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昨年9月に発売されました。このところ元気をなくしております私がよく読む作家です。妊娠している主婦の周りでよく事故がおきます。突然道路に飛び出すOL 駅の階段から落ちる会社員 毒を飲まされる年寄り。不思議に思った週刊誌のライターはその主婦の存在にきずきます。ところがその主婦の夫は会社で若いOLに盛んに声をかけて付き合いを求めているらしい。その相手が危ないのではないかと思われます。・・・・・・このところサボっていたら環境がかわりました。とりあえずこんなところから初めてみましょう。
July 30, 2007
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不良によりしばらく休憩いたします。ここに来ない間にトラックバックで興味の無いコメントを追加しないでね。今度入力できるのは何時のことやら。
April 9, 2006
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フィクションというものはあんまり現実離れしすぎるとなんともそらぞらしくなるもののようです。この作者の前の作品を読んだときもそんな感じがありました。夫に対する不満もなぜ15年も我慢してきたのか、経済的には自立しているのになぜ我慢するのかそれがなぜ爆発しようとするのか。病的な家庭環境はわかりますがそれに耐えて生活者として30年も生活すれば立派な健康人になってほしいもので、何時までも母が母がいうのは自分が不健康な印です。高校のときの幼馴染のガールフレンドが自分の書いた偽手紙がモトで自殺したなんてのはほんとのことはどれくらいあるんでしょうか。きわめて少女小説的ですね。前の小説につられて読んでみましたがあんまりお勧めしません。斉藤綾子のほうがましです。
April 6, 2006
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ディーバーのライム物の第一作で99年に日本訳が発行されました。といつても先日の「コフィン・ダンサー」と2作しか無いそうです。ボーンコレクターにはカレントイングリッシュ的な意味しかないようです。読んでのお楽しみですが、犯人の「ボーン・コレクター」が、罪を犯すことにことにおよそ無目的であることで、石を投げるように人を殺し失敗しても屁とも思っていないことです。これには騙されました。なんか可笑しいなとは思いましたが終わって見ましたらサモアリナンという感じです。別の話ですが、テレビの「そこまで言って委員会」で尊厳死のことを言っていましたが、尊厳死というか死をトコトン追い詰めた議論をしているのもこの作品の品格を上げています。ライムの孤独が第二作で解決された以上はこれ以上の続編は不要だ蛇足だと考えた作者の考えに賛成します。お暇な方はぜひお読みください。
April 5, 2006
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雑誌「WILL」に連載された記事を纏めたものです。反「反日」論の総まとめ的な本です。感じたことを二つばかり。女系天皇について今すぐすべきことは後継者のいない宮家を継ぐ後継者を見つけること。天皇家以外は男性の後継者がいる宮家は寛仁さん以外はいないわけでこれでは皇室の藩屏たる存在価値はないといってよい。全宮家に男の後継者を養子としていれるべきである。たしかにそれはいえますね。現在の宮家では皇太子の世代では秋篠宮だけ。女系に変えるまでにするべきことはあるはずです。知性溢れる渡部先生が大西巨人さんの家庭のことで差別的な発言をしたと伝えられた事は誠に残念なことだと思っておりましたが、これは朝日新聞のだまし討ち的な記事によるものだとはっきりしました。でっち上げだったのです。論争がありもしないのに論点の違いをあげつらえばたちまち違った論争らしき物が持ち上がります。これをもっても朝日新聞には不買運動を食わせなければとおもいます。200ページばかりのごく簡単に読める本です。現代の常識みたいな本です。
April 1, 2006
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先週読んだディーバーの長編を読んで見ることにしました。図書館で手当たりしだいに選んできた一番目がこれです。棺の前でダンスをしている死神の刺青がある犯人というのがこのコフィン・ダンサーとタイトルの意味だそうです。普通推理小説では犯人は孤独というか一人ですわねえ。ところがこの小説ではダンサーは殺されて、トンでもない人が犯人になって鳥小屋の中の狐のように殺しまわる訳で、だあーとなります。犯人といっても単純ではなくて企画側と実行側に別れているんだから中々大変です。寝たっきり探偵リンカーン・ライムは優秀な現場の腕アメリア・サックスその他の協力を得て、問題の解決に当たります。これが2作目で日本訳の発行は2000年10月です。夕べ三時間かけて読んだものでねむいですね。暇な方はどうぞ。
March 31, 2006
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フランスの歴史物小説の藤本さんが書いた現代小説です。軽薄ながら多少はご自分の事が反映されているのかなあと野次馬気分で読みました。フランス語の翻訳をアルバイトにしている詩織は家庭婦人で無理解な夫と受験期の二人の娘を持っています。高校までフランスにいましたがその同窓会で自分では意識していない昔の恋敵にその「おばさん度」を意識させられます。・・・・・・・・・・・更年期目前で花が咲いたようにいい女にかわった詩織はスポンサー探しに出かけるところでおわります。こんなに絵に描いたような無理解な旦那も珍しいし、娘も珍しい。小説が始まると同時に何もかも始まる感じです。40過ぎた奥さんやその旦那さんにおすすめです。
