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サトゥの死ぬまでシネマ。
第10話。
「第10話 ノッキング・オン・ニュウ・ワールズ・ドア」
ヨウコの1日料理教室を経て(ヨウコに言わせれば、自分の活躍がこれだけで語られるのは心外だろうが、まあ、待て。必ず出番は来るハズだ)、野ザルはクニオに弁当を作ってきた。俺達はひやかす側にまわりつつ、「猿野ってけっこう家庭的やん。ほら、クニオ一緒に飯食ってこいよ」とクラスの注目を浴びるように仕向けた。みんな興味津々のようで、弁当をのぞきこみにくる。クニオはひたすら「うめえ。この肉じゃが」「ベタだけどタコさんウィンナーは最強」「えっ。デザートまで」と、褒めたり驚いたりしていた。もちろんそれは素のリアクションであった。俺は少し嫌な予感がした。クニオが本気で野ザルを好きになるのはヤバイ。それは嫉妬ではなく、プロデュースにさしつかえるからに他ならない。が、それほど野ザルが魅力的だという証拠だ。俺はどうやらとんでもないゲンセキをさらにとんでもない宝石にしようとしているようだ。そして、いつのまにかエンタの神様に出るようになったオリエンタルラジオのようにいつかは俺のプロデュースから離れてしまうだろう。だが、それもいい。お気に入りのインディーズバンドがメジャーデビューして有名になってしまう寂しさが伴うだろうが。とにかく文化祭のメジャーデビュー前に俺は武勇伝を作り上げなければならない。次の日からは、野ザルとクニオ2人だけでなく、俺とケイタも一緒に飯を食うことにした。ごく自然に。さり気なく。
「今日の弁当もうまそうだな。でも昨日より手抜いてねえか?冷凍食品が多いし」
「・・・よく考えたら、罰ゲームの相手に本気を出しても・・・」
「言ってくれるねえ」
「なあ、約束の1週間が過ぎたら、卒業式やろうぜ」野ザルちゃんからの卒業」
「野ザルって?」
「猿野だから、野ザルでいいじゃんカワイイっしょ」
「・・・カワイクない・・・」
「おま、ナカニシじゃ・・・」
「まあまあ。ジョークだよ」
「・・・うん」
こんなバカ話をしながら、毎日を過ごしていた。次第に、クラスの皆もその雰囲気を受け入れ、ミヨのグループも俺達の輪に混ざるようになった。これは俺が誘ってみたのだが、裏情報によるとミヨのグループにケイタを好きなヤツがいるらしい。
まあ、いい。順調に作戦が転がり始めた。約束の1週間が過ぎても俺達は一緒に飯を食っていた。野ザルの弁当作りは終わったが(最後の日、クニオは卒業記念弁当を寂しそうに食べていた)、俺達が野ザルを昼飯に誘うのに、もう何の違和感もなくなっていた。次第に輪はひろがり、いろんなヤツが俺達のところに来るようになった。思えば男子と女子が一緒に飯を食うのはこのクラスになったて初のことだった。そして事態は昼休み意外にも急変した。いろんな子が積極的に野ザルに話しかけるようになったのだ。昼休みで浸透させた野ザルのキャラが気に入られ始めたのだ。俺達が解禁した「野ザル」というアダ名で呼ぶヤツまで現れた。相変わらずノリコグループが「何、調子のってんのよ」目線を送っていたが、ある日ノリコが話しかけてまたもや事態は急変した。これは俺にとっても驚くべき事態だった。こうして、野ザルは俺達のクラスでの認知度は確固たるものとなった。そして、決戦の文化祭まであと10日とおしせまった日、俺達は理容ナカニシにいた。
「しかし、ノリコは怪しいな。なにかウラがありそうだな」とケイタが言う。
「その辺、どうなの?リョウはなんか話ししてない?」とクニオが俺にフってきた。
「いや、何も。野ザルは?どうだ?話ししてみて?」
正直、自転車置き場での出来事以来、気まずくなり過ぎて会話らしい会話はしていない。
「Pの話してた」
「なんだって?」
俺は一瞬ドキリとした。
「最初無視してゴメンね。って言ったあと、あなたは最初に仲良くなった人がホントにいい人でよかったねって」
おれは思わずテレ笑いをしたが、ケイタは
「ますます怪しいぜ。リョウを褒めるなんて」と疑った。
おいおいそれは元カノどころか俺まで否定してないか?
