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2016年11月22日
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 母の愚痴を聞くのはいつも私の役目です。最近はディサービスで行っている施設内の待遇への不満が多いのですが、それは私の母は認知症の気配がほとんど無くて体も下半身以外は案外とテキパキと動けるので、介護施設でも周囲におられる認知症の同輩の人たちのお世話をしてしまうことが多いわけで、母にすると「なんで私が・・・」というわけです。

 母の性分として周りに認知症で自分の世話もできない年寄りがいればどうしても手が出て、世話を焼き相手の同じ話の繰り返しにも付き合ってしまってあげていて、「こっちはつまらないし、くたびれるだけやわ。」ということになるわけです。

 本人は「愚痴や、愚痴や」と自分が末っ子で実の母親の世話をあまりしてあげれなかったから今になってこういうお役目が回ってきたのだと思っていると言っていました。

 しかし昨日その母が嬉しそうに私に伝えてきました。お世話していた認知症の女性が92歳らしいのですが、自分からトレーニングの機械が気に入って自ら進んで訓練をしたいと言い出したそうで、認知症による繰り言が減って積極的な言動になってきたのだそうで、とても嬉しそうでした。少しでもあの人が前向きになってくれたのが嬉しいと老々介護の他人の母がそう笑顔で言っていました。





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最終更新日  2016年11月22日 06時39分26秒
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