マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.05.31
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 7つの浜辺がある町を巡って 

 私達が電車を降りたのは多賀城駅。ここは仙石線ですが、JR東北本線には国府多賀城駅があります。こちらは古代の国府がおかれた場所にほど近く、仙石線の多賀城駅付近には、歌枕の「末の松山」や「沖の井」(沖の石)があります。駅前の広場で、宮城UMCのM会長から挨拶。70歳の彼は4月末に「さくら道」270kmを走破した猛者。

 次いで香峰さんのご主人であるDさんからスケジュールやコースの概要、注意点などの説明。その中で本日のコースはU海さんが設定してくれたとの紹介がありました。彼は目下病気療養中の身ですが、コースの途中で姿を見せたことを後日知りました。会えなくてとても残念でしたが、地元の彼が実際に走った中から選んでくれただけに、実に気持ちの良いコースでした。ありがとう、そして早く良くなってねU海さん。

 参加者は3つにグループ分け。A班のリーダーはF田さんとO川さん。B班はM仙人とM井さん、C班はDさんとC葉さんがリーダーで、私は関東からのお客様がほとんどのB班でした。8時過ぎ、A班を先頭にマラニックのスタートです。先ずは駅の前を流れる砂押川に沿って走ります。

 ここは古代から中世にかけては、冠川(現在の七北田川)が流れていたようです。国府多賀城がおかれていた時代は、船が出入りする交通の要衝だったのでしょう。多賀城付近には全国から派遣された大勢の兵士が駐留しており、そのころの遺跡がたくさん地下に眠っています。陸上自衛隊多賀城駐屯地を過ぎて貞山堀を渡り、広大な運動公園の裏道へ。

 この公園内にある縄文時代の貝塚である桝形囲(ますがたかこい)遺跡はじめ、橋本囲遺跡や大代横穴墓群など、付近には縄文から古代にかけての遺跡が点在しています。もちろん裏道を走ったのは今回が初めてで、前方には白い煙を吐く煙突が。M仙人の話によれば、これが新しく移転した仙台火力発電所とのこと。後日地図で確かめたら、仙台市宮城野区の飛び地になっていました。

 公園を抜けると道路の向こう側に何やら看板を発見。近づいて見ると「冷鉱泉跡」の由。既に七ヶ浜町に入ったようです。文字通り湊浜、松ケ浜、菖蒲田浜、花渕浜、吉田浜、代ケ崎浜、東宮浜の7つの浜があり、半島状の突端を一巡するのです。またこの町ではショートコースのトライアスロンも開かれます。湊浜からは県道58号線を外れて集落内の小路へ。



 小さな岬のバンガローが仙台北教会の月見崎キャンプ場で、その向こうのやや大きな岬に見えるのが高山の外国人避暑地。ここは戦前から宣教師達が一夏を過ごした場所です。付近には私学のセミナーハウスもあり、高校時代から大学時代にかけて良く訪ねた懐かしい場所でした。今では「国際村」が開かれています。

 花渕浜の突端、御殿山には小さな花渕灯台があり、付近には鼻節(はなぶし)神社が鎮座しています。きっとこの「はなぶし」が花渕の名の由来でしょう。(「鼻」には岬の突端の意味があります。)陸奥国一宮である塩竃神社には、この鼻節神社から国府多賀城に塩が献上されたと書かれた書状が残されています。古代には付近の浜辺で製塩を行っていたのでしょう。

 昔から漁業で身を立てていた静かな浜辺も、今ではサラリーマンが多くなったのでしょうか。この集落へM仙人の姉上が嫁がれていると聞きました。道理で地理に詳しい訳です。吉田浜からは急な登り坂。かつての火力発電所の大煙突が取り払われています。間もなく最初のASである多聞山。どうやら裏道から登るようです。<続く>


 5月のラン&ウォーク 

ラン回数:12回(うちレース1回、マラニック1回) ラン距離:243km ウォーク回数:毎日 ウォーク距離:174km 年間合計1777km(うちラン1047km) これまでの累計71,811km





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Last updated  2010.05.31 20:29:28 コメント(4) | コメントを書く


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