1
![]()
というわけで、今後定着していきたいと思うこの『まっちょ氏が語る』のコーナー。第2回のネタは、前回の大人向けアニメとは正反対で子供向けアニメである『プリキュア』についてです。『ふたりはプリキュア』です。これはシリーズ第1作、初代プリキュアだそうです。ひととおり歴代プリキュアのキャラデザを見ていって一番気に入ったのが、初代でした。いや、初代から全部見ていこうというわけじゃないよ。初代のキャラデザが個人的に一番惹かれただけです。というわけで、会社の同僚からソフトを提供して頂き17話まで見ました。で、感想ですが…というか、17話までしっかり見ている時点でつまらないという答えはしませんけれどね。おもしろいと思います。まぁ、プリキュアは1年ものの作品なので50話近くまであると考えると、17話なんてまだ序盤。盛り上がる前の話だし話的にもまだまだ軽いですね。まだまだ面白さへの伸び代があるという意味でもいい作品なのではないでしょうか。バトルや友情描写は勿論ですが、恋愛色もありますしね。あと、部活の話もありますしね。至れり尽くせりだと思います。先にも書いたとおり、今後の展開が非常に楽しみです。18話以降はまた会社の同僚からソフトを提供してもらおう。で、次は…『ドキドキ!プリキュア』を見ました。一気に最新作(第10作だそうで)まで飛びました。とりあえず、1話から最新27話まで見ました。これもおもしろいですねー。『ふたりはプリキュア』と比べると絵的にも画面対比的にも時代を感じます。これも割と好きなキャラデザです。中でも…六花ちゃん。彼女は最高よ!1話から見ていて、なんとなーく六花ちゃんがいいなー^^って思っていましたが…26話を見て六花ちゃんに激しく嵌りました。このシーンで持っていかれましたね。あとアレね、キュアエース。変身シーンかっこよすぎだから。変身シーンといえば、この部分でおとボクのエンディングのワンシーンを思い出すw他にもこういうのがいろいろあって探しているとけっこう楽しい。ドキドキ!プリキュアについてはここらがようやく折り返しといったところでしょうか。敵勢力にも味方勢力にも新しい力が加わり物語が一変していくまさにそのときですね。レジーナがこの後どうなっていくかが非常ーに気になる。というわけで、近頃はドキドキ!プリキュアに嵌ってしまいまして視聴アニメが1作増えてしまいました。まぁいいかおもしろいし。しかしアレですねこういうアニメは、あんまり深く考えちゃダメですね。「さっさとラブハートアローで浄化すればいいのに」とかそういうのは無粋です。ア○パ○パ○で云うところの、「さっさと○ンパンチで倒せよ」くらい無粋なことです。子供心をもって、無邪気な心で見ましょう。…前回、大人向けアニメについて熱く語ったお前が何を云うと云いたくはなるでしょうけれどもw
2013.08.08
閲覧総数 248
2
![]()
というわけで、先日始めたオルタクロニクルズ04の続き。以下ネタバレ注意。今回プレイしたのは「ラスト・ダイバー」という話。リーナさん。何度も降下兵を送り出してきた人。この話の主人公の一人です。リーナさんが今回送り出すのは…ジョゼットとエレンの二人。リーナさんは願います。生還率が凄く低い軌道降下兵を送るのは今回で最後になりますようにと―地球へのG弾集中投下の影響で重力偏差が発生しその影響を受けたリーナ達は、苦渋の決断を強いられます。生き残りをかけて、地球へ降下することに。もう、タイミングだの何だのは云っていられない状態でした。降下中にトラブル発生。ジョゼットの乗った再突入殻がパージ出来ません。エレンは強引に剥がしに掛かります。結果、殻のパージは成功しましたが不幸にもパージされた殻がエレン機と接触。エレン機は墜落していきました…重力偏差の影響もあり、通信もままならない中辛うじてエレンとの通信が出来ましたが…それはジョゼが聞いたエレンの最期の言葉でした。G弾集中投下で混乱の最中にある地球。ジョゼットはその出生故にとても危うい状況にいますが死に際にエレンが云っていたように自分をエレンだと偽ることで身分を隠し、今後生きる。エレンの思いを背負いながら。といったお話でした。最初にラスト・ダイバーを始めたときエレンの声違くね?と思ったら、そうきたかー。続いてもうひとつの話「WAR ENSEMBLE」をプレイ。簡単に説明すると…物語開始時の時代背景は、京都が陥落する前でまだそれなりの平穏が日本にあったとき。それが状況一変し、主人公・神流らが徴兵されます。ろくな訓練も積めないまま実戦へと投入され次々に仲間がやられていきます。つい数週間前まで単なる女学生だった彼女らには余りにも惨すぎる出来事です。また、敵はBETAだけではありません。男性兵士による強○も恐怖の対象でした。