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2012年04月03日
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 柳生新陰流の修行の一環に「心の下作り」というのがありました。若年者が剣術の修行をしていく段階で、相手を自分よりも格下に見下すように心を作っていくことが大事という修行内容でした。

 それはおごり高ぶることにつながるように思いますが、真剣を持って命のやり取りをする狭間で心がひるんでしまったり、肝が据わっていない状態でいるというのはとても危険なことだったのだろうと推測されます。

 そういう事にならないように若いうちから「不動心」の一歩手前の状態としてこういう「心の下作り」をして、自分の心を鍛えていくようにしていたのだろうと思います。もちろん驕りや自分の能力を過信することは、年配の指導者が日々戒めて鍛えていくことでそうならないようにしていたのだとは思います。
 また、簡単におごり高ぶるような資質の持ち主はその時点で剣の修行はストップしてしまったのだろうと思います。もしくは真剣での斬り合いで亡くなって行ってしまうか、だったのだろうと。

 変な話ですが、多分学校の先生などにもこういう「心の下作り」は必要なのかもしれないなぁと思っています。生徒さん達を平等に見るという心や、指導していく場合の自分自身の「覚悟」などをしっかりとしていないと教育というのは難しいのだろうなぁと思うからです。

 教育の場も真剣を使っての斬り合いと同じような部分もあるように思うからなのですが、ちょっと大げさでしょうか。





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最終更新日  2012年04月03日 07時22分59秒
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