March 30, 2006
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昭和20年5月本土上陸作戦が叫ばれている頃、廃業状態の箱根強羅ホテルにソ連大使館が抑留されて移って来ることになった。まだソ連は日本に開戦していない。何とかソ連に中に入ってもらって名誉ある終戦を迎えたいと思う人は東京ではむりでも何とか箱根で接触したいと思う。これに対して抗戦派はこの接触を邪魔したいと思う。かくて強羅ホテルの従業員室はただならぬことと相成ったのである。実際にソ連は参戦したのであるから全ては夢である。これはミュージカルの脚本である。不毛地帯に比べれば大変に軽い。その他に読んだ本ああ顔文不一致 勢古浩璽 あったり前でしょう
March 28, 2006
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ともかく長い長いお話はようやく終わりました。文庫本は300ページで一冊くらいですがその倍くらいボリュームがあるのが4冊もあるのだから書きも書いたりというやつです。島崎藤村の夜明け前を完全にオーバーしていますね。壱岐正はここでは石油を掘り当てます。徒手空拳といいますか一商事会社でそれをやる訳ですから、中々楽ではありません。ご苦労さんといいたくなりました。暇のある方はどうぞ。他に読んだ本嫌韓流2 山野車輪 出版されたことが宣伝されていない。不明朗なものを感 じる極楽町周辺 二階堂正宏 不潔亭は人智の限りを尽くして不潔です。 コミックばかりで申し訳ない。
March 27, 2006
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文庫本600ページ4冊のこの「不毛地帯」に取り組んで前半をようやく読み終わりました。暇だから読んでいるので特にお勧めしません。嚢中の錐という例えがありますが、この主人公もそれを思わせます。他に読んだ本銀嶺の果て 筒井康隆 それがどうしたという類のものですムーさん 二階堂正宏 呆れました
March 22, 2006
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ディーバーの短編集でなんと16も短編が並んでいる。567ページもある文庫本です。ぜひ暇のある方は一読されんことを。16もあると後家さんものとかストーカーものとかいろいろ分別できるけれども、それは専門家にまかせて、短編の制限はあるがともかく面白かったといえます。一番最後の「跪く兵士」というのは、娘の身の上をおもう余りストーカー化してしまった父親が、その娘からいかにして排除されていったかを表す短編です。うちの娘は40になりますが高校生の頃、同じ思いをしたことがありました。どれをとっても面白い短編ばかりですね。その他に読んだ本女たちの大和 辺見じゅん 読む価値なし文明崩壊下 ダイアモンド 環境から見た文明
March 19, 2006
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エシュバッハとは「イエスのビデオ」を著したドイツの作家です。彼の著書を探して児童図書のほうまでいってこの本を探してきて読んで見ました。パーフェクトコピーとは想像できるようにクローン人間のことです。ドイツでもクローンがいるらしいと分かって大騒ぎ。主人公ウォルフガング15才は自分はそんなものとは関係ないと親から命令されたとおりセロの練習に取り組んでいます。親はセロの才能があるというのだけれど自分は女の子のほうが気にかかる平凡な中学生。種明かしをするとこの親というのが曲者で若死した長男のクローンの次男を作った。それがウォルフです。以下省略。ドイツ人というのはヒットラー以来どうもスーパー民族というのかそういうのに弱いようです。日本人には出ない発想だ。しかしこれが児童図書というのだからおそれいります。日本のベストセラーにはもっと幼い感覚のものがあります。
March 14, 2006
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誘拐した方とされた方が協力して株で金儲けをしようとするが、なかなかそうは旨くはいかない。お馴染みのコンピューターのスーパーマンが現れておよそ無茶区茶な大活躍をするが最後には女刑事に逮捕される。どこがパーフェクトなのかさっぱり分からない。コンピューターのスーパーマンは現実に現れていないことで示されているようにそんなものは実現不可能だと思いますよ。ファイルとファイルの連鎖から何が読み取れるというのだろう。この小説のようなことが出来るのは神様だけだと思いますよ。神様なら別にコンピューターに巣食う必要はありませんよ。誘拐の段も不自然です。子供がいなくなったのにその相手と金儲けの話を貴方ならしますか。このミステリーが凄い第2回大賞に選ばれたそうですが、どこが凄いのか理解に苦しみます。
March 13, 2006
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奥田英朗の6年まえの本です。小企業の経営者と銀行の行員とプロのパチンカーがそれぞれの最悪の運命に翻弄されて、銀行強盗を働く話です。部分的には面白いところもあるけれども、全体には面白くない。読むほどの値打ちなし。
March 12, 2006
