迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2010.04.09
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カテゴリ: 日記
BShiで刑事コロンボ「殺人処方箋」を見た。コロンボシリーズ第一作だそうだ。
1967年といえば、初代リカちゃんが発売された年だ。

最初のホームパーティーの場面で、見たことあるような気がしたが、被害者も犯人の愛人も全然見覚えがない。犯人はジーン・バリーだから、なんか見覚えあると思ってもこのドラマを見たことがあるという証拠にはならない。
やっぱり見たことがあると確信したのは、強盗のしわざに見せかけるために自分の家から持ち出した燭台などの金属類を海に捨てる場面。なぜかそんなところだけ覚えていた。
犯人は、たくさんの金属製品をスーツケースに入れて、飛行機で旅行に出、旅先の海で中身を捨てたのだ。コロンボは空港での記録を調べて、スーツケースが行きより帰りに軽くなっていたことを知る。そこのところも覚えていた。
1967年には、飛行機に乗せる荷物をエックス線で調べることはしていなかったのだろうか。あれをやったら、大量の金属製品が入っていることが一発でばれるよね。エックス線のかわりに、一個ずつ開けて手作業で検査していたと思うのだが・・・日本の空港の場合だけど。

番組案内には「若き日の精悍なコロンボは必見!」と書いてあった。そりゃ若いよ、40年以上前だし。ただ、第一作だから、後に確立されたキャラとは少し違う。同じなのは、ちょっと小柄で二枚目とはいえない風采で、どうでもよさそうなスーツとコートを着ていて、あれなんだっけとかあ~ペンがないとかもさもさごそごそしたカッコ悪さを演出しているところ。違うのは、髪が短くてスッキリしてるのと、コートが新品でシワがないところ。犯人に対する特徴的なしつこさがちょっとカドのある攻撃性になっているのは、若いからだと思うけど。
とにかく、風采の上がらない男を演じているにしては、外見が小ぎれいすぎるのね。
それはともかく、犯人の立場で聞くと最大級のあてこすりやカマかけのように聞こえることを言っておきながら、苛立った犯人が何のつもりだぁー!と怒ると、え~、ちょっと文字通りそう思っただけですよ~?と言うときの、「え、怒っちゃった?なんで~?」って言ってるみたいな無邪気な澄み切った目は、たしかにコロンボだな。あれはブリっこしてるはずだけど、素にも見えるからすごい。「悪気はないんですよ~。ねえ、知りたいんだから教えてよ~(^o^)」ってねw


スーツケースは全部開けてすみずみまで検査された。
手荷物も、エックス線にかける機械はなかったようで、一つ一つ人が検査していた。
家族3人で、航空会社がくれたショルダーバッグ3個が手荷物だった。係官が一つ目のバッグを開けた。中にはヒメの人形と人形の服と食玩とぬいぐるみ(1匹ぐらいは入りきらなくて抱っこしてたと思う)と落書き帳とマンガ本etc.がぎっしり詰まっていた。2つ目を開けると、ほぼ同じような物がぎっしり・・・。係官は苦笑して、3個目のバッグは開けなかった。
その3個目のバッグに、「包丁」が入っていたことは、神のみぞ知ることであった。ママンが入れたのは確かだが、素で忘れていたそうだ。今だったら空港で警報が鳴って、武装した空港警備隊に取り囲まれるよ(ウソです。没収されてちょっと尋問されるぐらいだと思います)。
その包丁は、渡航先で1年間使った。持って帰りはしなかったと思う。メイドにでもあげてきたのだろう。

機内持ち込み手荷物に包丁を入れたまま無事に某国へ到着した女。
うちのママンにそんな見事な称号があることを思い出させてくれた、「刑事コロンボ」第一話であった。






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Last updated  2010.04.10 18:19:03
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