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2012年06月07日
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 子供のころから四、五回家が変わりました。最初の家には17歳くらいまで住んでいたのですが、小さな二階家で小さな通りの突き当りに在って西日がまともに差し込む家でした。トイレが夏の夕方にはとんでもない暑さになり、素っ裸になつて入らないと我慢できないような家でした。

 それでも家族の成長期を支えてくれた家だったように思います。まさしく映画「三丁目の夕日」のような時代でしたから、地域が生き生きとして子供たちが周り中に見守られて成長していく雰囲気がありました。

 悪さをして閉じ込められた押入れの記憶、母親が入院して独り父の帰りを待った家の台所、カメを飼ったり金魚を飼ったりした小さな庭の小さな手作りの池、屋根に上って見渡した金沢の卯辰山の夕景、家の記憶が心の中の小さな窓にいっぱいはめ込まれています。





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最終更新日  2012年06月07日 07時10分36秒
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