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日航のクーデターで社長が変わりますが、組合がなんと九つもできているそうで、政府出資の会社の不健全さを表しています。そこで山崎さんのこの本の会長室編を読んでみました。山崎さんの小説は実際に起きたことをそのまま書いたものが多く、この小説でもそれがいえます。組合がらみの伏魔殿といえばかっての日産がそうでしたが、日航でも会社を私物化しているのが組合でそれも組合が九つもあったら、外人の社長でも連れてこんことにはらちがあかんでしょう。カネボウの会長でも荷が重いし足を引っ張るやつがああ多くちゃね。諸井会長は黄門様と読売に書いてありましたが、ああひどくちゃ諸井さんでも単なる火消しにはなっても、真の解決には程遠いと思います。日航には乗らんことですね。他に読んだ本仮面の下の中国
March 9, 2006
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この作者のものは気に入らなくて殆ど読んでおりません。誇張が大きすぎてうそ臭い。ほんとに読むものがなくなって仕方なく読んでおります。捜査一課倉石鑑識官の物語です。8個の短編小説からなっています。いずれも主人公は倉石君です。倉石君が余りに活躍しすぎて、全体に安っぽくなっています。よほど暇なときにどうぞ。ほかに真相 横山秀夫 ☆☆
March 7, 2006
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足利幕府最後の将軍のことかと思ったら違っていました。三代義満の子で大覚寺門跡に出家名が「義昭」と言う人がいたそうで、その人の話です。きわめて性格が激しかった五代義教にいいように圧迫されて、門跡の癖に兵を挙げて失敗し日向の国に逃れるが最後には島津に討ち取られる。あまり興味を呼ばない一生ですね。五代義教をテーマにしたほうが遥かに面白いですね。義昭が二人いたということのほかに話題はありません。他に読んだ本 いい本に出会いません中国の大成長 邱永漢 ビラを売るみたいな本だ欅しぐれ 山本一力 例によってうそ臭い
March 6, 2006
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花粉症で鼻が詰まって目がしばしばして困っております。文明崩壊というのはマヤ文明とかインカ文明という文明のことです。これ等の文明がなぜ崩壊したのかそれを明らかにしようとするのが目的です。文明が崩壊にいたる原因は人間の環境破壊、気候の変化、敵対集団、支援の減少、社会の対応の遅れの5個に限定できるそうです。上巻ではモアイ像で有名なイースター島の文明が、樹木を切りすぎたことによってわずか500年ばかりの間に花を咲かせ散っていったことをはじめ、グリーンランド、マヤ、アナサジ、ピトケアン島、等の文明崩壊について、詳細に述べられている。崩壊といえばこの間ローマ文明の崩壊の話を読んだばかりですが、ローマは敵対集団と対応の遅れが原因ではないでしょうか。グリーンランドでもキリスト教が悪いと書いてありました。非常事態にイヌイットを異教徒扱いでは助かるものもダメですわ。説得力にとむ文章で、日本はいいほうに分類されていて本当にそうかなと思ってしまいます。
March 2, 2006
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本を読んで感想を書くことを主目的にしているが、近頃は本は読むけれど感想を書く時間がないので以下読んだ本の名前だけを記しておく。4日間の奇跡 浅倉卓弥 ☆☆☆☆ あり得ない話であるが感動を呼ぶ不味い! 小泉武夫 ☆☆☆ 旅館の朝飯からスウェーデンの缶詰まで只管にまずいものに学問的に取り組む。ララピポ 奥田英朗 ☆☆☆☆ このエロ話は簡単に話しができん。ご自分で読んでください。最低のエロ話です。
February 26, 2006
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2月1日に読んだ「月待ちの恋」の続編であります。というかあっちのほうが続編ですね。あれと非常によく似た内容だから、改めて書くこともありません。14才の良太は田圃の一本道で隣部落の娘のうのとあう。二人ともなぜともなく足をとめる。うのは頭の手拭を抑える。汗ばんだ腋の下の臭いがふわりと漂った。良太は殴られたような衝撃を受ける。二人はそのまま分かれる。それから5年経った後、二人はまたあの道で会う。・・・・13篇の物語のうちの一つです。
February 24, 2006
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お気に入りの垣根作品です。会社員とアウトロー達のさまざまな戦いと一人の女性との恋というのでしょうか男女のやり取りが描かれます。東映の世界のようですが、はるかに現代的ですね。中国人窃盗団をやっつけるところが痛快ですね。国交のない日本で無法なことをしようとする彼等に、我々は少々朝日新聞的過ぎるのではないでしょうか。
February 23, 2006
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宮古島出身の妻が交通事故で死んだとき、洋介はモデルみたいな若い娘と社用と偽ってデート中だった。おまけに中学1年の息子の隆もそこに巻き込まれ左膝から下をなくしてしまった。不登校になってしまった隆と1年間すごした洋介は、今6月会社を辞めて隆と一緒に宮古島まで自転車で妻の遺骨を届けようと旅立つ。湘南の海から宮古島まで季節は移り少年の気持ちは変わる。ほんとに泣かせる物語ばかりつづきます。幽霊の話が二つあるし非現実的といえばそれまでですが。
February 22, 2006
