迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2006.02.09
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DVDで「野生のエルザ」を見た。
ライオンを飼っていた人の実話に基づいた話だということと、その実在の人は最後はライオンに襲われて亡くなったということしか知らなかった。映画は初めて見たわけだが、予想したより可愛くまとまった話だった。

野生の厳しさはほとんど感じられなかった。成長していくライオンの子がとても可愛い。主人公の夫が仕事で人を襲うライオンを駆除したり、彼がマラリアで倒れたり、エルザが象の群れをからかったせいで村が象に蹂躙されたり、深刻な状況はいろいろあるのだが、全体的にのんびりしたユーモラスな雰囲気に包まれている。
ケニアの気候と自由に使える広い土地があれば、犬を飼うようにライオンが飼えるという印象を持ってしまうのだが、いいのかそれで?まあ、いいんだろうな。わざとそういう雰囲気に作ってある映画なのだ。

主人公の女性は、品の良いイギリス女性で、それこそ犬か猫の子を可愛がるようにエルザを可愛がる。すっかり人に慣れて狩りをしたこともないエルザを、この子は自由でなければいけないと言って、動物園に入れることを拒否して野生に返そうとするところでは、そりゃ無理だろうと思ったが、結局彼女が正しかったんだね。信じられないけど実話なんだし。
ラストで子どもを連れたエルザが元の飼い主に会いに来る場面では、こうなるだろうとわかっていたけど泣けました。

もしエルザが野生に帰ることに失敗して他のライオンや豹の餌食になってしまったら、飼い主のジョイは事実を無視して「この子はできるはずだ!」と信じて失敗する甘いだけの母親になってしまうところだった。実際には真剣な自然保護団体のように組織だった訓練をしたのか、ジョイは甘い愛情だけでなく訓練士としての技術も持っていたのか、それともエルザが奇跡的に優秀な子だったのか、映画からはわからない。訓練も行き当たりばったりみたいなことをしているようにしか見えないし・・・。
実際、実話だと知らなかったら、またこんな甘ったるい映画を作りやがってと思うところだった。案外、事実はフィクションより甘い場合もあるのかもしれないな・・。





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Last updated  2006.02.09 14:11:33
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