marshmallow cloud

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2004.09.29
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今日は一日雨で、寂しさが倍増するよ・・・。
でも送別会自体は楽しかった。
え~んYちゃんよ、いくな!

Yちゃんの送別会なのに途中からやたら、頭文字Gこと
人んちに家賃も払わすに勝手に住み着いたりするアイツの話題で盛り上がってたのはなんでだろう・・・?
そして私とYちゃん以外は案外アイツを平然とやっつけられるという事実に驚愕だよ。
みんな強いんだね・・・輝いてるよ!
つ・・・付き合って下さい!


なによなによ、来るのか来ないのかはっきりしなさいよ!
こないならいっそきっぱり来ないでよ!
気まぐれにふらっと立ち寄って、私の心を乱さないでよ!
もう忘れたんだから!
あんたなんか、あんたなんかもう忘れたわよ!
頭に銅線状のモノを自慢げにチラつかせる憎いアイツ・・・。

頭文字G。




昨日から今日の早朝にかけて、男子友達のY君から電話がきた。
夜中にかけてくるのは大抵Y君だ。

「もしもし」

「はいはい、Y君?どした?」



「俺さ、君に言ったっけ?」

「何を?恋してるってのは聞いてるけど。なんかY君の好きな彼女が付き合ってる人いるけど、
 別れたがってるとか言ってたよね。
 しかもY君にけっこう甘えてくるんでしょ?」

前にきた電話で、好きな子がすごい甘えてくるけど彼氏いる子で、


「というかね、もう、すんごいんよ。すんごい酷いんよ」

「ん、何が?どうしたの?」

「いや・・赤裸々な話になっていい?」

「別にいいけど・・・どうしたの?」

「やぁ・・・俺さ、やっぱり今回の人は大事にしたいと思ってたから、
 それなりにいろいろ積み重ねてきたつもりだったし、
 大事に思ってるから逆に手もだせなかったんよ」

うんうん、それはいいことだよ。
やっぱり簡単に手を出す人は信用できないし。

「俺はけっこう今まで、好きじゃなくても、寂しさを埋めるためにだけに至ったりしてたじゃないですか。
 なんか敬語になってるけど。」

Y君は、たしかにそういうところがあって、
しかもその相手から付き合ってとか好きって言われるともう嫌になってしまうという
やっかいなところのある人だったりする。
誰のことも好きじゃないけど、微粒子レベルで好きな子は沢山いる。
惑星レベルの子はいないけど、微粒子レベルはむしろたくさんいて、
そのどれもを好きだけど、だけど「好き」じゃない。

「でも、恋愛以外でも人として大事に思ってる人にはそういう、手出したりはしないしできないんよ。
 君もそうだよ。俺君に手だしてないじゃろ。」

井の頭公園で酔って抱きついてきて、さんざん手を繋いでくれと迫ってきた事は、
酔ってたってことで目を瞑ってあげよう。
隠れ甘えたがりめ~!
(そして軽やかに逃げる私。摑まえてごらんなさいな~!ヒラリ☆)

「う~ん・・・まあね。まあ、ないね。」(目を瞑ってやろう)

「じゃろ?俺は、大事に思ってる人間は本気で、もう絶対誰にも負けないくらい大事にするし
 幸せにしたいって思うし、幸せにできなきゃ嘘だろって思ってるんよ」

「そうだね。Y君はそういうとこ、冷たそうに見えて実は優しいもんね」

「じゃろ?だから今、期限迫ってる外注のwebデザインもあって家でも仕事しとるのに
 夜中の一時、しかも雨ふってんのに、
 『webのデザインでわかんないことあるから家に来て』
 って言われたら、俺は駆けつけるんよ。
 雨の日はバイク乗らないのに、だよ」