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月旅行が定期航路化したころ、何百年先か知りませんが、日本に江戸という国が出来ます。どうも福島県あたりに出来るらしい。昔の日本に憧れる人はどうぞというわけです。ところが中々そうは旨くはいかない。日本と江戸の往来は行ったらいききっり、中々モトへ戻れないようにできている。江戸のシステムは江戸時代に固定しており、日本とは完全に違う。多少でも往来があるかぎり日本から江戸へは少しは物事が漏れる。江戸を逃避先に選んだ人たちが起こす悲喜劇です。何で金春屋なのかがよくわからない。江戸といっても時代の流れはあるはずだ。体重46貫と簡単に言うけれどそんな曙級のひとを簡単に登場させないでほしい。なんだかよく分かりません。
February 20, 2006
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クラシック音楽は私には馴染みのないもので、演奏家が旨いとか下手だとか言われても指定された通り演奏すればいいのならコンピューターのほうがましではないかと思える。絶対に間違いは起こさないはずだからだ。ピアノの名手といっても指の運動の名人にしか思えない。さてこの小説であるが、たかがビオラではないのかと考える人が一人もいないのが不思議である。いくら名手といってもここまで市場価値を持つ人はいない。その名手が実力がないから絶望して死ぬというのだから、あり得ない話である。原動力はその名手の市場価値への嫉妬らしいからこれもどうかと思う。この人の小説は訳の分からんところがある。
February 18, 2006
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野球が日本に伝えられたのは1872年のことであるそうな。勿論アメリカからである。それから3世紀、日米間にはいろいろなやり取りがあったが、この本ではそのうちの9つのタームについて我々の知らないことを教えてくれる。私も知らないことが多かった。割合に知っていることでもいわれてみて懐かしかった。野球ファンが一度は読んでみていい本だ。さてその9つのタームのうちの一つばかりは、ばらしてもよかろうと思う。昭和の初めにアメリカの女子野球チームが日本に始めて来たことがあるそうな。バッテリーだけが男の大リーガーで後は女の子のチーム。いくら日本側が弱くてもこれには勝つ。相手をしたのは日大とか歯科専門学校とか弱小チームだ。早稲田とか慶応じゃない。あんまり弱いので興業が成り立たなくなり、最後には女の子が3人残されてあとはアメリカへ帰ってしまった。その3人の女の子も最後は引き上げるが、情けない船だったらしくうち一人は大波にさらわれてしまった。それが表紙に載っている17歳の少女である。哀れな話である。日米野球交流の捨石の一つと言えよう。そのほかシールズ来訪の話なんかは中学生くらいだった私にはとても懐かしい話だった。
February 17, 2006
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東ドイツが無くなって今年で16年になるそうです。(私の退職の年です)東ドイツ国民を監視するための機関シュタージの外形的象徴はあの「壁」でしょうか。そのシュタージにドイツ国民がいかに痛めつけられたかを縷縷説明されます。反国家行為とされたものは実に下らないことばかりです。あるシュタージの係官も漫画を自分のタイプで打ってパンフレットを作ったばかりに「ポルノの製作」ということで逮捕されます。訳が分からんで居る奥さんは離婚に追い込まれ、旦那はよくもこればかりのことで離婚なんてと頭に来て一家を離散に追い込んだ。圧巻は異常出産の子供を救うために壁の向こうの西側の病院に入れた家族の場合でしょう。子供は死にかけている。けれども両親が見舞いにいこうとしてもシュタージは絶対に行かせない。なぜ子供に逢わせないのか私は理解しがたい。ついに両親は不法に国境を破った罪で逮捕される。東ドイツが倒れ5歳になった子供についに対面がかなう。シュタージの係官の数は国民6.5人に1人だったそうです。ナチスと通じるものがあるようです。読む価値があります。
February 16, 2006
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警視庁ものです。女性刑事二人が主人公で警視庁刑事を代表するような文武の達人が選ばれています。武の側の達人伊崎は男ばかりのSATに選ばれて5人の犯人を一人で逮捕するような働きをします。この伊崎はSATの訓練中に3人の男の同僚に強姦されかかります。その時の伊崎の対応が凄い。ペットボトルの蓋に剃刀の刃を仕込んだものを股間に入れておきます。最初の男は血まみれになります。ぼんやりしていたほかの二人は肛門に指を突っ込んで毟り取るように引き抜きます。血が混じった便が噴出するそうです。その三人を蹴飛ばして脱衣場をでます。文の方の達人門倉はくどきの名人であだ名がカンヌというのはカンヌ映画祭に出てもよいというくらい。勿論スタイルがよくて美人でもあるようです。そんな二人をジウと言う名の中国人少年がからむ犯罪が襲います。このジウという少年は子供のとき・・・・。警視庁という組織に信頼をおいている限り安心して読める小説です。
February 15, 2006
