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Flutiste Mari

Flutiste Mari

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2008.04.10
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カテゴリ: a table
パリ1区にある昔ながらの紅茶やさん。

入ったのは初めてでした。

友人のお父さんが好きだった
昔からあるお店ということで、
近くに出かけたときに
いっしょにお茶をしました。

コーヒー豆もおいているので、
コーヒーのよい香りに迎えられ、

誰も大きな声で話したり、
イライラしている人がいないんです。
みんな、静かに小声で話したり、
新聞を読んだり。
隣にいたわんちゃんまで、
静かに飼い主の膝の上で寝ています。

ゆったりと入ってきたおばあさんに、
お店の人は丁寧な挨拶をして
さっと席を用意。

「いつものをお持ちします。」
と、慣れた手つきでお茶とお菓子が出されます。

きっと毎日来ているお客さんなんじゃないかしら。
こんな風に自分の家のサロンのように
素敵なお店に通うおばあちゃん粋ですよね。)

なんだか何十年か前にスリップしたような、
とっても静かに時間の流れるお店です。


なかなかないのですが。
ケーキもお茶も居心地も満点。

とびきり、気持ちのよいお店です。

飲んだお茶がとても気に入ったので
帰りに、カウンターで買って帰りました。

いっしょに行った友人が、
「アールグレイだけでもたくさんありますが、
お勧めはどれですか?」とか、
「白いお花の中国のお茶を見せてください。」
「どうして玉露という緑茶は他のものより高いのですか?」
などと質問をしたところ、
ひとつひとつお茶の缶を開けて見せながら
落ち着いた声でてきぱきと答えてくれる店長さん。(たぶん。)

決して、押し付けるわけでもなく、
お客さんが決めるまでせかすわけでもない。

あー。プロフェッショナル。
こういう職人気質なお店、
なかなかないんですよね。

こうやって、お店で大切にされて、
気持ちよく家にやってきたお茶を
適温で淹れて飲むと、
本当に元気になるような気がします。

お茶を淹れるという行為は、
お料理や、おもてなしの基本ですよね。

さ、明日の朝も美味しいお茶でスタートしましょう。

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最終更新日  2008.04.10 06:09:08
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