片付け・収納

片付け・収納 について

チェスト
街中の狭い家で育ったので、片付けはすごく得意なんです。

母は戦後の物のない時代に育ち、ご多分に漏れず
「もったいなくて捨てられない」タイプ。
どんなに使わない物も、捨てずに取っています。
家が狭いのにそんな母ですから、
実家はモノ、モノ、モノの嵐。私の反面教師です(^^;)

以前、一週間ホームステイさせてもらったフランスの家庭は、
我が家より特に広いということもないし、裕福というわけでもない、
掃除する姿を見たのも一度だけ。でも家は美しくすっきり。
天井が高いとか、大きい屋根裏収納がある、という条件もあるけれど、
やっぱり、ものが少なくてごちゃごちゃしていないことが
一番と思いました。


掃除を楽にするためにも、余分なストレスを感じない快適な家庭にするためにも、
シンプルな家を目指しています。
私が工夫していることを思いつくままにあげてみます。


●ものを少なくする

アイテムが増えれば増えるだけ手間も増えます。掃除の手間も、片付ける手間も、探す手間も…
すごく丁寧に掃除していたとしても、ものが多いとごちゃごちゃして、きれいに見えない、というのは
家庭訪問の時などにも痛感します。
飾るとしても、よほどセンスのいい人以外は、たくさん飾らないほうが効果的。

私も以前は可愛い小物を飾るのが大好きだったんですが、居間の壁紙を張り替えるため、
全部はずして数日過ごしてみてびっくり。すごく心が落ち着くのです。
目に見えるものが少ない方が、心の中もシンプルになりそうです。



●床置きのものを少なくする

床面が大きくあいていた方が広く見えるし、あっという間にそうじ機がかけられる。
床にものがあればあるほどほこりがたまって手間がかかります。
家具を選ぶときも、できるだけ小振りな家具を選んでいます。


おもちゃバスケット

●収納の工夫はしない

子どもの頃から狭い場所にたくさん収納する工夫をし続けてきて、
自慢じゃないけどエキスパート。
職場でも「収納上手」とお褒めいただくけれど、結局、
すきまを利用したり上手に収納したりしなきゃいけないようなものはいらない、
という結論に達しました。(笑)

上手に収納しすぎていると、家族がついてこられなくて結局めちゃくちゃになるし。
ズボラな夫や子どもは「投げ込む」みたいな収納しかできないので、
細かく仕切るより放り込みスペースに しておいた方が、かえって片付きます。

放り込んでもわかるためには、やっぱりものが少ないことが必要だけど。


小さいおもちゃを入れるバスケット。投げ込んだら積み上げると省スペース。→






リサイクル
●余分なものを持ち込まない

粗品はもらわない。いらないものは新しいまま取っておいて幼稚園のバザーに出す。
牛乳パックも買わず牛乳屋さんにビンで届けてもらっています。

新聞や広告を縛って出す手間も大変なので、新聞をやめてインターネットで
読みたいけど、夫がアナログ新聞派なのでできないのが残念です。
玄関の靴箱の中にリサイクル用スペースを作って、広告やダイレクトメールは
ちらっと見たらまっすぐその中に。

←玄関から入るとすぐ中に入れられる。いらないものを部屋の中まで持ち込まないように。
リサイクルに出すときもすぐ出せる。




プリント引き出し


●散らかるものの行き場所を作る

毎日毎日散らかるものってだいたい決まっています。子どもが持って帰るプリント、
寝そべって読むマンガ、 おもちゃ、雑誌、新聞、鉛筆、はさみ…。

そんなのはいちいちきれいに片付けるのもむなしいので、引き出しやかごに
どさっと入れられるようにしています。
最近使ったものは上に来るから、「超整理法」って感じ。

毎日子どもが持って帰るプリント。ただ積み上げていっています。→



●子どもに片付けさせるには…

子どもがいたら、いつもきれいにしておくなんて無理というものです。
そんなこと望む方がまちがい。
幼稚園でも遊んでいるときは散らかっています。

幼稚園の子どもたちに片付けさせるのは大変だけど、だんだんできるようになってきます。
ポイントは二つ。

1.片付けるタイミングや理由がわかっている。
2.みんなで一緒に片付ける。

いつ「片付けなさい」と言われるかわからないんじゃあ、片付けたくないのも当然。
「これからお弁当を食べるから」「もうお帰りの時間だから」と言って毎日やっていれば、
必要性もわかってきます。
「いつもきれい」を目指すのではなくて、いつきれいならいいのか考えて、「夕食の前」とか
「寝る前」に、幼稚園みたいに「お片づけタイム」を決めておけば、見通しがつくようになると思います。

だらだらやらないで、5分か10分くらいに決めて、集中的に。
できれば家族全員で片付けること。
みんなでやればイベント的で楽しいし、子どもも飽きないうちに終わります。

でも、「これは続きをするから残しておきたい」っていう希望も聞き入れてほしいな。
毎日リセットされてしまうのも、持続力がつかないと思うので。


衣類の管理

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