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サトゥの死ぬまでシネマ。
第3話。
第3話「トゥー・ユア・タウン」
2005年12月1日木曜日AM:07:22(2回目)
「嘘だろ」俺は思わず飛び起きていた。昨日と全く同じ状態で目覚めるなんて。いや、もしさっきまでのことが夢なり、タクシーで気を失って目覚めたりなりだったら今日は12月2日のハズだ。俺は枕元に置いている充電中の携帯を見た。
「嘘だろ」携帯の時計は12月1日の7時23分を表示している。新着メールのマークが点滅していた。普段は通学途中にやるが、俺は迷わずメール画面を開いた。
やっぱり。ルコからのメールをみる。『今日、昼休みにいつもの場所でね。』
「一日を繰り返そうとしてるのか」なんとなくつぶやく。ということは、俺はもう一度フラれ、髪を切り、母さんの電話で・・・。そうだ。
「ばあちゃん!」
俺は飛び起きて自分の部屋へ出て、急いで居間へ向かった。
「母さん!ばあちゃんは!」
「何よアンタ、着替えもしないで。おばあちゃんは散歩です」
「そっか、そうだった。いつもの散歩コースだよね」
「多分そうだけど、どうしたの?」
「ちょ、会ってくる」
「何、言ってんの、学校は?」
「遅れて行くよ!」俺は寝間着のジャージのまま、玄関に向かった。そしてあることを思い出した。
「何かに使うかもしんないから」と母親に近づきエプロンのポケットに手を突っ込む。
「何、何?」
1万円札を取り出すと、ヒラヒラさせて
「髪も切らなきゃいけないしね」
「アンタ、なんで知ってんのよ!」
2人のやりとりをキョトンとして見ていた妹のハリコを見て俺はまた思い出していた。
「ハリコ」
「何?」
「オンミョウジだけどな、アイツはやめとけ、最近彼女にフラれたらしいけど、今2年のスッゲエカワイイ子狙ってるらしい。3位のお前じゃかんわわないよ」
「ちょっと何勝手な事言ってんの!」
「いいから、いいから」
俺は家を飛び出していた。なんとかおばあちゃんを救わなければ。これは神様か誰かが与えてくれたチャンスに違いない。俺はおばあちゃんの散歩コースになっている近所の公園へ向かった。息を切らせながら、公園に入るとおばあちゃんはベンチで休んでいた。
「ばあちゃん!」
「おや。トオル。どうしたんだい?学校は?」
「いや、そんなことよりさ」クソッ。どう説明すればいいんだ?
「なんか嫌な夢見たんだ。ばあちゃんが車に轢かれる夢」
「おやおや、それはホントに嫌だねえ」
「今日の予定は?えっと俺が髪を切ってたのが4時ごろだから・・・。とにかく、夕方は何してんの?」
「今日の夕方かい?さあて何しようかね。そうだ。今日はカルチャースクールの日だよ。ほらこないだ見せたあの絵手紙」
「何時から?俺ついてくよ。いや、できれば家から出ないほうがいい。一歩も」
「何だい?何をそんなに」
「いいから!孫の言うことを聞いて」
「わかったよ。その変りアンタも学校行くんだよ」
「そんな!今日は休む。ばあちゃんの側にいるよ」
「アンタ何を言ってんだい。おかしな子だねえ。孫にみてもらうほど弱っちゃいないよ」
「そういう問題じゃなくて」
「アンタは学校。あたしゃ家。いい?わかった?」
「わかったよ」俺はとりあえず学校に行くことにした。まだ時間はある。離れているのはツライが、事故までまだ時間はあるし、おばあちゃんさえ約束を守れば事故は起きない。俺は家へ戻って、母親に朝のことを問い詰められつつ、1万円は返さず制服に着替えて学校へ向かった。
教室へ着くともう1時間目が終わり、10分の休み時間だった。
リンジが俺をみつけるなり話かけてきた。
「いよ!トゥル君」
「・・・・」
「どした。どした。なんで遅れたの?でハリコちゃんは元気?」
「・・・・」
「なになにその不機嫌さ加減。なにかぁ。あったぁ。系?」