(尚、発見され次第公開処刑された模様)心身共にボロボロな神流に転機が訪れたのはある人との出会いでした。自分を救ってくれた上官を、上官以上に見るまでには時間を必要としませんでした。その上官がこれから命をかけた戦闘に出る。神流は思いを伝えますが―通信で意中の上官がやられた旨の情報が入りショックで気を失ってしまった神流は戦闘終了後、医療施設へと搬送されました。目覚めたとき、彼女の傍らにあったのは上官がつけていた腕時計。実は彼は生きていました…が神流の傍にいることはありませんでした。彼は今日も大切な人―妻子の敵討ちの為に戦場を往く―というお話。「ラスト・ダイバー」も「WAR ENSEMBLE」も結末に関して云えば割とありきたりでしたね。せめてDAY AFTERくらいの作り込みがほしいです。オマケ要素の為に突貫で作ったように見受けられました。まぁ話の内容的には王道を踏んでいるのでつまらなくはなかったわけですが。一方で、特別おもしろいわけでもありませんでしたが。あと、「はいぶる!」とかいう話もありますが、オルタ本編とは無関係なのでプレイしません。時間ないし。というわけで、オルタクロニクルズ04はこれで終了。全体の評価としては、星5個が最大のところ、星2.5個ですね。DAY AFTERはそれなりに楽しめました。が…いい加減、小出しはやめてほしい。小出しするならロープライス(3000円台)で発売しろ。何でフルプライス(7000円台)で発売するんだ。作品自体に罪はありませんが、販売形態やらが気に入りません。「ラスト・ダイバー」に関して云えばDAY AFTERの補完的意味でまぁアリだと思いますが「WAR ENSEMBLE」は正直要らなかった気がします。だって、こういうの出し始めたらキリがないですもの。既に「EURO FRONT」やら「シュヴァルツェスマーケン」やら別時間軸・他国の話があったりする中でまーた話増やすつもりか!と。そういうのもう要らねぇから、さっさとオルタネイティヴ完結編…武がいなくなった後の世界の話を作れ!と思います。マブラヴファンが求めているのはそこなのですから先延ばししないでほしいです。DAY AFTERは今作(04)で終わりだと信じていたのにまだ終わらないのかよ…あんまり度が過ぎるとファンが離れるぞ。クロニクルズ04が終わったのでワルキューレロマンツェの攻略に戻ろうと思います。
2013.10.24
閲覧総数 7830
3

「Fate/stay night」の続きをプレイ。今日は遠坂凛のルート“Unlimited Blade Works”をプレイ。イメージ的には、遠坂ルートというよりは、主人公である衛宮士郎のルートというイメージが強い。では、内容を少し紹介。ネタバレ注意。話の基本的な内容はこちらから。この話は、裏切りとかが多くて、人間関係の移り変わりが激しい。その移り変わる人間関係の中、着実に進んでいるのが、サーヴァント・アーチャーの目論見である。アーチャーの目論見とは、主人公・衛宮士郎を消すこと。アーチャーの真名はエミヤ。つまり、正義の味方を追い求めた衛宮士郎の姿である。しかし、その姿は衛宮士郎が求めたそれとは違かった。誰かを救う。自分のことは二の次。結果、その誰かが救われれば、自分も嬉しい。誰かを救うことは、自分の為になる。士郎はそう思っていた。でも実際は、そんなことをしていたら自分は救われないのであった。その救われなかった結果が、アーチャーという存在である。アーチャーは、正義の味方として人を救い続けた。でも、見返りなく救いの手を差し伸べる存在を、人々は畏怖した。結果、救った人か人から迫害を受けることもあった。そんな中、たくさんの人が窮地に立たされることがあった。全ての人を救うのは無理だから、目に見えている人だけは救う。そう決めたアーチャーは、この窮地に立たされた人達を救う為に、英霊となった。人の力では無理だったたくさんの人の救済を、英霊の力で実現した。英霊となった後も、人を救えると考えていたから。でも、英霊となった後で待っていた人の救済は、終わらせるという意味での救済だった。誰かを生かす為に誰かを殺すような、そういう救済。そんなことを続けているうちに、これは自分の理想が招いた結果であるということに気づく。抱いた理想の根源、つまり、衛宮士郎そのものを排除すれば自分のような存在は現れなくなる。それを求めてサーヴァントとして顕現したのだった。で、アーチャーは衛宮士郎を殺す為にとにかくいろいろする。仲間を裏切ることもするし、敵だった側に付くこともした。何をしてでも、衛宮士郎を殺す必要があった。それが、衛宮士郎という人物を救うことになるから。そんなアーチャーと、衛宮士郎が相対する。それぞれの理想の為に。