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ルースターとは一番鳥のことだそうです。サントリーミステリ大賞受賞作品です。作者の第一作といってもいい作品です。さすがに「ワイルド・ソウル」などに比べると甘いなあと思います。宝石商店で二代目の婿はベトナムで行方不明になって4年になります。孫は高校一年生。その行方をどうしても探り出したとベトナムに行きたいとお爺さんに懇願します。お爺さんは旅行会社の社員をつけてその孫をベトナムにやります。ところがベトナムに着くとその旅行はキャンセルされていてその日に寝るところもありません。そこで普段の付き合いを生かしてホテルと車はみつけます。・・・・・・・・という話です。甘いところはいろいろありますが、上のあらすじのなかでキャンセルをしたのは実はお爺さんです。孫に会社員をつけてベトナムに行かせたのもおじいさん。キャンセルしたのもお爺さん。真面目にやれと怒られますよ。もちとなんとかならんもんですかね。第一作としてはまずまずでしょう。
February 13, 2006
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これは伝記ではありません。フィクションです。ヨハンナ自体が存在を疑われています。男性優位というか女性蔑視社会であった封建期においてまったくこれのアンチテーゼであったわけですから。中国における則天武后に通じますねえ(どうしてああも悪く言われなけりゃならんのだろう)。フィクションの一代記です。とかく先例に傾き勝ちな官僚制的な男性社会に対し、論理を重んじ反キリストにも通じる人道主義を唱えるヨハンナのやり方はその熱血ゆえに失敗しますが、我々に与える感じは決して悪いものではありません。この点作者は成功しています。読んでいても分かりやすいですね。塩野七生さんの作品にもっと性悪女のヨハンナがあるらしいですが、そちらは未読です。
February 12, 2006
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サウダージとはオランダ語で「二度と会えぬ人や土地への思慕」という意味だそうですが、ポルノ用語のようでGOEGLEで引くとそれらしきものがぞろぞろ出てきます。ご存知垣根作品のアキシリーズの三作目ですが、なんでこれがサウダージと取り澄ます必要があるのかよく分かりませんが、ともかくアキシリーズとしては第四の新人を迎えて最もよい仕上がりです。コロンビア育ちの旧移民の耕一は、娼婦のD/Dとアキの強盗団に加わる。耕一はもともとこの強盗団に属していたのだが、秘密主義が嫌われて追放されたのだ。娼婦のD/Dとコロンビアに帰るのに際して最後の一仕事として・・・・・。耕一は死ぬ。D/Dはコロンビアへ帰る。アキも恋人と別れる。サウダージというわけか。読んでも損はしません。
February 11, 2006
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もし著者が大学の教授であればこの本の題は「非言語情報伝達入門」になっていたでしょう。演出家で漫画の原作者の著者は、言葉によらないコミュニケーションの伝達の方法論をあらわすのにこのような題にしました。残念ながらそれを言葉の羅列である本の形でしか残せませんでしたけれど。言葉で情報が伝えられるのはわずかに7%だそうです。そんな馬鹿なと思われるかも知れませんが、すべてはここから出発しています。人間の歴史から見ても言葉が発明というか使われだしたのはごく最近のことでしょうから必ずしも間違っては居りません。300万年の7% 位でしょう。野球の試合をテレビで見るときスタンドの音やへぼ解説を聞かないために言葉なしで見ることがよくあります。言語の代わりに手足の動作、表情、仕草、等々で情報は伝えられるわけです。11話に分けて著者の経験によって言語以外の情報でいかにコミュニケーションが行われているか例示されます。説得するのは言葉ではないのだということがよく分かります。
February 10, 2006
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またまた泥棒のお話です。詐欺親父が10億円ばかり騙し取ろうとするのを、ひねくれたその娘と息子と協力者がふんだくろうとするけれども、あんまりそれでは気の毒だというので中折れする。なんとも不完全燃焼なお話ですね。協力者の中に財閥系の商事会社の社員がいる。三菱商事の岩崎さんみたいに関係がないのにその財閥と名前が共通して迷惑したり得したりしている。この男が一点熱中型のために融通がきかず、ダメ社員として散々いじめられている。派遣の社員にも口をきいてもらえない。この作者は昔似た環境に置かれたのではないか。真に迫っている。例の「空中ブランコ」でも精神科医は怪しげな環境にあったし、「サウスバウンド」でも主人公は最後は日本から何処かえ消えてしまった。この登場人物をしつこく追求している。その点この作者の才能の芽を見ることができる作品である。
February 9, 2006
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今日の午前三時までかかって読み終えました。これは、20世紀のソニーのカメラで撮ったキリストのビデオは本物だとする青年派と、あれはインチキだ、キリスト教の一分派の活動だとする小説家派の論戦ということになる。活動にしては金が掛りすぎる、人も動員しすぎる。ビデオにしては時間旅行があり得ると言うことを飲み込まねばならない。私の意見はやはり時間旅行はあり得ないから、活動派というところか。作者の力点は殆どビデオ派に置かれているから読者は本当に時間旅行の可能性を考え始める。堀江君のような金持ちは破産して結局チップス屋の主人になりました。夜の更けるのを忘れさせる傑作でした。
February 8, 2006
