「血管」もしくは「静脈」に訂正してください。ミステイクでした。 (Dec 6, 2005 01:49:43 PM)

Re[1]:逝かせてあげたかった。(12/05)  
マミ7562  さん
funa1655さんありがとうございます。
きっと思い出すのもお辛いことを書いて頂いて感謝いたします。
なかなか、ご家族の気持ちを聞けないことが現場の悩みでもあるのが現状です。
蘇生を望む家族、望まない家族と、ゆっくりとした時間をもってお話しすることができればもっといろいろな看護ができるのではないかと思います。
「生きていてほしかった」と思って頂ける奥様は幸せなかただなと思います。私もそんなご夫婦の看護ができたらな・・・と思います。
funalさんの日記にもお返事書かせて頂きましたがすごく考えさせられました。ありがとうございました。 (Dec 6, 2005 10:32:29 PM)

Re[1]:逝かせてあげたかった。(12/05)  
マミ7562  さん
NOTメリーさんありがとうございます。
さすがに連日の急変で大変でした(>о<)
本人の意思がされたらいいのに・・・と切実に思います。
本人の気持ちを知っていながら、それを家族には伝えにくいし、家族に「私たちの問題です」と言われたらそれまででですものね。それに、急変時のことはそんなに考えたくないでしょうし・・・。本当に難しいです。

せっかくきてくれた家族には笑顔で迎えたいでしょうし、笑顔で来てもらいたいと思うのが患者さんですよね。いつも看護師にはなすことを家族に話したら、気まずい雰囲気になるのではないかと思うと、話せない患者さんの気持ちもわかるような気がします。また、そのきっかけもないですしね。

保険のことも大きな問題になると思います。私も以前日記で書きましたが、保険ほしさに蘇生を希望するかたもいらしゃいました。看護していてすごく辛いことでした。でも、入りこめないですよね。

患者さんが、「生かしてもらえた」と思うのと、「生かされてる」と思うかの気持ちの問題になってきますよね・・・。今回の患者さんはきっと私を恨んでいらっしゃるように思います。きっと、鈍くさい私が深夜の日を選んでくださったのに・・・。

おっしゃるとおり、宝くじでもなんでもあたりそうです(苦笑) (Dec 6, 2005 10:46:17 PM)

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