February 17, 2005
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カテゴリ: 日記。
今日は久し振りに早起きをして病院へ行った。

次の検診までに、糖尿の検査を済ませておかないといけないからである。

外は真っ暗で吹雪いて居るのに6時半に起きて、
早番の時は3時や4時に起きて行くブルルの気持ちをちょっと思ってみたり。

本当は、彼がオーバーナイトだった火曜日の午前中にささっと行ってやってしまおう、
という予定だったのだが、
わたしの思った通り彼はやっぱり疲れと眠さで無理、となった。

どうするのかな、行くのかな?用意した方がいいのかな?
と思いながら彼を起こすのも可哀相で家で静かにウロウロしていた。




今朝は心持ち糖分の少ない朝食を取って、何枚も着込んで、準備したブルルと出掛ける。

いつもわたしの行く診療所は、セント・マリーという大きな病院の真ん前に有って、
その組織の一部のような感じで、実際出産もセント・マリーでの予定だ。

だから、糖尿検査、と聞いて、まだ病院のツアーも参加していないわたしは、
「病院の中が見られるいい機会だわ。」と喜んでいた。

が、今回の糖尿検査は、この辺り各地に広がるセント・マリーの派出所のような所でも行われるので、
家から一番近い所に行って見よう、とブルルが決めて、
わたし「そうね、近くがいいかもね。」と思っていた。

それなのに、車に乗り込み少し行った所で、どこの派出所に行くかの話になって、
なんで今頃こんな話をしてるの?と思ったわたしと少し口論になった。

いつもそうなのだが、出掛ける前じゃなくて、


デート、と言う訳では無いけれど、二人の人間が一緒に出かけるのだから、
わたしの時間や心積もりも考慮して欲しい。

行く場所や会う人や外出時間の長さに拠って、今の季節、用意が全く違ってくるのだ。

兎に角、「そう言う事はちゃんと家を出る前に考えようよ」と言っただけなのに、
彼は非常に個人的に攻撃されたと勘違いして、車の中で大きな声で反撃に出て、


「大きい声を出さないでも聴こえるよ」と言っても、「落ち着いて!」と言っても、
こういう時は通じない。

ブル乃助にだって聴こえてるだろう。

怒鳴る、という訳では無いけれど、彼の良く通る声で、密室の中で興奮気味にまくし立てられたら、
わたしは最初に言いたかった事なんて、なんだかどうでも良くなってしまうのだ。

どうでもいいから黙って、と。


こういう激情型の彼と、付き合っている時から何度同じ様な喧嘩をしただろう。

初めの頃は泣いて「わたしは貴方を攻撃するつもりなんて全く無い。
もしそのように聴こえたとしても、爆発する前に一瞬考えて欲しい。」と懇願したものだ。

そして、謝る彼。
その繰り返し。

夫婦喧嘩のコツも掴んできた今では、雲行きが怪しくなると、
次にわたしがこう言えばこう返って来るだろう、ぐらいの予測はつく。

それでも敢えて言いたい事を主張するか、溜めて置いて後でまとめて理論攻めにするか、
黙って無かった事にするか、はわたし次第。

すぐに火の点く彼は、おそらくそんなに色々考えていないだろう。

結婚してから長い間子供を作らなかったのも、
わたしがアメリカに慣れる為、という理由の他に、彼の癇癪が有った。

もう少し待ったら彼も約束通り落ち着いて、いい父親になれる人材になるだろう、と。


人はそんなに簡単に変わらない。

彼は、どちらかと言うと「考え過ぎ」なタイプのわたしのお陰で
少し落ち着いた、と自分では言う。

わたしは、と言えば、爆発されたらそのまま返した方がすっきりする場合も有る、と
彼から学んで、導火線が随分短くなった。

それでも、基本的には全く変わっていない二人。

ブル乃助も、ブルルママ→ブルルから受け継いだ激情型と、身の回りのブルルの言動とで、
少なくとも半分は彼の性格を継ぐのであろう。

そうなった時に、わたしはしっかりしなくてはいけない。

仮に、ブルルが爆発中で、ブル乃助も大噴火、となったら、わたしに耐えられるだろうか?



スイングやらをくれたアメリカ人のママが貸してくれた本に、
とても面白い事が書いて有った。

それは、妊婦の月数による心理状態の変化を簡単に記した物。

妊娠初期は、もしも夫に何か有ったら?と心配になるらしい。

大当たり。

うきうきと、だが変わらぬ日常生活を送る彼を見て、
「今日煙草を止めないと肺ガンで死んじゃう!」
「今日食べたベーコンで心臓発作になるんじゃ?」
と、ブルルには面と向かって言えない心配を、していた。


それから、中期になると、自分の身に何か有ったら?という心配をするらしい。

これも、ビンゴ。

「帝王切開で失敗したら・・・?」
「産後の肥立ちが悪かったら・・・?」
「もし数年後に乳癌だと解ったら・・・?」

でも、これも時期的な物だったようで、なんとなく過ぎていった。

それから、夫婦の欠点を継ぐ子供の事を心配する、と有った。

ドキッとする程の的中率だ。

わたしの骨細な手足を持って生まれたら、男の子としてかわいそうだなぁ。
アメリカでは大きい子は凄く大きいから、弱っちい子は苛められないかな?

ブルルみたいにその時の感情に正直過ぎる子でも、
わたしは対応に困っちゃうなぁ。
外で泣き止まなかったりしたら、どうしよう・・・?


こんな不安も、日数と共にまた他の不安へと変わるのだろうか?

それにしても、プログラムされたかのように同じ時期に胎動を感じたり、
生まれて来たりするのも不思議だが、
不安に感じる事まで同じだなんて、本当に不思議だ。


糖尿検査は一時間ちょっとで済んだ。

ラボへ入っていくなり採血しようとするので、
「まず飲み物をくれる筈じゃないんですか?」と言うと、
「あ!そうだった!」と看護婦さん。

なんとも頼りない。

「どっちにしても不味いけれど、オレンジ味、レモンライム味、それか、コーラ味のおれがいい?」
と訊かれて、

結構真剣に考えてしまったわたし。

どうせ不味いなら、不味いオレンジやコーラよりは、レモンライムの方が耐えられるかな?
と、レモンライムにした。

幸い冷やしてあったので飲みにくくは無かったが、気の抜けたスプライトのような味で、
それでもやっぱり聴いていた通り甘さは半端では無かった。

一時間してから戻って来て、と言われ、
ブルルとわたしは近くのスーパーの中をぶらぶらした。

その間、やっぱり血糖値が関係するのか、ブル乃助は物凄い動き方で、
お腹の中を行進しているの?って思う程だった。

行きの車内でわたしがブルルの攻撃に辟易して居た時は彼も萎縮していたのか、
まったく動いて居なかった。

たまたま寝ていたタイミングだったのかもしれないけれど、
こう言う事が有ると余計、つまらない事をクヨクヨ考えないで楽しく明るく居よう、と思わされる。


その後、病院に戻り、50cc×2程の血を採られ、お終い。

結果は、今週中に判るらしい。

糖尿で有りませんように・・・!

最近優等生妊婦ダイエットが息切れしてきて好きな物を食べていたので、ちょっと心配。

ちなみに、そんな訳で、バレンタインのチョコレートチーズケーキは、
まだ冷蔵庫に待機中。

あ~、でもまたバーガーキングが食べたくなって来た・・・。






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Last updated  February 18, 2005 12:40:34 PM
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