そして、士郎がアーチャーを破る形で決着がつく。しかし…それで終わりではなく、更なる強敵を相手にしなければならなかった。無限の宝具を砲弾として飛ばて攻撃する、前回の聖杯戦争のアーチャー・ギルガメッシュ。ギルガメッシュの攻撃を受けてボロボロのアーチャーは最後に「奴はお前が倒せ」と一言遺す。決戦前夜。ギルガメッシュという強敵をどう撃退するかで揉める遠坂と士郎。この段階で、遠坂のサーヴァントは紆余曲折を経てセイバーとなっている。士郎には、サーヴァントがいない状態。本当は、士郎は聖杯戦争から離脱しても良かったが、それをしなかった。関わってしまった以上、無視は出来ないのである。何より、アーチャーの最後の言葉が頭に残っていた。最強のサーヴァントであるセイバーでも、ギルガメッシュを倒すことは困難であった。ギルガメッシュの無限の砲弾の前に、防戦一方になるだけである。そこで士郎は考える。自分が一番適任なんじゃないかと。士郎の能力は「投影」と「強化」。ギルガメッシュが打ち出す武器を視認した瞬間に投影して具現化、そして使用することで相殺しようという魂胆だ。だが、投影にしろ強化にしろ、魔力を消費する。士郎には魔力が圧倒的にない。そこで…遠坂から魔力供給を得るために、二人は体を重ねあう。このシーンの遠坂は可愛い過ぎます。目下の作戦は、呪いの釜であることが発覚した聖杯の破壊と、ギルガメッシュを倒すこととなった。そして、決戦のとき。相対する士郎とギルガメッシュ。遠坂からの魔力供給のお陰で投影に苦しむことはなかったが、それでも少しずつ押されていく士郎。それでも、諦めずに戦い続ける。それには理由があった。ギルガメシュは確かに強いが、士郎の持つある能力を使えば、士郎はギルガメッシュにとって最も脅威的な存在となる。士郎は、言葉を紡ぐ。―体は剣で出来ている。血潮は鉄で 心は硝子。幾たびの戦場を越えて不敗。ただの一度も敗走はなく、ただの一度も理解されない。彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。故に、生涯に意味はなく。その体は、きっと剣で出来ていた―そしてその能力が発動する。固有結界「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」である。士郎の固有結界は、ギルガメッシュが剣を取るよりも早く、攻撃が出来る。無限に剣を生成出来るので、ギルガメッシュが放つ武器の砲弾をものともしない。攻撃と物量の2点においてアドバンテージを取れる士郎は、人間の身で、英霊であるギルガメッシュにとって脅威の存在となった。そして、遂にギルガメッシュを破り、聖杯の破壊にも成功。聖杯の力でこの世に権限していたサーヴァントは消えてしまう。遠坂は、かつての衛宮士郎だった、アーチャーと別れを告げる。かつての士郎、アーチャーも、遠坂を泣かすことはしたくなかったので…笑顔で去っていく。こうして聖杯戦争は終わった。エンディングとエピローグが終わったあと、士郎とアーチャーが戦っているシーンに移り変わる。今度はアーチャー視点だ。相手はかつての自分。敵わないと判っていながら、立ち向かうことを止めない。アーチャーはその姿を見て、昔のことを思い出す。自分が正義の味方を志したときのことを。そして思う。正義の味方を志し、たくさんの人を助けてきた。たくさんの人に裏切られ、最後は自分の理想にも裏切られた。でも―それでも―俺は、間違ってなどいなかった―そして士郎にとどめの一撃を喰らい、遠坂凛ルート“Unlimited Blade Works”は終了した。…という感じでした。裏切りの描写とかは、戦争っぽいですね。自分の目的を果たす為に、一番有利なところに身を置く。高い報酬を得られる雇用主に付く傭兵みたいだ。でもアーチャーの場合は、その見返り・目的が、やはり誰かを救うことであること。どんな地獄を見て、どんなに裏切られても、理想を曲げることなく生きてきたアーチャー。その、理想を曲げず邁進する姿こそ、人の域を超えていると思う。描写的には、アーチャーは自らの力で英霊になったわけではなく、人の力では救えないたくさんの人を救う対価として英霊になった。つまり、その行ないが英霊になった理由である。人の身に余る偉業(=英霊になるのに必要なこと)が、命を世界に預けてたくさんの救えないはずの命を救済したこと、というわけか。ほんと、思いひとつでここまで出来るってのは凄いな。で、やはりこの話も魔法解釈があるわけだが、士郎とアーチャーの固有結界である無限の剣製。これを発動するには詠唱が必要だ。体は剣で出来ている―っていうやつね。大魔法になればなるほど、必要なものも増える。無限の剣製で云えば、長い呪文の詠唱。