ぶっ!何かっこいいことしてんの!ドラマ風味だよ・・・ぷぷ。

「何かっこいいことしてんの~!うける、ちょっとかっこいいっぽい(笑)
 Y君がそうまでするなんて~」

「かっこいいじゃろ?俺も思ったもん(笑)
 で・・・まあ、普通に教えて、その後・・・」

「その後?」

ちょっと言いづらそうにしてるY君。

「まあ、今までがんばって手を繋いだことはあったんよ。
 大事に思ってる相手には、妙にハズカシイというかさ
 そういうのできなくて。
 でも、まあ、こう・・・そういう雰囲気だったわけですよ」

「うん・・」

「・・・むしろ、むこうからきたくらいの勢いなんよ。
 あ、でも、致しては、ないんよ?」

はぁそうですか。やあ赤裸々だなぁ!
詳しくは聞きませんが。

「で、家に帰ってきて、その子からメールきてたんだけど
 わけわからんメールなんよ」

「どんな?話聞いてると、まだまだ酷い事がおこるとは思えないんだけど。
 むしろなんかいい感じなんじゃないかいとか思っちゃうよ」

「じゃろ。俺も思ってたんよ。だけどそのメールが意味わからんくて、
 これからも今までどおりかわらず仲良くしてください
 これからもよろしくね、とかなんよ」

う~~~ん・・・・たしかによくわかんない。
断られてるのか、むしろ仲良くしたいのか・・・。

「で、よくわからん・・・としばらく考えてたんじゃけど
 そういう時もむこうからご飯とかいろいろ誘われるから
 毎日のように会ってたりするんよ」

それは、いい風にとってしまうかもね。

「それで?まだまだいい感じっぽいじゃん!」

「う~ん・・。それで、まあ・・・・ついに至るときがきて、
 そういうことになったんじゃけど・・・・・」

ふむふむ・・・。

「もう、最悪だよ。朝起きて、やっぱりこういうのはまずかったかも、って言われたんよ・・・」

「え!なにそれ、なんで?だってむしろ彼女が甘えてきたんでしょ?」

「そうなんじゃけど、そんなこと言い初めて、
 しかも、こうなって初めて、別れた彼氏と戻りたいってことに気付いたかもとか言うんよ・・・」

う~わ~・・・。
そんなこと言われたら私なら立ち直れないよ・・・
ショックすぎる!

その女の子は、Y君とほぼ付き合ってるみたいな関係の時に彼氏と別れていて、
どうやらY君と至ってみて、初めてやっぱり前の彼氏に未練があると気付いたらしいのです。。。。

色んな女の子を泣かせてきたけっこう人でなしな、
だけど好きな人には純情息子なY君は、こうして失恋をした。

モテるくせに本当は物凄く不器用で、自分をあまり見せないY君。
今回恋をして、最終的には失恋のクッション役だったけど、
Y君は凄くかわった。
人間らしさがすごくあがった。
前よりいろいろ見せるようになったし、
前より素直になったかも。
失恋して、色んな友達から励まされたり優しくされて、
ちょっとだけ自分のことをまた認めることが出来るようになって、かわったらしい。

Y君が好きになったその女の子は、ちょっと小悪魔ちゃんだったんじゃないかと思った。
男子(Y君)にはわかんないのかも知れないけど、そうなんじゃないかなと、思った。

好意をもってくれてる人の好意が気持ちいいからって
そこにどっぷりつかってたいという子が、周りにもたまにいるし。
私は、返せない好意には、申し訳なくてつかれないんだけど。
でも、そういう気持ちよさに甘えていたいって人もいるから、
Y君は、そうされてたのかもしれない。

「うちの純情息子を弄ばないで!って立ちはだかってあげるよ、
 久々のY君の、珍しく恋だったのにさ~、ねえ!」

って言ったら、

「あはは、そうじゃね。そうやって守ってくれて、なんか俺って友達に大事にされとるなぁって実感して、
 いろいろ自分の中で開いた部分も、大きいんよ。
 だから、良かったかもしれん・・・」

と、純情息子が笑って言った。

失恋したけど、確実に良くなったY君は、きっとまた更にもてるんだろうなぁ。

早くY君にとっての惑星レベルで「好き」な子が現れるといいのにな、と思った。







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Last updated  2004.09.30 02:56:12 コメント(10) | コメントを書く


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