「でもさ、ノリコと和解したなら、もう萌えモエ選手権に出る必要なくねえ?」
クニオが素朴な疑問をぶつけてきた。
「仮にノリコのセリフが本当でも、ここまできたからには出たいだろ?」
「うん。おもしろそうだし。バイトで鍛えたモエパワーを発揮したい」
「最近じゃモエって言わないらしいぜ。ハァハァだってよ」クニオが言った。
「ハァハァってどう使うんだよ」
「例えばな『野ザルタンにハァハァですよ』ってな具合だよ」
「普通にキモイんですけど」野ザルは表情を変えずに言った。
「あちゃー」
「たいへんたいへん!」ヨウコが息を切らして部屋に入ってきた。
「遅いな。あ、そういえば萌えモエ選手権のエントリー頼んでたんだっけ」
「それがね、エントリーした人、野ザルちゃんだけなんだって」
「ひとり!ヤッバイ。優勝決定じゃん!ノリコのやつ驚くぞ」
「クニオ、お前相変わらずだな。競う相手がいなければ、選手権は中止だよ」
俺は最初にこの提案をノリコにしたときの妙な笑顔を思い出していた。クソッ。ノリコはこれをヨんでたわけか。これじゃあ優勝したくてもできない。
「そう。今日が締め切りだったんだけど、中止にするって部長が言ってた、やっぱり女子はキモがって参加したがらないしコッチの方が人気あるって」
ヨウコはもう1枚の紙をみせた。
「ミスフル?なんだこれ、確かに女子にはテニプリと並んで人気あるって聞いたけど」俺はその紙を手にとった。
「バッカ伝統ある『ミス・フウリングルス高校』のことだよ。去年はヨウコちゃんが選ばれたんだぜ。なんでお前はそんなこと知らないんだよ」とケイタにツッコまれた。
「主人公ってのはそういう情報に疎いもんなんだよ」
「なんだ。そのいいわけ」
「まあ、いいさ。これで問題は解決した。出るコンテストが変っただけじゃねえか」
「まさか、お前。野ザルを出そうってわけ?」
「クニオ。仮にもつきあった仲だ。野ザルの魅力は充分わかってるだろ」
「だってこれにはノリコも出るんだぜ。去年ヨウコちゃんと2、3年差し置いて新入生で最後まで争ったノリコが」
「ちょうどいいじゃねえか、ノリコと直接対決できる。出るだろ、野ザル」
「Pが言うなら」
「よおし。コレ、エントリーシートにもなってんだろ」
俺はペンを取った。
「・・・・推薦者はセン・・・ガン・・・リョウと。ヨウコ」
そういや最初はミナミって呼んでたな。オレ。ま、いいか。
「これ、頼む」
「わかった。まだ間に合うと思う」
「事前の審査ってねえの?」
「人気あるっていっても、よほどの自信がないと参加しないからエントリー数は少ないの。毎年8人ぐらいらしいわ」
なるほど、来るもの拒まず恥かきたいやつはどうぞってやつか。
「じゃあ、よほどヨウコちゃん自信あったんだねえ」クニオが珍しく皮肉を言った。
「私は・・・。どうしてもって皆に言われて」
「まあまあ。しかし勝負する場所は決まった。少し作戦変更しなきゃな。このミスフルのシステムも調べておかなきゃ。その前に今日の何某だ!野ザル」
「えっ。なんも思いつかないんすけど、P」
「これは意外だな。でも野ザル、気づいてたか?」
「えっ?」
「お前のセリフから『・・・』が無くなったんだよ。それだけで俺は充分だよ」
第11話
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