迷鴎亭 ★BAKERY FESTE★

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2010.08.02
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ロジャー・ラビット 【DVD】

ロジャー・ラビット 【DVD】

価格:1,351円(税込、送料別)




個人的にビッチウサギ以外のマンガウサギには興味ないのだが、この映画はウサギだからではなくて、作品として偉大だと思っている。

トゥーンtoonsと呼ばれるアニメキャラたちが、俳優として人間と同じ次元で生きているという設定の物語だ。実写の人間や大道具・小道具と、トゥーンたちが同等の存在感を持って画面内で動く。
何がすごいって、CGじゃないというところだ。トゥーンはフィルムに絵の具で描かれたアニメーションなのだ。実写の背景や人間の俳優とトゥーンが絡むときは、トゥーンが触ったり空気を揺らしたりして動かす実写の人や物は、実際に物理的に動かして撮影されている。そこへあとからトゥーンを描きこんであるのだ。(あの巻いてあるフィルムに絵筆でぺたぺた描いているところを思い浮かべたあなた・・・いえ、なんでもありません。私と同じだなんて失礼なことは言いませんw)たとえばトゥーンのキャラが人間の服やネクタイを引っぱっている映像をどうやって作るか、考えただけで気が遠くなる。
今ならCGで本当らしく作るのが普通だ。ていうか、CGを使わずにあんな映像を作ることは、もはやできないのではないか?技術的にできても、映画製作者の誰がそんなことをしようと思うだろうか?個人的には、すでに技術さえも失われているのではないかと危惧するのだが、どうだろうか。まだ20年ちょっとだから、技術は残っているだろうか?(私が言っているのは、現代人はコンピューターもガソリンも電気も使わずにピラミッドを作ることは不可能だというのと同様のことである。数十年前の特撮のような映画作りが、現在もできると言いきることができるだろうか?)

ストーリーも、けっこう面白いんだよ。
1947年のハリウッドという設定で、服装とか車とか家具とか何でもレトロで、画像としても楽しめる。
物語は、カートゥーン・ギャグアニメとハードボイルドドラマのミックスでパロディっぽい。存在そのものがパロディのような映画だが、登場人物に感情移入して物語を楽しむことも、もちろんできる。
どうでもいいが、ロジャー・ラビットのラビットは、彼の名字である。ミスター・ウサギなのである。だから何って、いや、その、どうでもいいって言ったでしょw





ところで、この映画の原題は Who Framed Roger Rabbit? という。
ふつうの意味は「誰がロジャー・ラビットを嵌めたのか?」である。ロジャーは殺人事件の容疑者にされる・・・もちろん真犯人の罠にはめられるのである。
しかし、frame の基本的な意味「形を作る」も生きている。二次元アニメーションであるトゥーンたちは、映画の中では実写の人間や物と同じ世界で生きているように動いている。彼らは単に「描かれている」というよりは立体的に「形作られている」といったほうがぴったりだろう。





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Last updated  2010.08.02 15:12:30
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