折れず曲がらず良く斬れる

折れず曲がらず良く斬れる

2009.12.08
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 真珠湾の湾外、水深400メートルの海底で、3つに解体された日本軍の特殊潜航艇が発見された。このほど、NHKではアメリカの公共放送WGBHと共同で潜水撮影に成功した。魚雷は発射されていた。艦尾にはケーブルが残されており、何者かが移動させた可能性が高い。いったい誰が、何のために潜航艇を海底に移動させたのか?

 1941年12月の真珠湾攻撃では、5隻の特殊潜航艇が出撃していた。大本営は攻撃後、潜航艇が戦艦アリゾナを撃沈する大戦果をあげたと発表。なくなった9人の搭乗員は「9軍神」と称揚され、日本の特攻作戦の第一歩となった。しかし、実際には真珠湾内に潜入する前に発見された艇もあり、酒巻少尉は座礁後、捕虜になっていた。飛行隊隊長の淵田美津雄の回想録によれば、アリゾナの轟沈が飛行隊によることは皆知っていたが、特殊潜航艇を軍神として宣伝するため、手柄を譲るように求められたという。戦意高揚のプロパガンダであったというのだ。

 その後、5隻のうち4隻が発見されたが、今回、見つかったのは横山正治らが搭乗した5隻目と考えられる。横山艇はどのような運命をたどったのだろうか。

 番組では、真珠湾に沈む特殊潜航艇や戦艦アリゾナの潜水撮影に加え、日米海軍の証言者を取材。特殊潜航艇をめぐる日米の情報操作を明らかにする。そして、国家の戦略によって翻弄された特攻兵器の悲劇を描く。

 横山艇は航空部隊の空襲から逃れるために真珠湾から出てきた米艦艇に魚雷を発射しますが的中寸前に珊瑚礁に当たってしまった。(米海軍の記録に残っている。)

 酒巻艇はもともと電池の調子が悪かったけれど出撃を取り止める雰囲気ではなく見切り発車で出撃したと酒巻氏本人がインタビューで答えていました。

 酒巻少尉は日本軍捕虜第1号となり米本土の捕虜収容所で自決しようとする他の捕虜に対して命の大切さを説きます。帰国後は心無い中傷に遭いながらもトヨタ自動車に入社、ブラジルトヨタの社長として活躍されます。

 アリゾナ撃沈の虚報が独り歩きして人間魚雷「回天」の開発、悲劇へと繋がって行く。





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最終更新日  2009.12.09 00:55:18
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