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2012年03月17日
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 今、ロバート・J・ソウヤーという人が書いたSF小説を読んでいます。三部作で一作目は「ホミニッド」という作品名なのですが、並行宇宙があってそちらの宇宙では現代人の祖先であるクロマニヨン人が絶滅していて代わりにネアンデルタール人が栄えて進化して社会を構成しているというお話で、そのネアンデルタールの理論物理学者が実験の途中でこちらの宇宙に紛れ込んできてしまうというストーリーです。

 ネアンデルタールという人種はとても力が強くて全身毛むくじゃらで、額が突き出ていて、鼻が現代人の六倍もあって、でも作品の中では現代人よりも思慮深く社会構成もしっかりしていて、絶滅したはずのマンモスやリョコウバトも生存している地球を守って生きている種族として描かれています。

 多分作者は現代人の作り上げている現代社会へのアンチ・テーゼとして描き出しているのでしょうが・・・人類学者たちの予想しているネアンデルタールが凶暴で言葉も作り出せなかったから滅んだなんていう結末を作者は否定しているようです。

 私も何故かネアンデルタールは善良な種だったのではないかと思います。根拠はないのですが、現代に残る神話の中の巨人伝説というのはネアンデルタールについての種の記憶が生み出したものではないかとも思っています。

 先住民族や絶滅した種に対して何故か優しい目を持ってしまうのは現代人の驕り昂ぶりなのかもしれませんが・・・。





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最終更新日  2012年03月17日 07時21分51秒
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