以前日記に書いたと思うが、呪文というのは自身を奮い立たせ、ある種の興奮状態にもっていき、魔法が使いやすい状態にする行為だ。決して呪文が魔法を発動させるわけではない。魔法を発動するのはあくまで術者の体なのだから。今読んでいる小説「よくわかる現代魔法」でも、こうした長い呪文詠唱が必要な魔法がある。空間を歪めて剣の形に攻撃するコード(魔法)の詠唱。―汝が時を刻むなら、我は時を遡れり。汝が時に逆らうならば、我は時を刻むものなり。めぐれめぐれゆらぎの数無くなるときまで。我もてまわせ、汝が時計。剣と化せ我がコード!―といった具合に。あと、みんなが知っている「スレイヤーズ」のリナが使う「ドラグスレイヴ」の詠唱はこう。―黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において我ここに闇に誓わん 我等が前に立ち塞がりしすべての愚かなるものに 我と汝が力もて等しく滅びを与えんことを! 竜破斬(ドラグスレイヴ)!―…という感じ。大魔法を使うということは、体をその魔法が使える状態にしなければいけないのはまぁ当然だ。運動する前にウォーミングアップするのと似ている。ウォーミングアップというのは、要は体ならしだ。本番でいきなり動くと体が硬くて動けないから、事前に軽く負荷を与えて体を興奮させて体をつくっておく、ということだ。対して魔法の詠唱だが、これも恐らく同じような考えでいいと思う。体が魔法を扱いやすい状態にする言葉を紡いで、興奮状態に持っていくのだ。当然だが、これらの呪文を我々が詠唱しても、魔法が発動するわけではない。例えば、一般人では出来ないことをする人がいる。長年海で暮らしていれば、海の気候変化が空気で判るようになったりする。それはいきなりそういう体質なのではなく、長年海で暮らしてきたという、時間と経験の積み重ねによるものだ。魔法にもこういった要素が必要なのかも知れない。つまり、タダで手に入るものではないということだ。どういう言葉がどう体や脳に作用するかを知れば、言葉(詠唱)による人知を超えた力の行使も可能になるかも知れない。ただ、その“言葉”はまだ未知のものなので、魔法も夢物語になっている。ただ確立されていないだけで、本当はあるかも知れない。知らないうちに使っているかも知れない。それが今のこの世界の魔法解釈だと私は思う。言葉っていうのは、本当に奥深い。例えば、感動の余り涙が出る言葉があるとして、それはもしかしたら涙を流させる魔法を発動する呪文かも知れない。まぁ魔法じゃないにしても、その言葉を聞いたことで、脳や体にある影響を及ぼし、結果的には涙を流すことになる。言葉によって涙を流すことに変わりはない。言葉によって脳や体が状態変化を起こすことは間違いないわけだ。とすると、人が普段使っていない力を使える状態にする言葉もあるかもしれない。それがどんな言葉なのかは判らないが、そういうことを考えるのが最近は凄く楽しい。
2009.10.20
閲覧総数 21942
4
![]()
というわけで、大図書館の羊飼いをプレイ中です。今日でクリアまでこぎつけました。思っていたよりは早く終わった…かな。今更ですがネタバレ注意です。小太刀凪。羊飼い見習い。過去の筧と僅かに接点がある。その僅かな接点が、物語の鍵になっていきます。小太刀が羊飼い(見習い)だと見破った筧は羊飼いの秘密やらについて少しずつ触れていくようになります。羊飼いの秘密と、筧の未来視の能力には大きな繋がりがありました。小太刀の先生的存在の771(ナナイ)さん。彼は、幼い頃から筧に目をかけてきたようです。それは、筧に羊飼いとしての才能があるからだそうですが…そして、流れから羊飼い試験合格を目指すことになった筧は小太刀と共に、協力して課題をこなしていきます。試験の結果は…筧は合格、小太刀は不合格。羊飼いになる気がない筧が合格で羊飼いになりたい小太刀が不合格。納得のいかない結果になってしまいましたが小太刀は、自分が合格出来なかった理由のひとつについてなんとなく気付いてしまいます。理由のひとつとは、恋心。小太刀は、筧に惹かれていました。一方、筧も小太刀が放っておけない存在になっていました。羊飼いになるしか生きる方法がないと頑なに考えていた小太刀は全てを受け入れた筧と共にようやく人としての営みを始めるのでした。という話でした。これで終わりかと思ったのですが、そうではなかったです。各ヒロイン共、もうひとつのエンディングがありました。各ヒロイン(白崎・桜庭・御園・鈴木)のもうひとつのエンディングを迎えるとAUGUST作品恒例、各登場人物のエピローグ付きエンディングが流れます。なのでこちらがトゥルーエンドっぽいですね。てっきり小太刀ルートがトゥルーエンドかと思いました。といった感じの作品でした。