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2006.01.06
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カテゴリ: 母の病気



実はおとついから軽い肺炎にかかっていて点滴をしていた母。

今日はやっと点滴から開放され、食事をとっていいことになっていた。

いつものように体を拭き、オムツを替え、

点滴でお風呂に入れなかったようなので、髪をドライシャンプーで洗う。

今日は仕事の予定がまだあり、時間がせまっていたので

その旨を母に伝え、もう帰るねと言うと

「アイスが食べたい」ということを身振りで伝えだした。

前の母なら、私が急いでるときには無理を言わないのだが

今日はそういうことを言うのでめずらしいなとは思った。

まさかボケが始まったんじゃないかと少し不安になった。

病院にはいつもつれあいも連れていくのだが(ついてきてくれる)

つれあいに、長い入院生活で退屈してるんだし

肺炎でご飯も食べれてなかっただろうから

ちょっと無理言っただけだろうし気にするなと言われた。

そう言われればそうかもしれないと納得してみるが、

やっぱり一抹の不安は残る。


時間がなかったが、仕事は諦め、アイスを食べさせてきた。

満足そうに食べていたのでよかったよかった。


母のことで思い出したことがある。

ずっと前に隣にいた患者さんなのだが、私がお見舞いに行き

母の世話をしていると、ベットの区切りカーテンを少しずつ開けて

こっちを覗き見ているのである。

最初、カーテンが動いているのは知っていたが、まさかこっちを

覗くためだとは思わず、隣からバァさんが顔を覗かせたのを見たときは

本当に びびった。



しかもおもいっきりこっちを に・ら・ん・で・る♪



つれあいが、バァさんがカーテンを開けるとバァさんのベットまで行き、

わざとらしく

「おや、ちゃんと閉まってませんでしたね~ ちゃんと閉めておきますね~」

と言ってカーテンを閉めてくれたが、

やはりしばらくすると顔を覗かせているのだ。


もう驚きびっくり♪


私も気を使って、「いつも隣で騒がしくてすみません^^;」

と言ってはみるのだが、どうもご立腹の様子。



母がうまくしゃべれないのに大声(もとから声が大きい)を出したり、

うちの子供がガサガサしてたりで、迷惑だったのもあるだろうし

いつも下の世話をしていたので、多少のにおいもあったとは

思うのだが、バァさんだってオムツ替えてもらってるだろうに。

においはお互い様だし、バァさんだってお見舞いの人くるじゃんとは思ったが

もしかしたらあのバァさんはもう痴呆に入ってたのかもしれない・・・。

そうなら責める気はさすがに起こらなかったが、

やっぱりカーテンの隙間から覗いてくるという行為は ただごと ではない。


お見舞いに行くたび、そういうことが繰り返された。

私はある意味、楽しかったのだが、母がとてもそのバァさんを

嫌がっていたので(私たちが居ないときには母に文句を言ってくるらしい・・)



とうとう病院に訴えてしまった・・・。



ある日、そのバァさんは退院したのか他の病室に行ったのかは

わからないが、居なくなっていた。


そのバァさんにお見舞いにくる家族がいたが 会話が、

「バァさん ボケ てないだろうね? 俺の名前わかる? これ何かわかる?」

ボケてないかどうかの確認の会話ばかりだったので

バァさん、つまんなくなってすねてしまったのかもしれないなぁ・・・






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Last updated  2006.01.07 00:14:31
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