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これはブログの中から見つけ出してきた外国の作家のものです。しかもドイツの。SFのような違うような。半分しか読んでないのでどちらともいえません。いまの所、違うもののようです。イスラエルの遺跡(2千年前の)発掘団がソニーのビデオカメラの取扱説明書を掘り当てます。しかもそれはまだ発売予定の3年前のものです。さあ大騒ぎ。というほどでもないか。掘り当てた本人はアメリカのボランティアの青年で団長に報告したところスポンサーが絶対に秘密にせよと命令します。このスポンサーは陰気な堀江君みたいな人でこのカメラでとったピデオを独占したい訳です。ところがボランティアの青年がこれまたアメリカ人で、これの邪魔をします。・・・・・・。半分じゃなんともいいようがありませんが、堀江君みたい金持ちの一挙手一投足が大変面白い。
February 7, 2006
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ご贔屓の垣根作品です。確かに細かい所まで気が配られていますが余りいい作品とは言えませんね。前作「ヒート・アイランド」で喧嘩興行を止めたアキがいかにギャングとして一人前になっていくかのプロセスを描いたもので、裏戸籍の取得、車の試走、射撃、予行演習を経て第一回のギャングとしての実戦を行う。襲撃場所としては熱海の沖の姫島で催されるヤクザの花会が選ばれる。裏社会の話自体私は余り好きではないが、次回の「サウダージ」も多分読むだろう。
February 6, 2006
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ご存知塩野講談もついに最終回を迎えました。塩野講談とふざけて呼んでおりますが巻頭から実に分かりやすい。今回はローマにキリスト教を定着させたコンスタンティウス帝から背教者ユリアヌス帝を経て息子が東西ローマを始めたテオドシウス帝まで。東西ローマとローマは違うものであると断定されています。実にローマは1200年も続いたのである。徳川さんは300年ですよ。この巻でもっとも力点が置かれているのはユリアヌス帝でありましょう。20歳までいつ殺されても不思議ではない境涯を何とか生き延び、それからは沈み行く夕日をたった一人で支えようとするように無理な努力を重ねるが、最後は味方のサボタージュについに敢え無い最後をとげる。死後も背教者とそしられる。キリストの勝利とはなんと皮肉な手前勝手なものでありましょうか。その点で日本の歴史と西洋の歴史は違うなと感じさせる一冊でした。
February 5, 2006
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ご存知司馬遼太郎の短編小説のアンソロジーの9冊目です。どこかでお目に掛った作品が多くて意外性がなくて困ります。この人の作品は「梟の城」など初期の作品以外は憑かれたように読み耽ったもので、また作品の多いこと、お目に掛らないないものは余りありません。上田馬之助、菅野覚兵衛、大村益次郎、岡田以蔵、鍋島閑象、山内容堂など有名無名の人たちを、事件の現場につれてきて、その人物像をはっきりさせて、我々をその場に居らしめる。その腕前は全4冊の「坂之上の雲」の場合よりも優れているぐらいである。
February 3, 2006
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新潮社の広報誌「波」に連載されたものであります。広報誌は余り真面目に読まないので本になったら読みたいと思っていました。集団疎開の物語です。太平洋戦争の末期に都会の子供は空襲爆撃を避けるために田舎のお寺なんぞに集団で引越ししてグループで生活しました。飢餓と虱にたかられて悲惨な生活を送った人が多いようです。私の町にも大阪の子供が来ました。私と同学年の小学3年生が火の不始末から20人焼死しました。生きていれば70歳のお爺さんお婆さんです。これも戦争の犠牲者です。さて両国国技館の川向こうの和菓子屋の長男である小林少年は昭和19年8月に埼玉のある山村に集団疎開します。時に6年生。集団生活は独特の権力を生み、プライドは打ち砕かれます。いじめの一切は省略してあります。いろんなことがあって中学に進むために疎開を解散するのがなんと3月10日だったのです。3月10日というのは東京下町大空襲があった日。迎えに来る親もあれば最後まで迎えに来ない親もある。小林少年は20日も経ってから父親が迎えにくるのです。それからは一家そろっての縁故疎開の日が始まります。約3年後に青山の母の実家にたどり着くまでの流浪の日々の物語です。私らの身につまされる話ですね。実際にあった話なのでGOEGLEのローカルで場所を特定できました。最初の疎開地入間郡名栗村が合併で無くなって、飯能市の字に変わっていました。
February 2, 2006
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週刊新潮に連載されたものを上下二冊に仕立てものであります。週刊誌連載のときは時々抜ける時もあるし、結構面白がって読んでいたが、これだけエロが並んで1冊の本になっていると嫌気がさす。ずばり春画と小説の組み合わせで、小説の時代は江戸時代で主人公はいずれも女であることがこの作家らしい。まったくつながりも何もない13人の江戸の女のセックスの話である。そうですかね-というお話てある。これは下巻で上巻の分れ道も読まねばならんが、今から苦になる。
February 1, 2006
