マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.11.04
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カテゴリ: 生活雑記


 この辺りには立派なホテルが多い。そして湖畔には土産物屋の建物がずらり。その建物を通って行くと湖畔に出、遊覧船に乗れる仕組みなのだ。噴火記念館や3Dワールドなどの施設もある。桧原湖周辺では一番の観光地だろう。郵便局などもその雰囲気を壊さぬよう、レトロ調の建物になっている。

 今日のコースで道沿いに桧原湖が見えるのはここだけ。木々の間から見え隠れしていた湖水も、やがて見えなくなった。剣ケ峰の交差点から左折してゴール方向に向かう。この道は一度だけ通ったことがある。確かスカイバレーの白布峠から山形県の白布高湯に出、米沢経由で帰ったバスツアーの時だった。

 あの時はあっと言う間に通り過ぎた道を、今は妻と二人でテクテク歩いている。ここまで来るともう観光地の華やいだ雰囲気はなく、時々道路脇に現れる寂れたペンションや喫茶店などが、わずかにそのことを偲ばせるだけだ。景色は平凡そのもの。安くも無い料金を支払って舗装道路を歩き、セイタカアワダチソウを見に来た訳ではないのだが。まあ、これも運動になって良いと考えよう。

 やがて前方に同じツアー客と思われる人が何人か見え出した。彼らも単独行動で歩いて来た人のようだ。小野川と言う名の小さな川を渡る。きっと桧原湖から小野川湖へ流れ込んでるのだろう。左手には中瀬沼遊歩道への案内板。まだ時間があるので寄ろうかと妻に言うと、クマが出そうなので嫌だとの返事。この辺には出ないと思うのだが、妻の気持ちを尊重しそのまま直進した。

 間もなく「休暇村裏磐梯」の駐車場にバスが停まっているのが見えた。添乗員からはもし集合時間前に着いた場合は休暇村へ入らず、バスの中で待つようにとの指示があった。ガイドさんと一緒のグループはまだ来ていない。その時道路を横断して湖の方に向かう人影。どうやら時間を持て余した客が、散歩に出かけたようだ。私達もその後を追った。

 林の茂みの奥に、小さな湖沼がいくつか点在するようだ。案内図によれば先刻見かけた中瀬沼遊歩道ともつながっているみたい。残り時間を見て周囲700mのレンゲ沼を周回することにした。湿地や小川の上に架けられた木の橋。整備状況はまあまあか。紅葉した木々に枯れた水生植物。どうってことのない風景だが豊かな自然が残されているのは貴重。散歩中の若夫婦とラブラドル犬にも出会った。



 バスの中が急に騒がしくなった。トイレに行くのを我慢してバスで待ってた人達が多かったようだ。それなのに集団の人は、集合場所を守らなかったと言う不満の声だ。さらに不満が高まったのは、彼らが湖畔の遊歩道を通って帰ったと知ってからだ。朝の注意では、ぬかるみが酷いためそこは通らないとの説明があった。その約束を添乗員自身が破ったのだ。<続く>





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Last updated  2010.11.04 15:47:33 コメント(4) | コメントを書く
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