あとはまぁアレだね、AUGUSTファン向けの遊びはけっこうありましたね。右の犬AUGUSTの過去作「夜明け前より瑠璃色な」の主人公・朝霧達也宅で飼われている犬。名前はアラビアータ。左の目つき悪い猫AUGUSTの過去作「FORTUNE ARTERIAL」のヒロイン・紅瀬桐葉につきまとっている猫?AUGUSTの前作「穢翼のユースティア」のオマージュ的な。真ん中の人、仁さんだろw(仁さん:AUGUSTの過去作「夜明け前より瑠璃色な」の登場人物)修智館学院の千堂瑛里華AUGUSTの過去作「FORTUNE ARTERIAL」のメインヒロイン。突撃副会長の異名を持つ。あとは、ヴィノレタも出てきましたね。名前だけ。…けっこう注意して見ていたけれど気付けたのはこのくらいでした。他にもあるのでしょうか。という感じで、大図書館の羊飼いを遊び終えました。評価は…星5つが最大のところ、星3.5個でしょうかね。おもしろいはおもしろいですが、ちょっと残念な感じです。いろいろ描写不足というか。一番気になったのは玉藻ルートにおける家族との関係とかですね。「地元では未だに藩主」という設定をあんまり生かし切れていない感があります。あとは…羊飼いの設定がちょっと弱い気がします。夜明けなにおけるロステクFAにおける吸血鬼・眷属じゃないですけれど、あれくらいの衝撃が欲しかったです。あとはまぁ、なんというか展開の先読みがかなり容易だった気がします。小太刀が羊飼いであることや過去の筧と何らかの関係があったこと、ナナイが筧の父であることとかは、すぐに読めました。もちっと意外性が欲しかったところです。でもま、相変わらずべっかんこう氏のキャラデザ好きだし純粋に学園モノのゲームだと思えばいい作品です。
2013.02.18
閲覧総数 3629
5

まだ神曲奏界ポリフォニカをプレイ途中なんですけどちょっと気分転換ということで昨日購入した「SISTERS ~夏の最後の日~」をプレイしました。あらすじ(某密林からコピペ)自転車で全国を旅する主人公。ある日の夕暮れ山道を走っていると対向車線から来た車と接触しそうになり、転倒してしまう。車の中から慌てて飛び出してきたのは、とても美しい女性で秋子と名乗った。自転車はホイールが曲がってしまい自走不能になった主人公へ秋子は自分の家に来るようにと提案する。促されるまま到着した先では、美しい姉妹・春香と千夏に出会う。何気なく始まった姉妹との楽しげな日々。しかし、少年は知らなかった。そこには秘密があったことを。アニメーションで体験する一夏の、……二度とかえらない日々。…ということですけど、初期設定がそもそも違うんじゃね?と云いたい。自転車で全国行脚なんて描写はどこにも出ていないし対向車線からの車に接触したという描写も出ないし車から秋子さん出てこないし自転車のホイール曲がってないし秋子さんの提案で秋子さんの家に来たわけじゃないしとにかく某密林に掲載されているあらすじとは食い違い多し。なんだこりゃ。私は、あらすじを読んで購入意欲が出た部分がありますのでプレイ開始後、違和感でいっぱいでした。まぁそれは密林で掲載されているあらすじの話ですけどね。このあらすじは古い情報みたいです。あらすじはどうあれ、秋子さんの家からスタートです。で、何でここにいるのかなど何も知らされず秋子さんの名前すら知らなくて全く状況が掴めない意味が判らん状態から風呂掃除やら庭の草むしりやら庭の柵作りやらを“忘れたの?あなたの仕事でしょ”的な流れでやらされます。主人公の少年もそれを受け入れて仕事を開始。状況が飲み込めないまま話が進んでいくその心境は作中の主人公はもちろん、プレイヤーも同じだと思います。で、その心境が一先ずは重要な部分ですね。何故自分はここでこうしているのか…それを紐解いていくのが、このゲームの醍醐味ですので。秋子さん。ナイスバデーです。翌日、秋子さんが所用で出掛けて代わりに秋子さんの娘・春香と千夏がやって来ます。左が姉の春香。料理上手で動物好きなおっとり娘。右が妹の千夏。不器用だけど元気な子。何気なく始まった姉妹との楽しげな日々。しかし、少年は知らなかった。そこには秘密があったことを。アニメーションで体験する一夏の、……二度とかえらない日々。最後の部分だけは某密林掲載のあらすじと一緒でした。作中では、主人公は妹の千夏に惹かれていくので千夏と一緒のシーンが多いです。比率的には、秋子さん2:春香3:千夏5くらい。なので、千夏と一緒の場面がたくさん。やばいね、千夏かわいいね。妹かわいいね。しかしリアル妹はダメだ。全然ダメだ。他界したと云う彼女らの父親は甘いもの好きでしいたけ嫌いだそうだ。一瞬、私のことだと思ってびっくりした。私も甘いもの好き・しいたけ大嫌いなので。しいたけなんてこの世から消えてしまえばいいいと思うよ。