マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.08.24
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 峠越え(1) 

 川崎町には結構コンビニがあることが分かったが、結局最後まで寄らず終いだった。果たして食料が間に合うかどうかは分からない。8時50分セントメリー・スキー場前を通過。9時10分山形道・笹谷IC入口前を通過し、国道286号線を直進。道路脇に「大型車通行禁止」の看板が乱立。側溝にきれいな水が流れているのを発見。

 さらに登って行くと大量の水が流れている側溝。どうやら笹谷トンネルを掘った際に出た湧水のようだ。汗臭くなったランシャツ、帽子、首に巻いた特殊パルプを流れで洗い、ペットボトル3本に水を補給。萩の花が咲いている下で、暫しの休憩。揚げ煎餅を1枚だけ食べて出発。間もなく川崎町の簡易水道浄水所。やはり町でも湧水を水道源にしてるようだ。

 次に見えたのが「阿古屋の松」への登り口。細く草深い道だった。そして「有耶無耶の関」への山道。ここが本来の笹谷街道。関跡まで6kmの表示だが厳しい山道のようだ。9時33分、山形道の笹谷トンネル前を通過。いよいよここから本格的な山道だ。急に道路が細くなったが、木陰があって涼しいのが嬉しい。それにしてもきれいな道だ。

クール 15分ほど登った時、先ほど休憩した場所にサングラスを忘れたことに気付いた。取りに戻れば往復で30分のロス。諦めて前進することを決断。次に来るのがいつになるか知らないが、縁があれば再び手にする日もあるだろう。

 10時02分、仙人沢入口に到着。ここはどうも登山のルートになっているみたい。神室岳(仙台神室)、山形神室など聞いたことがある山の名が看板にあった。グレープフルーツを半分だけ食べて出発。間もなく山からの湧水あり。どうやら飲み水には苦労せずに済みそう。案外交通量が多いことに驚く。それも宮城、山形ナンバー以外の車が結構多い。危険性は感じず、むしろ退屈しないで済みそう。

 登るに従って、林の間から杉が生えたきれいな三角形の山が見えた。まるで「トンガリ山」だ。後で地図を確認したら、本当に同じ名の山があった。標高は1341m。でも本当にあの山だったのかは不明。標高1356mの仙台神室、1344mの山形神室が見え出す。それらの雄大な山々も蔵王連峰の一角なのだろうか。



 南側の小さな山は標高1393mの前山で、そこから雁戸山(1484m)、名号峰(1490m)を経て蔵王山に続くようだ。かつてM仙人から、それらの山々に走って登ったと聞いたことがあった。さすがはヒマラヤマラソンに挑戦する仙人だ。

 さらに西側には山形盆地が遥かに望める。それらの風景を目の前にしながら腰を下ろし、待望のお握りを食べる。梅干しと海苔と塩味のお握りが美味い。キュウリには味噌をつけて食べる。そして揚げ煎餅を1枚とグレープフルーツが4分の1。それが食べたものの全てだった。

 誰かが車を止めた。どうやら家族で登山に来たようだ。ご主人に有耶無耶の関跡の場所を尋ねた。もう少し下の舗装道路を行けば良いと教えてくれた。お礼を言って峠を下る。一瞬、コンクリートの道が見えた。まさかあそこではあるまい。そう思ってさらに下る。だがどこまで行っても関跡への標識が見えない。どうやら道を間違えてしまったようだ。さて、どうするか。あくまでも空は青く、風が心地良い。<続く>






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Last updated  2010.08.25 04:35:22 コメント(2) | コメントを書く


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