2008/06/18
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tsutommu-men.jpg


犯罪者の顔を描いたのは初めてだったが、ここまで快くないものだとは思わなかった。
裁判中の挿絵を描いている方々に敬意を表する。
(イラストはリアルすぎてしまったので、パソコンで少し加工)

昨日宮崎勤の死刑執行のニュースが多く流れたが、
私が被害者と数歳しか違わない歳だと考えると、死刑にするまで時間がかかりすぎている
と思えてならない。
死刑確定まで2年そこそこで異例の最短執行だ、とかニュースに書いてあるが、
20年のどこが最短なのか、一般的な認識からすると意味不明である。


先日の秋葉原の事件の後でタイミングがよすぎる、
見せしめ的な執行だったのではないか、という声がある。

中には、「そんな厳罰化をしても、犯罪は全く減らないじゃないか」と
声高々におっしゃるコメンテーターがいる。

馬鹿言え。

死刑は犯罪の抑止力である以前に、罪人の罪を償うための刑である。
何が前提なのか間違えすぎていないか。

鳩山法相は、問題発言も多くあぶなっかしいが、
個人的に彼には賛成である。
私は死刑賛成派なので、100人も死刑囚をためてしまった今までのシステムの方が
よっぽど不自然に感じる。


なぜ、その時間が必要なのか知りたい。それで最短というから、
死刑が確定してから、5年、10年生かされる罪人もいるわけである。
どちらかというとその方が気の毒なような気もするのだが、
これはケースバイケース、あんまり言うと批判をくらいそうだからやめておこう。

韓国では死刑を廃止したため、20人以上殺した殺人犯をずっと死刑にできないでいる。

どうも納得できない。

宮崎勤の事件が起こったとき、私は小学生だったので、
実はあまりよく事件の内容が分からない。
親がその当時子供の心配をたくさんしていただろうことだけは分かる。

ワイドショーでちょっと特集を見てみても、そうとうな凶悪犯だったことが分かる。
裁判にこんなに時間がかかったのも、最近多発している、精神疾患の有無が
ネックになっていたようだが、私はここでふと疑問に思った。

彼のネズミ人間はいつ現れたのか。

ちょっと見たところ、彼は現実世界が実感できない障害があったように思われる。
また、自分で作り上げた空想を真実として信じ込んでしまう傾向もあるようだ。
これは鈴香被告のときと同じようなものだろうか。
真実なのかどうか知らないが、彼女も自分が殺した我が子を、
事件後現実逃避し、いなくなってしまったと信じ込み必死に探していた。

ただ、鈴香被告と宮崎勤が違うところは、計画性の有無である。
あまり詳しく知らないが、宮崎勤は、マスコミやら警察やらに、
自分がどうやってその子を狙ったのか、を詳細に説明した紙を送っていた。
極めて計画的である。
殺した後の行動も、ネズミ人間がやったとは思えない。
被害者の遺族の心が最も傷つくようなことばかりしている。
逮捕されるまでは、全て彼の意思でやっていることではなかったか。

しかし裁判になってから、ネズミ人間がすべてやった、という証言ばかり
するようになったという。
彼のネズミ人間はいつやってきたのか。

最近の事件では、殺人を犯した人間が「よく覚えていない」ということを
言う場合が多い。
意図的な場合もあるだろうが、実際忘れてしまった可能性もある。

人間は大きな恐怖心に直面したとき、そのときのことを忘れてしまう場合がある。
自己防御機能であるが、ひょっとしてその恐怖心は、
被害者だけではなく、加害者にもあるものだろうか。
そうすると、加害者は、殺した瞬間が恐ろしかったため、
頭から消去してしまうことになる。もしかするとその瞬間から
精神不安定になる。

そうすると、裁判が行われる時は、犯行時のことを全く覚えていない、
つまり、犯行時は心神耗弱状態にあった、と認定され、
罪を軽くされる場合がでてきてしまう。
渋谷区の妹バラバラ事件の犯人の兄も、犯行時の記憶がほとんどなくなって
しまったため、極めて軽い刑罰になってしまった。

そうすると、極論を言えば、犯罪者は、犯行を起こした瞬間から
心神耗弱状態になってしまえば、刑が軽くなるということになる。

何か変ではないか。
これでは、例えば綿密な計画を練って犯行に及んだ犯人がいたとしても、
事件後記憶をなくし、その計画をうまく説明できなければ、
計画的な犯行ではなかった、という判決がくだされる可能性もなくはないのである。

宮崎勤のネズミ人間も犯行を犯した後、あるいは、逮捕されたショックのあとで
形成されたものではないかと思う。
ドラえもんがなんとかしてくれると思った、のような人が用意したプロットでは
ばれてしまうが、自分がそう信じ込んでしまえば、それ以上の証言はできない。

繰り返すが、彼は逮捕されるまでは、極めて細かい犯罪行為を繰り返しているのである。
それをネズミ人間がやったので覚えていない、というのは無理がないか。

まぁ、裁判では、結局責任能力があると判断されて死刑に至ったわけだが、
事件後、もし彼が殺人や逮捕、拘留のショックで神経に異常をきたしてしまえば、
彼は無罪放免になってしまった可能性がある。

犯人の心理状態を考慮に入れるときは、犯罪が行われる直前までの心理状態を
考えるべきだと思う。
事件後おかしくなったとしたら自業自得なのだから、
考慮に入れるべきではないと思う。

※専門知識がないので、考え方が間違ってたらごめんなさい。





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最終更新日  2008/06/18 01:15:55 PM
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