“ま~ぶる”なO型ライフ

“ま~ぶる”なO型ライフ

私の陣痛~出産の全て



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 出産から 約2ヶ月 が経ちましたが、育児の暇を見つけながら、やっと文章をまとめました。

 友人から “陣痛をリポートせよ!” とのミッションを受けて、メモったモノです。

 かなり リアル なので、「知らない方がいい…」と思う方は読まないで下さい(^^;)
 あと、メモを忠実に起こしたので、かなり アホっぽい 記述なのでご了承下さい。
 ※あまりの痛さにメモを取れなくなってからは、後から思い出して書きました。

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【2005/7/1】
am1:00  おしるし
 パンツに ピンク色の出血 が!
 これ位で旦那を起こすのもなと思ったが、パンツを変えようとゴソゴソしていたら起こしてしまう。
 1時間ほど、軽い生理痛の様な前駆陣痛が10分間隔で続き、旦那と二人、興奮して暫く寝付けなかったが、痛みも遠のき、そのうち寝てしまう。

am11:00  三陰交のお灸
 おしるしから12時間後に陣痛が始まったという経験者が身近にいたので、早めに陣痛を起こす為に自分でお灸をして昼寝をする。
 足は暖まったが、陣痛は始まる気配無し。

pm3:00 買い物
 陣痛が始まらないので、じっとしているより動いた方がいいのかと、買い物作戦に移行。

pm5:00 掃除
 掃除大作戦。床の拭き掃除、ガス台周りの掃除。

pm8:00 夕飯を作る
 陣痛が始まったら困るから残らないようなメニューにする。

pm10:40  陣痛開始
 最初は顔をしかめる程度の、 軽い生理痛 の様な痛み。お腹を冷やした時の痛みに近い。
 規則的に10分間隔で痛みがくる。次第に足をバタつかせる様な強い痛みに。
 しかし陣痛の合間は普通に動ける。


【2005/7/2】
am1:40 タクシー会社へ電話。産院にも電話し、夫とタクシーで産院へ向かう。

am2:00 産院に到着し、 陣痛室 へ入る。
 担当は若い助産士さん。
子宮口3cm 。初産は12時間位かかるので、明日の14~15時に出産と言われる。
 夜間の陣痛室への夫の立会いは出来ないと言われ、夫はトンボ帰り。

am2:10 30分のNST開始
 終了後、「 破水 したり 肛門の方に押されるような痛み があったらナースコール
して下さい」と言われる。
 この日は分娩が私一人だけで夜間だったため、 陣痛室に一人 取り残される。
 “肛門の方に押されるような痛み”がどんなものか分からないため不安になる。

am3:13 骨盤が割れそうな痛み

am3:20 さっきより弱い痛み

am3:27  カイロ を付ける。また痛みがー。

am3:35 カイロのお陰で少し楽。でも痛いー。

am3:38 またきたー。

am3:40 まただー。

am3:42 間隔短くて トイレ のタイミングが難しいよー。

am3:46 寝れるどころじゃない間隔だー。

am3:55 痛み去ってもすぐ次がー。カイロが逆に辛くなって取る。

am3:57 トイレに行くも、座ったらまた痛く、終了して便座から上がったらまた痛いー。

am4:13 少し寝たけど、すごい痛みがー!長く強くなってきている。

am4:15  マッサージ する事で痛みを誘発してるみたい。ずっと痛く感じる。 眠い しー。

(この間、あまりの痛さと戦ったり、ウトウトしてコメント無し。)

am4:35 痛いー!思わずお尻の穴をふさぎたくなる。

am4:40 ナースコールする。
子宮口5cm に開き、午前中に産まれるかもと言われる。
 次は イキみたくなったら NCするとのこと。

am4:47 痛いー。

am5:00  イキみたい 気もする。ずっとお尻に手をあててないとダメだ。

am5:05  テニスボール を会陰圧迫に使うが、逆効果っぽいので手で押さえる。

(この後、あまりの痛さに メモ終了 …)

am6:00  子宮口が10cm に開き、 分娩室 に移動
 あと 1時間位 で産まれると言われる。

 夫に連絡してくれ、すぐに到着。白衣を着て側に居てくれる。
(しかしその後、部屋の外に出されるが、あまりの痛さにいつ居なくなったのか記憶無し)