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滋味あふれる随筆集です。滋味というのは一口噛んで3度美味しいという意味です。40ばかりの随筆が載っていますがそれがすべて3度美味しいというわけではありませんけど。失念しましたけれどこの作者の前の随筆集もいい出来だったと思います。たとえば(ひとつぐらいばらしてもいいかと思いますが)味噌漬けという作品は、30年くらい前のことだそうです。家に帰って書斎に入ると17,8の娘さんがいて下げるともなく頭を下げるふうです。奥さんの書斎に行くと本屋と打ち合わせをしていてまもなくその客は帰っていきました。その娘さんは奥さんのファンで家で結婚を迫られて家出をしてきたそうです。夫婦で慰めてともかくその晩はとめて翌日電話番号をきいて電話しました。すると出てきたお母さんは秋田弁で「よかった」といったそうです。このあたり小説家らしい旨い運びです。その晩に娘さんに元気になったら味噌漬けでももってたずねておくれと話したそうです。翌日お父さんがきて娘さんも元気になって帰っていきました。ところがその翌日またお父さんが一人で味噌漬けを持ってたずねてきたそうです。そこで娘さんは結婚を嫌がっているようだと話したところ、今の時節農家に婿に来てくれる青年は殆どいない。こればかりは!!!!と説明されて都会の常識の甘さを知ったとのことでした。あれから30年経つけれど、あの娘はもう50歳近いはずだが、便りがないのがいい便りのような・・・・。一つのテーマに5-6ぺ-じ使っているのがいいんじゃないでしょうか。近頃の随筆は週刊誌の見開き2ぺ-じに収まるように書くのが、きまりのようになってしまって、長く書かなければ調子が出ない人には気の毒のようにおもう。
January 31, 2006
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新潮社の雑誌「旅」に連載された作者の旅行記である。「波」を読んでいるがぼんやりしているせいか、「旅」というのは交通公社かあのへんが出しているんだろうと思っていた。戸塚文子さんそして松本清張さんあんた達はえらい。その影が薄い「旅」に連載されたといっても、読むほうはまたなんか面白い話が始まると期待してしまう。最初に船の旅があって、港町についてそこの食堂でいかにおいしい海産物をたべるかという話である。東京-高知-土佐中村に始まって福岡-五島から礼文島まで 全6話 のんびりしたお話が続く。椎名誠がもっとずぼらになった感じである。カメラマンのタロウ君はカツどん好きでなにかというとカツどんばかり食べている。じつは2年前に礼文島に行く機会があったのだが、ここ福岡からはあんまり時間が掛かりすぎるので、止めたことがある。東京中心に実行されたがその禅味に敬意を表したい。
January 30, 2006
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お勧めの垣根作品です。ただしこれはサントリーミステリー大賞受賞後第一作のために余りいい出来じゃありません。60点位じゃないでしょうか。ヒートアイランドというネーミングも余り感心しません。多少の欠点はありますが読み飛ばすと結構面白い作品です。渋谷の喧嘩グループのリーダーのアキ(というと一寸違いますが)は、喧嘩の興行化をおこない毎月100万円ばかりの収入を得ています。喧嘩の興業化というのは、たとえば都内のファイティング・グループの実力者を8人ばかり集めトーナメントでその月の最優秀者を決め、観戦者はそのグループをあてて入場料をとります。そんなにグループの数があるのか組織力があるのか細かいことは論外として、ここでカジノが襲われその襲撃者が帰るさに、喧嘩興業グループと喧嘩します。両方ともトラブルは絶対起こしちゃならんのに、なんで喧嘩せにゃならんのか、くだくだいうのは止めましょう。まあそんなこんなありますが、最後は興業は長続きしないことをみとめて、アキはカジノ襲撃グループに加わることにきめて、終わりです。そんな非合法活動万歳みたいな小説は余り歓迎しません。
January 28, 2006
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時は平成20年頃。太平洋側で3つ地震が起こり、津波が共鳴的に静岡県から九州まで30mの高さで襲い掛かってくる。そのとき静岡県のある市では・・・・という風な物語です。あるようでもあり、ないようでもあるお話です。原子力発電所も出てくるし(肯定的に描かれている)アメリカの原子力空母も出てくる。タンカーとLNGの衝突もある。名古屋に出来たばかりの超高層ビルが地震の振動に耐えかねてぽっきり折れてしまう。お祝いに来ていた首相は死んでしまう。新幹線も大阪も名古屋も津波の逆流にやられてめちゃめちゃです。ハルマゲドンです。しかし大都市の津波というのは想像にあまるのかあまり具体的ではありません。もちろんスーパーマンも出てきます。美女もね。ただし色模様はありません。石原都知事らしき人が副総理で出てきます。漫画チックといえばそうですが、読んで為になりますよ。
January 26, 2006
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昨日に続いて中国農民調査です。今日は1月25日ですが新聞によると中国の05年のGDPが9.9%とでていました。あまりにいい加減な数字に唖然とします。またその発表の早いこと!!!この農業のルポルタージュにも、公式発表のいい加減さに翻弄される有様がみてとれます。温家宝や朱溶基をだます官僚主義が相手だもんね。昨日佐倉宗五郎と書いたけれど、税制が日本の明治時代みたいで、ともかく現在的でない。共産党独特の私的所有を認めないので、我々のそれとは税金に対する考えがまったく違う。しかし必要な費用は共産主義だろうと関係ないわけで今それが端的に現れているのが農民の義務教育費用の負担の問題である。我々に参考になるのは官僚主義の弊害であろう。高速道路を全部作ろうという道路官僚の意見によく似た考えを吐く中国の官僚もいるようである。
