ワイン&エアロビクス

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October 23, 2024
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テーマ: 生涯学習(297)
カテゴリ: カテゴリ未分類






 と言う本日の第2回のお題は「日本の宇宙政策」でございます。
【備忘録】
 1)予算はずっと3,000億円規模だったが、2024年には5,000億円+基金3,000億円
 2)2008年の宇宙基本法は自公民提出の議員立法。共産以外は全党賛成
 3)1955年、大学の研究として糸川博士がペンシルロケットの打ち上げに成功
  ・1960年代から、固体燃料ロケット=ICBMと言う事で米から圧力
  ・液体燃料技術移転の申し出があり、宇宙開発事業団創設
  ・1969年(=アポロ11号の年)に政策に組み込まれた
  ・米からの技術移転はブラックボックス化されており国産化必要
  ・技術者中心のプロセス=「技術開発の為の宇宙開発」
 4)宇宙開発2.0
  ・技術実証ばかりの時代が長く続いた
  ・宇宙産業化の進展
  ・平和利用原則:通信は平和利用、軍事利用どっち? 天気予報は?
  ・1969年「宇宙の平和利用原則」による防衛省・自衛隊の排除
  ・ミサイル防衛も出来ない→1985年一般化原則
  ・事務局の局長に科学技術庁を付けない約束
  ・宇宙開発戦略本部の本部長は総理大臣=役人は文句が付けられない
  ・PFIで防衛相専用の衛星打ち上げ
  ・防衛目的は許容:関与はいかん→侵略・攻撃目的に使ってはいけない
 5)日本が最先端をゆくデブリ除去技術
 6)「軌道上サービスに関するガイドライン」を発出
  ・国際的なルール作りの先端
  ・私はやってるから、みんなもやろうね!と言う形で先例作りから国際ルールへ。
 7)国家安全保障戦略(2022年)と宇宙安全保障構想(2023年)
  ・反撃能力のためのターゲッティング
  ・極超音速滑空弾に対するミサイル防衛
  ・宇宙領域監視
 2003年のH-ⅡAロケットの打ち上げ失敗に福田康夫総理が激怒、科学技術庁は「技術開発だから失敗はある」とカエルの面にションベン状態、河村建夫科技庁長官が困り果てて鈴木先生に相談して2008年の宇宙基本法につながった!と言う流れは、現場にいただけに臨場感があって面白かった。


 受講生の一人に受講態度の悪い若い人(^^)がおりまして、宇宙関連の役所から鈴木先生の講義内容をチェックしに派遣されて来ているお役人の様に思われました。
 昔、加藤寛と言う経済学者が第二次臨時行政調査会(=古う~ ^^)のメンバーとなっていた際、その授業に如何にも風な背広のおっさんが受講していたのを思い出した
爺さんでありました ( ̄▽ ̄)
 違っていたらごめんなさいね ( ̄ー ̄)ニヤリ
(続く)





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最終更新日  November 5, 2024 07:18:06 PM
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