ワイン&エアロビクス

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August 9, 2025
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 タシケントのホテルの朝食も美味しかったんですが、サマルカンドのホテルの朝食が実に美味い♪
 最近、ホテルに泊まっても朝食は外で買ってきたパンなんぞで済ます事が多かったりするもんですから、ビュッフェで食べ放題という朝食はもう垂涎の代物なのでありました ( ̄▽ ̄)


 と言う今日はタジキスタンに国境を越えて行き、ペンジケントと言う町で出土したソグド人の町の遺跡を見学に行って参ります♪
 森部豊先生の「ソグド人の歴史」なんぞを受講した親父は、ウズベキスタン旅行を敢行した目的の一つに、ソグド人の歴史に触れることがあるものですから、ペンジケント訪問は当然の事なのでありました ( ̄ー ̄)ニヤリ
 手配は西アジアを専門とする旅行会社に現地アレンジのみは断られ、ネットでの手配が美味く接続せずと若干苦労致しましたが、ウズベキスタン専門の(多分小さな)旅行会社を発見、日帰り旅行の手配(=車とドライバー ^^)が出来ました。
 お値段は一人US$150.-と結構しちゃいますが、ネットでの相場と同じ水準です。


 University Boulevardで車を待つ間、向かいの公園に参りますと、ソグド人のお墓なんぞに彫られている羽の生えたライオンの像がありまして、やはりサマルカンドはソグドの土地としてのアイデンティティも大事にしているんだなあと実感致します。
 昨日記事に書いた散水機が朝のすがすがしい空気の中に霧のような水を撒いて、美しい光景です♪


 タジキスタン国境までの運転手君は日本語もしゃべれるナイスガイ。兄弟が4人いるそうで、末の弟さんがご両親と同居、「彼が家を引き継ぐと思います」との事でありまして、赤坂先生の「モンゴル帝国後裔史」で学んだ、モンゴルの「末子相続」が現在のウズベキスタンに生きている事に胸が打ち震えるほど感動致しました♪
 国境を超えるのに1時間半もかかったのには往生致しましたが、同様並んでいたフランス人カップルと(配偶者様が主に ^^)おしゃべりしたり、バイクで国境を越えて行くドイツ人グループや自転車旅行のカップルを眺めたりしておりますと、欧州の人たちのバカンスを楽しむ生活が実に羨ましく思われた事でありました。
 国境ではセキュリティに引っかかっても馬鹿らしいので写真は無し ( ̄▽ ̄)


 岡の上から眺めるペンジケントの町、就中如何にもシルクロードのと言う風情の山、そしてオアシス都市らしいザラフシャン川と言う景色は、実物を見たくて此処まで来た親父には感無量の光景でありました♪


 遺跡自体は、丘全体が町となっておりまして、往時は城壁で囲まれていた様でございます。礼拝施設等々色々ありましたが、如何せん土で出来た建物の悲しさ、ほとんど崩れ落ちていて、ここまで残っていること自体が奇跡的と思われたものでございます。


 この町でも市場を見学。ちょいと小さめの市場なんですが、お昼時と言う事もあるものか、現地の人で大いに賑わっておりまして、活気に溢れておりました。


 葡萄やバナナなどのフルーツを売る母娘と思しき二人。
 若い女性の方は黒髪にエキゾティックな顔立ちがなんともシルクロード的(と親父は勝手に思った)美人さんでありました。
 タジキスタンはまだロシア軍が駐留しているというロシアとの関係もあるからなのか、ウズベキスタンに比べて若干インフラ整備等も遅れている感じがありまして、ちょいと惜しい感じを受けました。


 お昼はドライバーに案内されて地元のレストランでランチでございます♪
 席に座ると大きなノンが供されまして、ドライバーがてきぱきと小さくちぎってくれたのが、家でもそうしているんだろうなぁと言う感じで良いものを拝見させて頂きました♪


 食事は多くは要らないと言う事もあり、各人に供されたスープと初日の夜にも食べた茄子の蜂蜜がけのサラダでございます。
 何しろブレッドが大きいもんですから、四分の一位配給に預かっても、それだけでお腹一杯です。
 普通に美味しいランチでありました♪


 昼食後、ペンジケントの博物館に参りましたが、壁画が目玉陳列と言う事でしたが、他には目ぼしいものはありません。
 ただボランティアの小父さんが日本語も少し喋れて、若い頃日本に行きたくて勉強したという話は、昔の中国では時々遭遇した、向学心に燃える発展途上国の若者の姿でありまして、胸を打つものがありました。


 国境でのウズベキスタン側の車との待ち合わせ時間に余裕があったものか、予定に無い「サラズム遺跡」も見学しちゃいました ( ̄▽ ̄)
 時代が違うものか、保存状態はソグド人の町の遺跡より良い印象ですが、余り興味が湧かなかった親父は、深くは追求せず「来た」と言う事で現地を後に致しました。
 と言う事でちょいと早めに国境に着いたんですが、ウズベキスタン側の運転手君は早くに来てくれおり、スムーズに乗り継ぎが完了です♪
 ウズベキスタンへの入国には時間が全然かかりませんでしたので、タジキスタンの縫う国審査に時間がかかったのは、お国柄と言う事の様でございます ( ̄▽ ̄)
 夕方、ホテルに帰着、楽しい一日旅行の終了です。このツアー、お金は若干かかりますが、なかなか面白いのでお勧めです ( ̄ー ̄)ニヤリ
(続く)





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最終更新日  September 9, 2025 10:34:16 AM
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