January 25, 2006
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中国で発禁になった有名な本であります。amazonで探したら探し方が悪いのか2900円の本が古本で7400円になっているという嘘みたいな話になっている。図書館で探しあててちびちびと楽しみながら読んでおります。300ページもある大きな本で(2900円だもんね)、3章のうちの1章しか読んでおりません。今のところ中国の佐倉宗五郎のような話ばかり出てきます。労働者の祖国のように言われている中国で、なぜ農民ばかりが虐げられるのか、安徽省の実例でもって作者はわれわれに迫ります。今のところ迫られるばかりですが。中国の人の面子に対するこだわりはおとろしいものですね。また中国は法治国家でなく人治国家であることがよくわかりますね。村長やその家族は村の貴族ですものね。「俺様国家」中国とかいわれますが、そんな中国の鼻息をうかがう朝日新聞の皆様に読んでもらいたいですね。
January 24, 2006
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実は私奴は脳梗塞で2ヶ月ばかり入院していまして、どうもそれ以来文章が甘くなって困ります。この「かび」の主人公の旦那も40代なのに脳梗塞でクビ寸前なのです。その点でよく調べて書いてありますが、えーそんなのありかーというようなこともちょくちょく見かけます。たとえば昨日まで意識不明で寝ていたのに、次の日にはリハビリに出る用意をしていたとか。それもやる気がないと先生が文句をいうとか。せめて一週間は間をおかねば、やる気も起きませんよ。 クビになりかけた主人公の妻はとんでもない逆転劇を演出しようとする。勤め先の社長の娘の婚約者に仮想結婚をしかける。社長の彼女の家にしのびこんで常備薬たとえばアリナミンのようなものを睡眠薬に置き換える、靴先に希硫酸をいれる、会社の公害を新聞社にバラス。簡単にいえばこんなところですね。手を換え品を変えうまく本当らしく35歳の人妻らしくやっつけます。まあこんだけやれば痛快ですね。
January 23, 2006
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この作家のものとしては「かび」「どろ」・・などがある。犬の葬儀屋とか40過ぎで脳梗塞になった人とか主人公たちも大変凝っている。ところがこの作品では一転して普通の人が主人公である。たとへば自動車修理屋の弟子が妹と一緒に暮らしているところに、少し赤がかった妹の友達が現れて労働者の権利について一席ぶつとか。時間軸は50年ばかり昔に遡っている。東京タワーが立つころの話である。漫画の原作というのがあるが、これは漫画を原作にしたものらしい。これは映画になって大変評判がいいらしい。この作者は才能あるひとである。しかし「どろ」なんかじゃあれだけ犬の死体が出てきたんじゃ映像化しにくいもんね。自前の作品で活躍を期待したい。
January 22, 2006
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「邂逅の森」に釣られて読んでみました。またぎとマスコミと動物愛護のNPOのそれぞれの立場を過不足なく描写してある。主人公はある雑誌の美人編集者であるが、これが最もステレオタイプでうまくかけていない。こうすりゃこうするだろうと予想通りのことをするだけ。主人公以外は皆いい。またぎもカメラマンも半分きちがいのNPOも。NPOの獣医師が麻酔がきれた熊か暴れるのを止めるために、麻酔を更にうち暫くすると熊が死んでしまったことに対する冷然たる態度。またぎの事だけを描いた「邂逅の森」が賞を貰ったのも当然だと思います。
February 20, 2005
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たまたまスカイパーフェクトTVで映画「危険な情事」をみたけれど、似たような印象を受けた。、03年から、04にかけて小説新潮に掲載された短編4作を一冊にまとめたものである。一作目は新聞販売店が舞台でしかもそこを転々とするのだから昨年末の奈良県の事件を思い出すのは当然であろう。しかもこちらのほうはそれより一年も前に小説化しているのである。ちっとも抑止力が無かったことは明らかである。短編なので批評するのが大変むつかしい。えげつないのが特徴であるがそれもない。
February 18, 2005
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なつかしや!! ゴーマニズム宣言です。10年以上も前になるか。これの第一号が出たときのショックは忘れられません。何について書かれたのはすっかり忘れていますが、「ゴーマンかましてよかですか」以下の提げの文句には一言もありませんでしたね。この号でも反日ドイツ記者とか、少年Hとかばったばったと切り倒します。少年Hについては初めから私は胡散臭いものを感じていたので、左翼の山中恒さんのほうを前に読んだくらいで、大分年が違う立花隆はともかく、野坂昭如までもがだまされるとは、妹の墓を作ったのは嘘なのかといいたくなります。ゾルゲ事件の中身に戦時中から触れるとか、子供のくせに生意気で経年変化しないのに野坂さんは不思議に思わないのでしょうか。よしりんさんは最近号ではSAPIOで沖縄観光してました。朝日新聞とNHK問題で最近号でよしりんさんが触れている。これは両ジャーナリズムの問題じゃない。朝日の問題だと。私もそう思う。
February 17, 2005
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