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2017.07.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
写楽「大谷鬼次の江戸兵衛」の浮世絵をレリーフ陶板にしました。







レリーフ陶板の大きさは、たて33.5cm横24cmで、額縁全体が、たて51cm横41.5cmです。
使った粘土は鉄分の多い赤土、鉄分が少ない並土、黒泥、信楽土、カラー粘土(ピンク、黄、緑)、で透明釉を掛けて1240℃で焼き上げた陶器です。
陶板の背景には岡山畳縁幅8cmを使っています。
版画の浮世絵を粘土を盛ってレリーフにするわけですが、いわゆる粘土の状態のものを盛る方法と、泥漿状態のものを流し込む方法があります。輪郭や線を表現する手法は、大きく分けて、掘り込み、盛り土の二つで、全部で5種類ほどあり使い分けます。
陶板背景の岡山畳縁は色が豊富で、一般には一枚の布で額装するところを、この作品の様に2種類の畳縁を使う発想も、畳縁であればこそできることです。
額縁は、家具屋さんに杉材を使って、仕上げをしない状態の生地作りまでお願いして、仕上げから額装まで私が行いました。仕上げは「浮造り」といって一般的には、バーナーで杉を炭化させブラシ掛けして、木目(年輪)を浮かび上がらせる手法ですが、私は、年輪と年輪の間の白く柔らかい部分を、木切れや竹串で強くこすりつけ、へこまして「浮造り」風にしました。この手法の利点は、柔らかい杉の表面全体が緻密になり固くなることです。
色付けは、古民家の柱、梁が煤で黒光りしているのを再現したくて、書道に使う墨を塗って、蜜蝋ワックスで磨きあげました。墨の原料は煤ですからね。
全製作日数は延べ約一週間で、毎日少しづつ約一カ月かけ制作しました。





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Last updated  2017.07.04 22:47:19
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