ゆとりある生活

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2006.11.18
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カテゴリ: 野球
“ハエが止まる”とも形容されるウェークフィールドのナックルボール
 【ポートランド(米オレゴン州)16日=日本時間17日】ポスティングシステム(入札制度)でレッドソックスが交渉権を獲得した西武・松坂大輔投手(26)が“大リーグボール1号”の習得を目指していることが明らかになった。レ軍にはナックルボールの使い手で通算151勝のティム・ウェークフィールド投手(40)が所属。関係者によると、早い時期にこの“魔球”を習得する予定という。この日はナイキ本社を訪問した松坂。来季使用用具などの打ち合わせを行ったもようだが、怪物が“大リーグボール”でさらに進化する。

 オレゴンの空に明るい未来を感じさせるような青空が広がっていた。米本土上陸2日目。個人契約を結ぶ米
ナイキ
社の本社を訪れた松坂の胸は高鳴った。

 自動車メーカーの工場のような広い建物には、最先端の野球用具を開発する研究所や、同社が誇る最新モデルが販売されるショップがある。この日は、担当者からメジャー仕様のスパイクなどを提示されたほか、来季以降の契約について話し合ったもようだ。

 代理人のスコット・ボラス氏(54)がレッドソックスとの交渉を控えるが、松坂の心はすでにメジャーモード。早くも頭の中には“秘密兵器”が浮かんでいた。

5月1日のヤ軍Vsレ軍でも、松井秀のバットはナックルボールに空を切った
 「(松坂は)いろいろな変化球に挑戦する子。手が小さいけどナックルボールを教われば簡単にマスターできるだろう」とは母校、横浜高の小倉清一郎野球部部長(62)だった。

 実は怪物にチェンジアップの握りを教えた恩人。松坂の持ち球は多彩で、直球にスライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、フォークに今季からはツーシームも加えられた。しかし、それだけで満足はしていない。新たな高みを前に、レ軍に交渉権が与えられたからこその“魔球”習得プランが浮上した。



 小倉部長は、松坂がチェンジアップをわずか1週間で習得したことを例に挙げ、この“魔球”をウェークフィールドから教われば、すぐに自分のものにできると断言した。

 利点もある。ナックルボーラーといえば、2人合わせて通算539勝を挙げたニークロ兄弟が有名。1960年-80年代に活躍し、兄のフィルは48歳まで、弟のジョーも43歳まで一線で投げ続けた。

 「40歳を過ぎても、ボクは投げ続けますよ」が松坂の口癖。レ軍入りすれば、肩やひじへの負担が他の変化球に比べて少ない「ナックルボール」は、選手生命を延ばすためにも、必要不可欠なボールになる。そう、まさしく“大リーグボール1号”だ。

 現地時間の17日には、ボラス氏との打ち合わせのためにロサンゼルス入りする松坂。来季開幕時、怪物はきっと、魔球を携えている。

■ティム・ウェークフィールド(Tim Wakefield)
 1966年8月2日、米フロリダ州生まれ、40歳。88年ドラフト8巡目でパイレーツ入団。95年にレッドソックスへ移籍し、魔球ナックルボールを武器に先発ローテに定着。4年連続2ケタ勝利を挙げるなど活躍。今季成績は登板23試合で7勝11敗、防御率4・63。メジャー通算は14年間で登板480試合、151勝134敗22S、防御率4・30。1メートル88、95キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸400万ドル(約4億7200万円)。背番号49。

■ナックルボール
 不規則に揺れながら落ちる変化球。親指と小指でボールを挟み、残りの指をボールに突き立て、はじきながら投げるのが一般的。回転が少なく空気抵抗で予測できない変化をする。指を立てて投げる様子から、ナックル(げんこつ)ボールと名付けられた。ナックルボーラーとして最も活躍したのはニークロ兄弟で、フィル、ジョーの2人で539勝。現役ではレッドソックスのウェークフィールドが有名。日本では巨人・前田が投げる。







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Last updated  2006.11.18 13:17:44
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