折れず曲がらず良く斬れる

折れず曲がらず良く斬れる

2012.01.14
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1.太刀(たち)
 奈良時代までの無反りの大刀(たち)「直刀(ちょくとう)」が、平安頃から反りのある彎刀(わんとう)となり吉野朝(南北朝)時代までは太刀緒で帯取りしたり鎧の太刀絡みに括り付けたりしたその有り様から「振(ふり)」「口(く・ふり)」「腰(こし)」と大和言葉風に読んだのでは…。
2.打刀(うちがたな)
 武士階級が興隆する室町以降は、刃を上向きにして腰間に差し挟んだ「差料(さしりょう)」として、これまでの呼び方に加えて漢音読みの「刀(とう)」「剣(けん)」「口(こう)」とも呼ばれた…。
3.脇差
 刀に添えて脇に差す鐔付きの、刃渡り二尺未満の小刀(ちいさかたな)では「口」「刀」「振」か。刀と合わせてなら「揃(そろい)」。またいわゆる帯刀が許されない身分では、鐔(つば)なしの脇差や、刀並みの刃渡りの長脇差(ドス)などでは「本(ほん)」「挺(ちょう)」あたりか。
4.短刀
 突き刺しや投げを考慮した、俗に九寸五分とも呼ばれる刃渡り一尺未満の小刀は、刺刀(さすが)や懐刀や小柄などであり、「口(く)」「丁(ちょう)」「本」などとか。

 ざっとこの様に思い巡らせて見ると、ここはやはり一振り=一口(く・ふり)という千年もの昔からの呼称が日本刀には相応しいのではないでしょうか。





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最終更新日  2012.01.14 09:50:07
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