話の内容としてはそんな感じ。このゲームだけでは物語が完結しません。云ってみれば「ご想像にお任せします」的な内容です。まぁそういうの嫌いじゃないですけどね。あとは、話がかなり短いです。5時間掛からないくらいで終わります。しかも一本道です。選択肢はあるけど、どれを選んでもエンディングへ一直線。このゲームの特徴は、何よりもアニメーションですね。全編通してほぼアニメーションで構成されています。一般的な恋愛ADVは静止画+音声なので紙芝居を見ている感じですがこのゲームは動画+音声で構成されている為、さながらアニメを見ている感じです。というかアニメですけど。ここまで来ると恋愛ADVで出した意味が判らないくらいです。OVAとかで発売した方が早いような…システム面は難ありでした。無駄なムービーやカットが多すぎます。しかもスキップが出来ませんのでサクサクプレイ出来ません。あとは、マシンスペックのせいでもあるでしょうけど動作が重いときがあります。シュタゲを思い出す重さでした。音楽は、個人的には可も不可もないけど作品の世界観で考えればかなり良いものだと思います。総評としては、アニメーション・キャラデザは素晴らしいです。シナリオと音楽はそこそこです。もう少しシナリオが長ければなぁ。システムはよくありません。何を求めてこのゲームを手に取るかによって評価が変わりますけどエロゲとして買うなら期待を裏切らないと思います。恋愛ADVゲームとして買うなら後悔するかも。あと、アニメーション凝ってて凄いんだけどシナリオが短いから物足りなさがあります。従って、価格設定がちょっとね。定価10,290は高いです。密林割引でも8900円くらいでした。せめて7,000円台で手に入ればなぁと思いました。それらを加味して、星5つがMAXのところ、星4つを進呈。とにかくアニメーションがやばいです。ご参考までに、こちらPV。こうしてまた妹系(これは姉妹系だけど)エロゲを買ったわけだがリアル妹にこれを察知されると現在の関係がこじれる可能性があるので目立たぬところに保管しておこうと思います。以前、「お兄ちゃんが、すき」というエロ漫画を床に出しっぱなしで出掛けたときは思いだしてからダッシュで帰りましたしね。まぁ杞憂でしょうけどね。妹にとって私は、兄である前にオタクでしかないわけでオタクだったら妹系のものにも手を出すと思うでしょうしね。まぁでも、妹がかわいいのは二次元だからです。リアル妹はとんでもないです。少なくとも私の妹は残念ながらそうです。千夏みたいな妹だったらやばいですね。
2011.05.17
閲覧総数 7261
6

先日プレイを開始した「失われた未来を求めて」ですがプレイし終えました。かなり短かったです。ループに嵌ると長引きそうですが。ちょっとネタバレを含むのでお気をつけを。過去を変えて失われた未来を取り戻す。それがこの作品のテーマだと思いますが…作中でも語られていますが現実を受け入れず、過去を改変しようとする行為は“逃げ”であると云えますね。この作品では、主人公の幼馴染?的立ち位置の、主人公にとって特別な女の子が事故により昏睡してしまいます。で、その現実を受け入れられない主人公とその仲間たちは精神の移植で女の子を蘇らせようとしますが、うまくいきません。で、うまくいかない計画を切り上げ、別の方法を取ります。精神を移植する予定だった素体に意思を与え、技術によって過去へ送り込む。送り込んだ先は、主人公達にとって敵となる因果―女の子が事故に遭遇する時期で、過去へ送り込まれた「ゆい」は、自分の使命―女の子「佐々木佳織」を因果から解き放つべく、奮闘していきます。過去の佳織を助ける⇒佳織が無事な未来が待っているという救済を選んだわけです。果たしてそれが真の意味で救済になるか不明ですが。大切な人が死ぬ、或いは昏睡に陥って目を覚ますことがなくなったなどなど、そんな辛い経験をした人もいると思います。私は幸い、そのような悲しい経験はまだしていませんけどね。で、そういった人達には悲しい思いをして、現実を悲観することはあっても現実逃避をせずに現実を受け入れた人もいます。というか本来はそれが当たり前なんです。起こってしまったことは取り返しがつかないし、どうしようもない。だから受け入れるしかない。でも、過去を改変出来る可能性があったら?それにすがる人もいると思います。この作品は、辛い現実を受け入れられず、すがる思いで可能性にしがみついた話です。甘い考えだとは思いますけど、実際に自分の目の前に過去を改変出来るチャンスがあるとしたら手を出す人は決して少なくはないはず。かなり端折りますが、軽くストーリー説明を。主人公とゆいは、協力して佳織を因果から解き放ちます。しかし、佳織の救済は、ゆいの消滅を意味していました。