「おまえな、そのしゃべりかた・・・。もういいや。殺意覚えるから。以上」
「だー。もう。わかったよ。で、どうしたの。大丈夫だってハリコちゃんを狙うのは、お前の妹だと知った時点であきらめた俺が聞いてやるよ」
「オンミョウジ先輩に気があるならやめとけって言ったよ。彼女にフラれたけど、今、狙ってる子がいるぞって」
「そういう噂聞いたな。お前誰から聞いた?」
「お前からだよ」
「えっ俺、言ったっけ」
俺はその質問を無視して席に座って本を読んでいるルコを見た。目が合う。俺は笑った。作り笑いになってしまう自分が悲しい。そして向こうも作り笑い。はぁ。俺はこれからフラれるのか。どうにかできないもんか。おばあちゃんの死を回避したように失恋も回避したいもんだ。
昼休み。俺はいつもの場所に行った。今日は。いや、2回目は俺が先に来ていた。
そして、考え事をしていた。失恋も回避したいが、やはりおばあちゃんが気になる。タクシーの中で俺はある景色を見た。交差点が見えた。どこかで見覚えがある。どこだっけ。ええと。そうだ。家の近所のあの少し狭くて車の通りが少ないあそこだ。めったに車は通らないがあそこで事故にあったのか?そしてポスト。何を意味する?あの辺にポストはなかったが周りの景色はどこか見覚えがあった。白い車。あれに轢かれたのか?待てよ。カルチャースクールの帰りなら、あの交差点は通らないはずだ。じゃあ、なぜあの道を?どうもひっかかる。ルコが来た。
「よう」
「う、うん」
ヤバイ。またこの空気を味あうとは。
「あのね・・・」
「好きな人できたんだろ?」
「へ?」
「なんかそういう感じしたんだよなあ。いやさ、実は俺も好きな人できてさ。まあ、これで俺達おしまいだな」
自分の失敗で別れが来たのなら建て直しもきくだろうが、他に好きな人ができたのならしょうがない。例え1日を繰り返すことができたとしても、結果は同じだ。それが俺が短い時間で出した答えだった。ならば自分から別れ話を出すまでだ。それが自分の運命に対する精一杯の抵抗だった。しかし、おばあちゃんの運命は何としてでも変えねば。
「わ、わかった。お互いの恋がんばろうね」
「おう。じゃ、俺行くわ」
俺は携帯を取り出して家に電話した。頼むばあちゃん出てくれ。クソッ。出ない。
母親の携帯に電話する。こちらも電源を切っている。クソッ。胸騒ぎ過ぎ。
それからも電話するが、誰も出ない。学校も終わり、帰りながら電話しているとようやく家電に母親が出た。
「母さん!」
「どうしたの」
「携帯にも電話したんだぜ」
「パート中は電源切ってるの。あら、まだ切ったまま。ハイ。今電源入れたわよ」
「もういいよ。ばあちゃんは?」
「カルチャースクールは休むって言ってたけど家にはいないわよ」
「どこ!」
「そんなのわかんないわよ。母さんだって今ちょうど帰ってきて慌てて電話とったんだから・・・。あっ。書置きしてる。『今日中に出さなきゃいけないハガキがあるから郵便局へ行きます』どうせいつもの懸賞ので・・・」俺は電話を切っていた。クソっ気づかなかった。あのポストは郵便局前のやつじゃないか。郵便局へ行く道ならあの交差点を通る。俺は時計を見た。3時半。まだ間に合う。俺は郵便局へ向かった。郵便局のポストを見てるということは、郵便局には行っている。いや、ならば交差点で待っていた方が・・・。待てよ。そもそも轢かれたのはあの交差点だったのか。俺はもう1度あのフラッシュ・バックを思い出していた。白い車が迫ってきた時・・・。クソッ。思い出せ。看板。そうだ看板が見えた。パチンコ屋の・・・。あれは例の交差点の道のうち郵便局に向かって突き当たる大通りにあるパチンコ屋だ。そして郵便局は通りの向かい側にある。俺はとにかく急いだ。
第4話
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