 そのまま若い助産士さんが担当でビックリする。先生じゃないの?って感じ。
 イキむ度に肛門を冷たい脱脂綿で押さえられ、“ヒャ!”って身構えてしまって思うようにイキめなかった…。
(多分ウンコが出るのを押さえてたのか拭いてたのかしてたんだと思うけど…)

am7:00 なんだかんだで 陣痛が遠のき 、分娩台の上でウトウトする。

am7:45 担当が、医師と年配の助産士に代わる。
 助産士さんが「あら、この人大きいんじゃない(ちなみに私は173cm)」と言って分娩台の足の位置を変える。
 今までは何だったんだ、と不安に思う。

 “こっちの方向にイキんで!”と、膣をグイグイ背中側に広げられる。これは超痛かった…。
 刺激が強すぎて ヘロヘロ になる。 会陰マッサージ しとけばよかったと後悔。。

 陣痛のあまりの痛さに 「痛い痛いー!」 と声を上げる。
 しかし、力が逃げるとの事で 出さないように 指示される。

 分娩台の上での 腰の丸まった姿勢 が長すぎて、何故か左足の膝下の前側が吊ってしまう。
 次第にヘコたれそうになる。

am8:36 最後は力尽き、あともう一歩だけど出ないので 吸引で出産!

・その後、 会陰縫合&膣内縫合

・分娩台の上で2時間休む

膣内再縫合

pm0:00  ストレッチャー で部屋へ運ばれる。(普通は車椅子なんだけど)
 丁度昼ごはんだったけど、起きられないので肘を付いて上体だけひねってスプーンで少し食べた。

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…流れとしてはこんな感じです。

 私は子宮口が開くのは早かったけど、分娩台に上ってからが陣痛が遠のいてしまったため、赤ちゃんの頭が出たり引っ込んだりを繰り返しすぎて膣内の傷( 血豆 )が沢山できてしまったのでした。

 会陰部というのは 麻酔が効かない 場所らしく、特に膣内縫合は痛かった…。。。 気絶寸前
 麻酔してないんじゃないかと思ったほど。

 やっと終わったと思ったら、もう一度縫合するというので本気で気絶するかと思った(;o;)。
 でもこれをやってもらわないと良くならないんだと思ってひたすら耐えた。
 そうしたら最後に「これで悲鳴を上げないなんて、なんて我慢強いんだ!」と言われた。
 “だって出産の時声出すなって言ったじゃん!”って言いそうになったよ…。

陣痛の痛み を例えて言うと、“ 杭打ち死刑 を死なない程度に何度もやられる”、って感じかな(--;)。
 ちなみに、杭打ち死刑というのは、杭の上に座らせて、体の重みで杭が食い込むってヤツです。

 私は出産前は 会陰切開 の方に恐怖を覚えていたのだけど、そんなのいつやられたのか記憶に無いほど。
 やはり 陣痛の痛みは別格! でした(;o;)

 こんなこと言うと、出産を控えた人を怖がらせるだけだと思うけど、“知りたい!”って人も多いですよね。
 経産婦があまり多くを語らないのは、次に続く人を尻込みさせたくない、って気持ちと、出産の喜びの方が強くて、辛さを語る必要が無いからだと思います。

 確かに、産まれたての我が子が、私のおっぱいを3,4回吸った時には“ パチン! ”って何か スイッチ が入った感じがしました。

 会陰縫合&膣内縫合の痛みも、隣に我が子が居たから耐えられたと思います。

 出産の痛みは喜びが伴うので、ほかの病気の手術とかに比べて耐えうるものなんだろうなぁと思いました。

 それにしても出産はいつ来るか分からないので、どんな先生と助産士に当たるか分からないのが ギャンブル だと思います。
 私は新米の助産士さんだったのが運が悪かったかな(^^;)
 もう少し上手く誘導してくれたら、楽にお産が進んだかもしれないです。

 そうそう、この出産を通して感じた、 一番大切なこと を書き忘れてました。
 それは、 “終わらない痛みは無い!” ってことです。

 皆さんも頑張ってくださいね!


 次は時間を見つけて、その後の 入院中 の事もリポートしたいと思います(^-^)
 (私は入院中の方が大変だったかも…)

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