佳織を助ける為に生まれたゆいですから、佳織が無事なら生まれてくる意味がないからです。ゆいが消滅することを受け入れられない主人公はゆいを過去へ戻します。これは賭けでした。佳織を救っても未来でゆいに出会える世界を求めたわけです。この賭けに出なかった場合、ゆいの消滅と共に主人公の記憶からもゆいの情報が消え、未来ではゆいが生まれないことが確定してしまうので。で、ゆいは主人公によって飛ばされた過去で一人奮闘して佳織を因果から開放することに成功します。失われた未来…佳織を失ってしまう未来を変えたのです。で、これまた因果に従ってゆいは消滅します。ひとつ違ったのは、ゆいがとある端末に自分の記憶データをコピーしていたこと。その端末は、その時代の科学技術では解明できない代物で未来から持ち出されたもの(であると思われる)。ゆいの本体や意思は因果によって消えてしまったが、“記憶の存在”としてその時代に残ったのでした。ゆいの存在と意思が消えた世界。そこでは平穏な日々が過ぎていたけど、主人公やその仲間は「何かが足りない」感覚が拭えない。ゆいが佳織を因果から解き放ったことで、未来は変わった。失われた未来が、新たな現代、そしてこれから始まる未来に統合されていく。過去改変による影響を受けるのは、何も未来だけではない。現代においても例外ではないわけです。「何かが足りない」という感覚…それは、新たに統合された未来にある何かを示す。ある日、突然消えてしまったゆいの記憶。それは、その場にゆいがいないから。ゆいは現代にはいない。この先の未来にも当然いない。しかし、“ゆいがいない未来”が現代に影響を与えた。ゆいは、この世界の未来に存在している―記憶が生を得るまでの過程のひとつ。記憶=例の端末、生を得る=未来にゆいが存在するという確定情報でしょうかね。ゆいが未来に存在する為のターニングポイントが、ここであるというわけ。いつか思い出すことへのひとつの形…どういうことだろう。ここで思い出さなくても、また別の世界で思い出す、ということだろうか。と云うことは、ゆいがいる未来というのはほぼ確定しているということか。あるべき未来…とは、ゆいがいる未来のことですね。で、エンディング後にエピローグで未来の話になり、記憶データをコピーした端末をもとに、ゆいを再生し主人公たちとゆいは再会を果たす、というところで締め括られます。だいぶ端折って走り書きですが、こんなストーリーでした。この作品の世界観は、どうやら並行世界よりもアトラクタフィールドに近いですね。可能性の数だけ世界が存在するのではなく、結末(未来)はひとつしか存在せず、そのひとつの結末に収束していく世界。しかし、作中の言葉を借りるなら「変えられてしまった未来は、一番大きく強い流れに合流する」ので世界線に変動が生じやすい時期、というか行動が存在してそこで運命を選択出来る存在が起こした行動次第で別の世界線への移動が可能になる=未来が変わる という現象が起きるわけか。この作品におけるそれは、佳織を因果から開放することとゆいをはじめ、主人公たちが行動を起こすこと、となるわけ。未来はひとつしかない。可能性の数だけ未来が存在するという並行世界ではなく過程によってひとつの結末に収束する世界である、ということ。別の世界で起こった出来事は、実際に起こったことだがなかったことになる。現在という世界が存在する故に、現在だった世界は消えるのだ。未来が変化しやすい時期にゆいの記憶がおぼろげに蘇り、例の端末の解析に成功する。ゆいの記憶に触れた主人公とその仲間。彼らにとっての“ゆい”という存在の大きさがゆいがいない未来に影響を与え、影響を受けた未来が現代にも影響を与えた。ゆいが生まれない世界は、未来にゆいがいる世界へと改変される。なんかそんな感じですかね。とまぁそんな具合に、なかなか楽しめました。とにかく絵が素敵ですよね。絵だけでかなり高評価です。巷では「絵だけゲー」とか「絵ゲー」とか「画集」とか云われてますけど私的にはかなり楽しめました。マジ絵が素晴らしい。凪沙先輩がエロかわいい。確かに佳織の因果を解き放つ部分や過去へのタイムトラベルなどのSF要素に関しては稚拙な部分がありますけどなんというか、脳内補完?でカバー。ただ、タイムトラベル系はこれの前にシュタゲをプレイしているせいでどうしても薄っぺらさを感じてしまいます。シュタゲがおもしろすぎました。評価は、星5がMAXとすると、星4ってところですかね。とにかく絵は素晴らしい。この作品のムックとか出たら確実に買う。シナリオも決して悪くはなかった。もうちょっと捻りがほしかったけど。もうちょっと尺を伸ばして作り込んでも良かったんじゃないかと思います。失われた未来を求めて OP失われた未来を求めて OP ゆいVer.
2011.01.31
閲覧総数 13543
7
![]()
というわけで、ちょっと間が空いてしまいましたがワルキューレロマンツェを進めていこうと思います。前回は美桜ルートに入ったあたりまでプレイ。今日はその続きから。ベルティーユさんとの一戦を終えより深い絆で繋がった二人は、恋人同士になるのでした。そして互いに思いを打ち明ける。貴弘は、何故騎士をやめてしまったのかを。美桜は、騎士をやっていた貴弘が好きで、またやってほしいと。その後、本格的に騎士としてジョストを始める美桜。経験薄ながらも大会に初参加。苦戦ばかりではありましたが、決勝戦まで勝ち進む!決勝の相手は、大会2連覇中の学内最強騎士・スィーリア。自分の持てる全てで、この最強の相手に挑む!…が、奮戦空しく追いつめられていく美桜。美桜が諦めず闘い続ける中、貴弘が活路を見出します。それは分の悪い賭けでした。貴弘は美桜の実力を信じ、美桜は貴弘の指示を信じ、その一撃を叩き込む―美桜の逆転勝利!実況の東雲さんが仰るとおり、二人の強い想いが勝利を呼び込んだのでしょう。しかし…美桜はいつからこんなに積極的になったのか。美桜のベグライターを務め、美桜との交際を経て再び騎士になる決意をした貴弘はしばしの間、遠くの騎士学校で修行をすることに。そして、大きな大会で優勝して地元へ凱旋。待っていた美桜と永遠を誓って終了。…という感じのお話でした。と思いきや、アフターシナリオがあって最終的にはボテ腹エンドでしたw幸せになって下さい。というわけで、美桜ルートが終わりました。良くも悪くも王道チックな話でした。恐らくアニメは美桜ルート主軸の話になるので一先ず予習はOKだと思います。あとは少しずつ他ヒロインのルートも進めていきます。因みに、アニメは10/7から始まっています。第1話を見た感じでは、なかなか良さそうな感じでした。
2013.10.12
閲覧総数 1823
8

上司に、『最近、よく“爪を剥ぐ”って使うね』と云われたのでその原因を考えてみた。…考えるまでもなくこれが影響してると思う。 ひぐらしのなく頃に解 第2巻より。迷惑をかけた落とし前ということで爪を剥ぐことになった詩音。足の爪が剥がれる経験をしてるので少しはこの苦痛が判る。これはヤバい。もう極道の世界です。因みに詩音さんの実家は暴力団まがいの集団である。なのでこの落とし前のつけ方。私みたいに冗談で言葉に出すような影響の受け方をする人もいれば実際に行動してしまうくらいの影響を受ける人もいる。まぁそれは仕方ない。ひぐらし所持者=犯罪者 の図式という意味ではない。結局のところ、各々の感性の問題である。それと、昨日一緒に宿直をしてた人に云われたのが『まっちょマンさんって、よく“脳を疑う”って使いますよね』ということ。そういえばよく使う。ある種の口癖かも知れない。こちらは何の影響を受けたかは知らない。気付いたら癖でよく使ってしまっている。よく考えてみれば、癖の出自なんて不明なのが当たり前である。今一度考えてみよう。自分の癖、特に口癖を。いつの間に頻繁に使っているあの言葉。そしてその出自は?けっこう判らないものだ。
2008.06.30
閲覧総数 6616


